通信教育に関するQ&A
「教えて!goo」を見ていたら学校、教員に関わるQ&Aの一覧があり、様々な質問とそれに対する回答がありました。
ここでは、当サイトの管理人だったらこのように回答するといった内容を紹介しています。
教員免許ですが、まず何の教科の教員になりたいのかを決めます。次に、その教科の教員免許が取れる大学に進学します。
そして大学在学中に教員免許を取得します。
例えば社会人になってから教員免許を取る場合には、教員免許が取得できる大学に入学するか、もしくは教員免許の取得できる通信大学に入学します。
この際、すでにどこかの大学を卒業している場合には、大きく単位が認められ、3年次に編入し、教員免許に必要な単位だけを取得するといった方法が一般的です。
ただ、教師も人間ですので「どこの大学出たの?」と聞いてくる人もいるかもしれません。
そして、学歴によりどうなるといったことはありません。これは採用試験においても同じことが言えます。
ただし、これは公立の学校の場合です。
私立の場合、採用基準がそれぞれの学校が決めます。そのため、学歴を重視する学校もあるかとは思います。
とは言っても、受験する年にもよりますが、例えば東京都の場合は約4倍~約7倍ほどです。
まず何より、大学入試を問題なく解けるだけ、そして高得点を出す能力は持っていたほうが良いでしょう。そうでなければ大学受験を目指す生徒に対し、満足に授業を行うことができません。
基本的に「土日祝日は休み」となります。
高校教員の場合、担当する授業によっては空き時間もできてきますので、授業の時間数で言ったら一番少ないかもしれません。
しかしこれは学校によっても異なってくるため、絶対とは言えません。
また、小学校の場合、毎日のクラブ活動はありませんが、高校の場合、部活の顧問になる可能性があります。
すると一気に労働時間は増えてしまいます。
労働時間で言うと一番大変なのは「中学校教員」でしょう。特に「部活動の顧問」になるケースがほとんどですので、その時間は雑用を行うことが難しいです。
また、土日祝日も部活動は一般的にはありますので、かなりのハードワークとされています。
もし現在社会人だとしたら、目的の教員免許を取得することができる大学や通信大学の資料を取り寄せ、情報を集め、大学に入学する準備を整えましょう。
通信大学の場合、基本的にはいつでも入学することができるため、本気で教師を目指すのであれば、すぐに入学願書を提出するなど、動き出した方が良いでしょう。
さらには部活動の顧問であるかどうかで大きく左右されます。
例えば「小学校教員」の場合、必要最低限の日数勤務すると考えると、年間休日は130日~140日前後は確保できると思います。
ただし、多くの先生は休日出勤したり研修に参加したりしてもっと休日数で言えば少ないですが、休もうと思えば休めます。
ただし先ほども言ったように、例えば中学校の先生であり、部活動の顧問をしている場合、そしてその部活の熱心度、レベルによっても左右されますが、かなり休日は少ないと考えられます。
これを何年も連続で受験し、その結果、教師の道を諦める人もいます。
ただし、「正規、非正規関係なく教師になりたい」という場合においては、教師になれないということは通常ありません。なぜなら、講師として働くことが可能だからです。
例えば小学校の場合。講師でも担任を持つことができます。講師になるためには、各市町村の教育委員会に登録しに行き、人材が不足しているときには声がかかります。
しかしこれも例外があります。
例えば過去に講師をしていて、そこでの勤務態度や評判が悪かったりすると、いくら人材不足であっても声がかからないこともあるようです。
これを基に学校が運営されていきます。
そのため、教育実習の日程もこの中に組み込まれます。ということもあり、まず教育実習自体、行きたいと思ってもすぐに行けるものではなく、半年、もしくは1年前レベルで実習先に連絡を入れ受け入れの許可をもらう必要があります。
そのため、余程の事情がない限り実習期間変更の要望を学校側に出したとしても、変更してくれる可能性はかなり低いと思います。また、そういった先生を受け入れてくれなくなる可能性もあります。
厳しい言い方をすると、学校側からすると実習生は受け入れたくありません。余計な仕事が増えるためです。特に担当する先生の仕事は増えます。また、受け入れたとしてもその後先生になる人はわずかです。
なので、余程の理由がない限り実習日の変更はしない方が良いでしょう。そういったことに関しては学校という場所は非常に厳しい判断を下します。
教員免許を取得すること自体はそれほど難しいことではありません。
例えば、大学在学中に教員免許を取得するのであれば、教員免許を取得しない学生のプラスαで授業に出席する感じです。授業のほかにも教育実習や介護実習に参加する必要があります。
ただしこれが大変なのかというとそんなことはありません。
また、通信大学で教員免許を取る場合においても、教員免許に必要な単位を取得することになります。通信大学に通うということは多くの場合、何かしらの仕事をしていることが多いですので、仕事をしながらの勉強は多少なりとも大変と言えましょう。
しかし、大学在学中も通信大学の場合においても、免許を取るということは決して簡単なことではありません。とはいっても医師免許や弁護士資格などと比べると全然楽な部類には入ってくることでしょう。
例えば学校図書館司書教諭の免許を持っている先生の話です。司書教諭は学校の先生以外でお願いすることがあるのですが、その先生が免許を持っていたばかりに、担当させられることになってしまったそうです。
これにより、通常業務にプラスして仕事が増えてしまい大変な思いをしたことがあるそうです。
その他、資格ではなく技術として身に付けていたほうが良いものはあります。
小学校の先生の場合ですが、「書道」と「ピアノ」はある程度技術を持っていたほうが良いでしょう。
「数学の免許の取れる4年制大学に入学すること」。もしくは「数学の免許の取れる通信大学に入学すること」です。
どちらで取得しても同じ数学の教員免許です。
既に大学を卒業したことのある人は、基本的には「数学の教員免許に必要な単位のみ」を通信大学で取得すればOKです。
ただし、講師の場合は一定年数勤務すると昇給しなくなってしまいます。
そのため、数年程度であれば問題はありませんが、もし結婚をし、子供が大きくなったとしたら生活は大変になってくることと思います。なのでその間に、教員採用試験に合格するようにしたり、もしくは他の職業に就くなりと考えた方が良いでしょう。
分かりやすく言うと、小学校の教員免許専用の単位を取得し教育委員会から免許状を発行してもらう必要があります。
つまり、小学校の教員免許の単位を取得する必要があります。
ただし、教員採用試験には年齢制限が設けられているところがあるので、そのあたりを注意したほうが良いでしょう。
また、講師経験が教員採用試験に影響を与えるという噂(講師経験者は勤めている学校の学校長から推薦文をもらい提出することができる場合もある)もありますので、採用試験に合格するまで講師として勤務するのも良いでしょう。
ただし、教師をしながらの採用試験の勉強はかなり大変とされています。日常業務をこなしてからの勉強となるため、勉強時間を大量に確保することがなかなか困難です。
また講師時代に周りの同僚にあまりにも悪い印象を与えてしまうと、それが採用試験に悪い意味で影響するという噂もあるので注意が必要です。