教職開発学校(PDS)

プロフェッショナル・デベロップメント・スクールの略で、「教職開発学校」と訳されることが多い。1986年にアメリカで出されたホームズ・グループの報告書『明日の教師』の中で提唱された学校である。ホームズ・グループは、教師教育の新しい基準の開発とその実現を目的として、全米の主要研究大学の学部長によって1983年に作られた団体である。  

PDSは、教職を真の専門職とするためには、教師に、教職の知識の開発に貢献する機会や知的に成長する機会を与えることが必要であり、また、教師教育の改善には、体系的な知識の確立と反省的実践の継続的開発が必要であるとの認識の下に、教師教育における大学教師、学校教師、学校管理者によるパートナーシップを作り出すことをねらいとして作られた。さらに、PDSは、医学における大学病院のアナロジーとして考えられた臨床的教師教育の場という側面も持つ。  

こうした特色を持つPDSは、1980年代後半から1990年代にかけて全米に普及し、現在、その数は650に達している。しかし、近年、PDSの限界も指摘され始めている。

 

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ