英語の免許状を取得できる通信大学を紹介しています。
英語の教員免許を取得できる大学は全部で9校あります。
英語の教員免許が取れる通信大学
種別 | 地域 | 大学名 |
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1種 | 千葉県 | 聖徳大学 |
東京都 | 明星大学 | |
日本大学 |
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東京福祉大学 | ||
慶應義塾大学 | ||
京都府 | 佛教大学 | |
岡山県 | 環太平洋大学 | |
2種 | 愛知県 | 愛知産業大学短期大学 |
岡山県 | 環太平洋大学 | |
専修 | 東京都 | 武蔵野大学 |
愛知県 | 名古屋学院大学 | |
京都府 | 佛教大学 |
英語の教員免許には「中学」と「高校」の2つの種類があります。
まず2種の免許を取得してから、1種の免許を取得する流れとなります。2種の免許でも教員として働くことは可能です。
専修免許についてですが、すでに英語の教員免許を取得しており、さらに上位の免許を取得する方向けの免許となります。中学校の英語教員として働くのであれば、専修免許までは必要ないです。
必要な学費 通信大学だから学費は安い
英語の教員免許を取得するときの学費ですが、一般的な大学に比べると段違いに低く設定されています。
大まかな数字は「通信大学の学費 学費の安さが通信制大学の魅力」を参照にしてみてください。
このページでは小学校の教員免許を取得するときに必要な学費を紹介していますが、教科が異なっていたとしても、それほど金額に差は出てきません。私の場合は通信大学で小学校の教員免許を取得しましたが、2年半で総額50万円前後だったと記憶しています。
もし正確な数字を知りたい人は、各通信大学から資料を取り寄せて比較してみましょう。
どの通信大学を選んでも同じ英語の免許
どの通信大学を選んでも、取得できる英語教員免許は同じものです。
英語の教員免許を取ることのできる通信大学は複数あります。その中でどの通信大学を選ぶべきなのか悩む人もいるかと思います。しかしそれはだれにもわかりません。
- 全ての通信大学で英語の教員免許を取った人がいないから
- レポートの添削者がずっと同じということはないから
- そもそも何がよいのかは人によって違うから
このようなことがあるため、インターネット上にある口コミも書き込んだ人の英語力のレベルがそれぞれ違うため、参考にはできますが鵜呑みにはしない方がよいでしょう。
知名度の高い通信大学を選ぶのも1つの手
知名度の高い通信大学を選ぶのは1つの選択肢といえます。
通信大学の中で知名度が高い大学は、古い歴史を持っており在籍生徒数も非常に多いです。たとえば明星大学、佛教大学あたりがおススメだと思います。
私は明星大学の通信を利用して小学校の教員免許を取得したのですが、とくに問題はありませんでした。
参照 明星大学
英語の教員免許を取る+教員になるために必要なこと
英語の教員免許を取る、そして英語の教員になるために必要なことを、個人的見解で紹介したいと思います。
まず中学校、高校、どちらの英語教員になりたいと思っているのかにもよります。中学校の英語教員を目指しているのであれば高校入試の英語を9割前後取れるくらいの英語力は必要でしょう。高校の教員を目指すのであれば、大学入試の8割~9割は取れるレベルが欲しいです。
正直な話、そこまでのレベルがない先生もいると思います。とはいえ、現在では英語が得意な子どもが一昔前より多いため(帰国子女、親が英語を使えるなど)、ある程度の英語力がないと、教えているときに悲しくなってくると思います。
また通信教育で英語の教員免許を取るのは、そこまで難しいことではありません。基本はレポート作成とテストにパスすればよいためです。レポートは調べながら作成することができますし、テストはレポートの範囲がテストとなっているため対策することができるためです。
英会話力は高くなくても教員になれる
「英語が話せないけど大丈夫?」
このように思っている人もいるとは思いますが、そこまで高い英会話力は必要ありません。ただし「今のところは」です。
日本の学校で勉強している英語は「受験英語」です。そのため受験英語が解けるレベルの知識があれば問題ありません。
ただし、学校に外国人の先生が来たときには間違いなく頼りにされますので、ある程度話すことができた方が良いでしょう。
また最近では、帰国子女や親が英語を話せる子どもが増えてきています。そのため生徒の方が会話力が上ということはよくある話です。もちろん会話力があるからと言って受験英語で点数が取れるとは限らないのですが、英語の先生にとって生徒の方が能力が高いというのは授業がしにくいかもしれません。
そのようなこともあるため、ある程度の英会話力は身に付けておきたいところです。
最近ではオンライン英会話が数多くあるため、このようなものを利用すると会話力はアップすることでしょう。
英会話力が高いからと先生になれるというわけではない
英語がペラペラに話せたとして教員になれるかというと、そういうことでもありません。もちろん英会話のレベルが十分に高ければ教員採用試験の専門教養は問題ないかとは思うのですが、教職教養で引っかかってしまう可能性があります。
また分かりやすくいうと、私たち日本人は日本語を流ちょうに話すことができます。しかし国語の試験で高い点数が取れるかというと、全員がそうではないと思います。
つまり会話のレベルが高くても、ペーパーテストで必ずしも高得点が取れるとは限らないということです。そのため、英会話が得意な人でも免許を取得する際、そして教員採用試験を受ける際は、しっかりと勉強をした方がよいでしょう。
また、最近では小学校から英語教育が必修となり、以前よりも英語学習に対する熱の入れ方が強くなってきています。そのためこれから指導方針が一番変化をしていく教科だと思いますので、柔軟に対応していきましょう。
どのような英語教師を目指しますか?
英語で重要なこと。それは「単語」です。単語をいかに生徒に覚えさせることができるのか、そして生徒たちが英単語を覚えてくるように仕向けられるのかが先生の腕の見せ所と言ってもよいでしょう。
あくまでも持論ですが、中学英語において英単語を100%覚えていれば、それだけで6割~7割は問題を解くことができることでしょう。つまりそれだけ単語は重要だということです。
しかし非常に地味な作業であり、この作業を苦手とする生徒は少なくありません。そんなとき、教える立場の人間がどのように指導するかによって、生徒の単語習得率は変わってくるものです。
単語だけの話ではありません。文法においても、そしてその他の教科においても、生徒をいかにレベルアップさせる方向へ導くのか。これが教師には必要な要素となることでしょう。
結論としてですが、通信教育で英語の教員免許を取ること自体は、そこまで難しい話ではありません。ただし、英語の教師として学校の教壇に立つということであれば、ある程度の英語力は必要になることでしょう。また英会話力は日常英会話程度は少なくても欲しいところです。
よくある質問
通信大学で英語の教員免許は取れますか?
可能です。既に何かしらの教員免許を持っているのであれば1年前後。何も教員免許を持っていない状態では約2年必要となります。(4年制大学卒業の場合)
英語の教員に英会話力は必要ですか?
基本は受験英語を解くことができるレベルがあればよいと思います。しかし会話力はどんどん必要となってきています。少なからず日常英会話力程度は欲しいところです。
どの通信大学を選んだらよいですか?
これを答えられる人はいないことでしょう。ただしどの通信大学で取得しても同じ英語教員免許です。