質問
小学校の先生になるためにはどうしたらよいのでしょうか?
回答
小学校の先生になるためには、「教員免許状」を取得する必要があります。これは最低条件です。
教員免許状を取得するためには、決められた科目の単位を大学で修得する必要があります。ちなみに既に大学を卒業してしまっている場合、大学を卒業したということは卒業するために必要な単位を取得したため卒業できたということです。
それは卒業後何年経ったとしても、「単位を持っている」ということになります。
単位の確認が必要
まず自分が、どのような状態なのかを確認する必要があります。つまり教員免許状を取得するために必要な単位をどれだけ持っているのかを確認する必要があります。これは卒業した大学から、成績証明書を取り寄せ、さらに教員免許を取る予定の通信大学で確認してもらうことであと何単位、どの教科の単位を取る必要があるのか分かります。
既に取得している単位も時折認められないことがあります。私の場合も数単位認められませんでした。しかしそういった単位も、通信大学で補うことができます。
通信大学で教員免許を取得するときの入学目安
- 4年制大学卒業者
科目等履修生 - 2年制大学卒業者
3年次編入 - 高校卒業者
通信大学の1年次に入学
たとえばすでに4年制大学を卒業しているのなら、在籍中に多くの単位を修得しているので、その中の単位のいくつかが、教員免許状用の単位として認められます。これを単位互換と言います。わざわざ同じ単位を取り直す必要はありません。とくに一般教養の単位のほとんどは認められます。そのため、教員免許状を取るために要する時間は短くなります。
大学に在籍したことがない方は、1から単位を修得していかなければいけません。なので、1年生として入学することになります。そのため、教員免許状を取るために要する時間は長くなります。
通信大学の場合ですと、「聖徳大学」「玉川大学」「明星大学」「東京未来大学」「佛教大学」など、多くの大学で小学校教員免許状を取得することが出来ます。
4年制大学を卒業している方であれば約2年で取得することが可能です。