「理科」の教員免許が取得できる大学一覧

理科の教員免許状を取得することのできる大学を紹介しています。




理科の教員免許について

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理科の教員免許は「中学」と「高校」で分かれている

理科の教員免許は「中学」と「高校」に分かれています。

そのためもし「中学の理科の先生になりたい」と考えている場合には、「中学の理科の教員免許」を取得する必要があります。

高校についても同じです。

高校の免許を持っているから中学校で教えられるということはありません。その逆も同じです。

理科の教員免許の種類

理科の教員免許は3種類に分かれています。

  • 普通免許状
  • 特別免許状
  • 臨時免許状

まずこの中で一般的な免許状は「普通免許状」です。大学を卒業したら受け取れる免許状と考えてもらってよいでしょう。

次にこの普通免許状も3つの種類に分かれています。

  • 二種免許状・・・短大
  • 一種免許状・・・大学
  • 専修免許状・・・大学院

参照 教員免許の種類は3種類+3種類

 

一般的な免許は「普通免許状(一種)」

教育現場で働く多くの先生が持っているのが「普通免許状(一種)」となります。

そのためこれから大学に進学し、理科の教員免許を取得しようと考えているのであれば「理科(中学) 普通免許状(一種)」「理科(高校) 普通免許状(一種)」のどちらかを取得すればよいということになります。

専修免許状は上位免許状であるため、一種免許状を取得してから取得することが可能となります。

教員免許の種類は3種類+3種類 普通免許状を取得すればよい
教員免許を持つことで教員として働くスタートラインに立つことができます。 そして教員免許は4つの方法で取得することができます。 ただし教員免許といっても3種類に分かれています。その中で「普通免許状」が一般的な免許といえます。 教員免許状には3...

一種と専修免許状のみ

理科の教員免許には「一種」と「専修」しかありません。

他の教員免許の場合、「一種」と「専修」以外に「二種」がありますが、理科の場合は異なります。

中学と高校を一緒に取得することも可能

教職課程を設置している大学の多くで、中学と高校の理科の教員免許を一緒に取得することが可能となります。

そのためおススメとしては、可能であれば両方の免許状を取得したほうがよいと思います。

将来理科の教員を目指すなら両方取得が良い

将来、理科の教員として学校で働きたいと考えているのなら、中学と高校の免許を両方取得したほうがよいと思います。

そのほうが採用される可能性を高められるといったメリットと、知識を広めることができ指導に役立つためです。

教員になるためには採用試験に合格する必要があります。採用試験は各都道府県であったり、政令指定都市で毎年開催されています。

そして複数の場所で受験をすることができます。

採用試験は場所や受験科目にもよりますが比較的倍率が高いです。なるべく合格率を高くしようとして、複数の箇所で受験をする人もいます。

要するに、中学と高校の免許を持っていることで選択の幅が広がるのです。

採用されることが大事

将来の希望として「中学校で理科の先生として働きたい」と思っていたとしましょう。

その場合、中学校教諭一種免許状(理科)のみを取得する・・・とは考えないほうがよいでしょう。可能ならば高等学校教諭一種免許状(理科)まで取っておいた方がよいです。

というのも、中学の採用試験に合格せずに高校の受験に合格するケースもあるためです。

まずは採用されることが大事です。採用されれば教員として働くことができ、経験を積むことができます。

そしてその経験は、もし再び採用試験を受験する場合にはプラスに働くためです。

受験を繰り返す先生はいる

先生として働きながら、他の教科の先生になることを目指す人は意外と多いです。

たとえば小学校で働きながら、中学や高校の採用試験に挑戦する先生がいるのです。

つまり教員として働きながら、教員採用試験を受験することは可能なのです。

私立採用の可能性も

私立の学校の場合には、公立高校とは異なる独自の採用試験が行われています。

公立学校の場合、採用されれば地方公務員となります。一方、私立の学校に採用されればその学校の職員(社員)ということになります。つまり会社の社員のようなものです。

会社にとってみると使い勝手の良い人材の方を積極的に採用します。よって理科の教員免許であれば、中学の免許しか持っていない人材よりも、高校の免許も持っている人材を確保したくなるものです。

理科の教員免許が取得できる大学は少ない

理科の教員免許を取得できる大学は、他の科目と比べると少ないです。

その理由としては、免許状の種類が一種と専修しかないからかもしれません。そして通信大学の場合でも、理科の教員免許が取得できるのはほんの一部です。

そのため、これから大学を目指す学生であれば、理科の教員免許を取得できる教職課程ある大学の受験を考えたほうがよいでしょう。

すでに大学を卒業している人であれば、理科の教員免許を取得できる通信大学か、大学院の選択をしたほうがよいかもしれません。

通信大学では2校しかない

通信大学で理科の教員免許を取得する場合、選択肢は限られてしまいます。

まず理科の教員免許に関わる単位を取得できる通信大学が、明星大学と倉敷芸術科学大学(大学院)しかありません。

明星大学では理科の教員免許(一種)を取得することができます。そして倉敷芸術科学大学大学院では、理科の教員免許(専修)を取得することができます。

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