先生には時代の変化に対応する柔軟性を身に付ける必要がある

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時代に合わせて常に知識をアップデート

子どもを取り巻く状況は日々変化しています。

分かりやすいところで言うと、私たちが子どもの頃には携帯電話は存在すらしていませんでした。しかし今では子どもでも携帯電話を持つようになってきました。

そしてその携帯電話は通話だけでなく、情報収集をするための媒体にもなります。

これにより、子どもでも幅広い情報を簡単に手に入れることができ、世界と広く繋がれるようになりました。

一方、あまりにも広い世界とつながっているため、時にトラブルに巻き込まれてしまったというニュースを耳にするようにもなってきました。

トラブルに巻き込まれる可能性があるから携帯電話を禁止にするのか。

それは違うと思います。

時代はどんどん進みます。携帯電話はどんどん当たり前になっていきます。学校に持ってこさせないようにしたところで、学校でのトラブルを防げたとしても家に帰ってからは目が届きません。

であるならば、「時代に対応する知識」を身に付けさせてもらったほうが良いと思うのです。

どんなものでも使い方次第 それを教えるのも教師の役目

例を携帯電話のまま話を続けたいと思います。

先ほどの言ったように、携帯電話は通話機能以外にも外の世界とつながることのできるツールでもあります。

その機能を規制したところで、子どもが大きくなればいずれ使うようになります。

それならば、小さいうちから情報機器の使い方を教えておいた方が良いと思うのです。

また、学校の教員の中には時代の変化に対応するのが苦手な人がいます。携帯電話も使い方が分からないといった人は結構います。

私の考えとしては、子どもや周りの大人が頻繁に使用する技術は先生も率先して使えるようにした方が良いと思うのです。

先生には分からなくても新しい技術に挑戦してもらいたい

たとえば、最近では保護者の携帯電話メールアドレスを学校のメールシステムに登録してもらうようになってきました。

これは、災害の際に保護者に対して一斉メールを送ることで、登校時間をずらしたり休校にしたりなどの連絡をすることができます。

非常に便利なツールであるのですが、大変なのは初めに登録する段階です。

一応、学校側がメールアドレスを登録するシステムの利用方法なるプリントを用意して保護者に渡します。

ところが先生自体がその操作方法が分からないといったことが結構あります。説明が書いてあるプリントを見ても分からないのです。

保護者の中にも登録方法が分からないと学校に連絡が来ることがあります。時には直接出向いてくることもあります。

ところが担任の先生がそう言った知識に疎いと、他の先生に頼るといったことがあります。

また、学校では指導案や何かしらのプリントを作成する際「一太郎」というソフトを昔から多用しています。特に年配の先生は好んで使っているかと思います。

ところが最近ではワードやエクセルを使用する人たちが増えてきました。特に若い先生にとって一太郎というソフトは全く無縁のものであり使い勝手が悪いためです。

先述した通り、年配の先生は一太郎でプリントを作り続けていたため、今からワードやエクセルを使用することに抵抗を感じる人は少なくありません。

ここから発生する問題は、「ワードやエクセルが苦手だから使えるように勉強しよう」ではなく「ワードやエクセルが苦手だから得意な人に任せよう」という人がいることです。

つまり新しい技術に対応することを拒否してしまうのです。

とは言っても、多くのプリント類のデータがワードやエクセルになってきている今、少しずつでも勉強し始める年配の先生もいるのも確かです。

話を戻しますが、先生という職業柄、新しい技術には興味を示していたほうが良いと思います。

それにより、今子どもたちの取り巻く環境を理解できるようになり、そこから技術との上手い付き合い方、回避する方法を伝えられると思うのです。

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