「幼稚園」の教員免許が取得できる大学一覧

幼稚園の教員免許状を取得することのできる大学を紹介しています。


一般的に学生は、高校卒業後の進路として「公立大学」「私立大学」へ進学するケースがほとんどです。卒業時に大学卒業資格と教員免許を同時取得します。


「通信大学」は働く社会人(大学卒業者)が教員免許を取得するためだけに利用するケースが多いです。学費が非常に安いです。

幼稚園の教員免許について

記事内に広告が含まれています

幼稚園教諭になるために 幼稚園教諭免許を取得

幼稚園教諭になるためには、文部科学省の認定している教職課程のある短期大学、大学などで所定の単位を修得する必要があります。

つまり大学や短期大学で、幼稚園教諭免許を取得するために必要な単位を修得すればよいのです。

所定の単位を修得し申請を行うことで、幼稚園教諭免許状を取得することができます。

保育士の経験があると、取得する単位数を軽減することができる特例もあります。

幼稚園教諭の教員免許は3種類

幼稚園教諭の普通免許状は、以下の3つの種類に分かれています。

  • 二種免許状・・・短大
  • 一種免許状・・・大学
  • 専修免許状・・・大学院

二種免許状を取得するためには35単位、一種免許状を取得するためには59単位、専修免許状を取得するためには83単位が必要となります。

種類 学位 単位数
二種免許状 (短期大学士) 35
一種免許状 (学士) 59
専修免許状 (修士) 83

参照 教員免許の種類は3種類+3種類

 

免許の種類の違いによる影響

通常、免許状の種類で仕事内容に大きな差が出てくることはありません。

ただしなのですが、免許状の種類によって給与面での違いが出てくる可能性があります。

一般論での話ですが、二種免許状と一種免許状の場合、取得するまでに費やしている時間とお金が異なります。一種免許状を取得している方が2年分の勉強と2年分の学費が多く必要となっています。

そのため、仕事内容が同じだったとしても、上位免許状取得者の方が給与面で優遇されるケースは多いです。

また将来的にの話ですが、もし園長を目指すというのであれば、一種免許状、もしくは専修免許状を持っておいた方がよいでしょう。

将来どうなりたいかが重要 取得する免許の違い

将来的にどのようになりたいのかによって取得する免許状が変わってくるかもしれません。

この辺りの考えは個人差があるかと思います。

少しでも早く幼稚園で働きたい・・・と考えているのなら、二種免許状でもよいかもしれません。

将来的に他の職業にも就く可能性がある・・・と考えているのなら、4年制大学を卒業しておくという考え方もあります。4年制大学卒業となると一種免許状となります。

また徹底的に幼稚園教諭の道を究めたい・・・と考えるのであれば、大学院まで進学し専修免許状の取得を目指してもよいかと思います。

この辺りの考え方は人それぞれです。

焦る必要はない

この後でもお話ししますが、いつでも上位免許を獲得するチャンスはあります。

一度幼稚園で働いてみて、自分に合っていると確信ができたら、上位免許を獲得してもよいかと思います。

免許の種類はグレードアップできる

幼稚園教諭の免許はグレードアップすることができます。

二種免許状は一種免許状に。一種免許状は専修免許状にすることができます。

もし持っている免許を少しでも上位免許にしたいということであれば、大学や大学院、通信大学で必要な単位を修得する必要があります。

働きながら免許状を取得したいと考えるのであれば通信大学がおすすめでしょう。

上位免許の必要性

基本的に、どの免許状であったとしても幼稚園で働くことはできます。

仕事内容に違いはありません。

しかし何かしらの事情で上位免許を持つ必要性があるというのであれば、取得をするのもよいかと思います。

教員免許navi|教員免許を取得し学校の先生に!教員免許の取得方法をわかりやすく解説!

高校生へ

社会人へ

教職員へ

大学関係者様へ