通信大学の勉強の基本はレポート作成となります。
ここでは私が明星大学で教員免許を取得するために作成した各教科のレポートの内容や詳細を紹介しています。
レポート自体は掲載することは出来ませんが、ある程度の参考にはなると思います。これからレポートを作成される方は1度目を通してみるとよいでしょう。
レポート作成一覧
ここからは通信大学で小学校教員免許を取得した私が実際に勉強し作成したレポートについて触れています。
初等教育実習 | 教育課程論 | 教育相談研究 | 生徒指導 |
教育方法学 | 特別活動研究 | 道徳教育研究 | 初等生活科教育法 |
初等社会科教育法 | 初等体育科教育法 | 初等理科教育法Ⅰ・Ⅱ | 初等音楽科教育法 |
初等図画工作科教育法 | 児童心理学 | 総合演習 | 初等教育原理Ⅰ・Ⅱ |
教師論 | 体育科教育Ⅰ | 図画工作科教育Ⅰ | 音楽科教育Ⅰ |
■感想 教科書をよく読むだけで、ある程度レポートを制作することができます。しかし、自分の意見を入れることを忘れないようにしましょう。 自分が教育実習に行ったときにどのような態度で臨み、どのようなことを学びたいかを初めに良く考えてからレポートを制作するとやりやすいと思います。 教育実習で感じたこと、思ったことなど、自分の言葉にして表現することが大切です。 ■過去の科目終了試験問題 教育実習がテストの代わりとなります。 学習を進める上で中心となるもののため、しっかり理解しておくべきでしょう。しかし、教科書を読んでいればまず引っかかることはないと思います。 感想 過去の科目終了試験問題 ただし、教科書の内容をまとめるだけでは勿論レポートとしては不十分ですし、自分の意見を書くだけではレポートとならないため、そのバランスを考えて制作しましょう。 ■感想 教科書をよく読み取り掛かればそこまで難しい教科ではないと思います。 生徒の精神面から発生する登校拒否や無気力といった、学校を拒否する生徒のことを思いながら、自分がその立場になったらどうなのだろう?と感じながらレポートを制作するとやりやすいかもしれません。 生徒の精神は非常に脆いものです。しかし、どのようなタイプの生徒が存在してどのような症状に悩んでいるのかを理解することは非常に大切なことです。 これは自分が担任になったとき痛烈に感じることでしょう。そのときのためにもしっかり教科書を読み、自分なりの対処法を身につけておいたほうがよいかもしれません。 ■過去の科目終了試験問題 ■感想 人として、そして教師としての常識が求められると思います。教科書に書かれている内容をまとめるだけではレポートを制作できないでしょう。 つまり、自分の生徒に対する思い(生徒指導の方法)を書くように心掛けましょう。 最近は一昔前と違って子どもの犯罪が横行するようになってしまいました。これは生徒を育てる教育者と保護者の教育不足が招いていることだと思います。 ですから、自分ならどんな生徒指導ができるのかを熱く語るのも一つの方法だと思います。 ■過去の科目終了試験問題 ただし、教科書の内容をまとめるだけでは勿論レポートとしては不十分ですし、自分の意見を書くだけではレポートとならないため、そのバランスを考えて制作しましょう。 ■感想 科目終了試験がものすごく難しいと思います。そのためレポートがたとえ簡単に合格できたとしてもかなり気合を入れて勉強したほうがよいと思います。 実は勉強をあまりしていなかったというのもあり、私は何度か試験に落ちてしまいました。そのためスクーリングに行って、この教科を取得しました。 スクーリングではとても簡単に取得できました。ですから私のように取得に苦労されている方がいましたら、最後の手としてスクーリングをオススメします。 抑えておきたいところは、特別活動の種類、性質、留意点でしょう。科目終了試験は、私のときの場合ですが毎回同じような内容でした。 ■過去の科目終了試験問題 ただし、教科書の内容をまとめるだけでは勿論レポートとしては不十分ですし、自分の意見を書くだけではレポートとならないため、そのバランスを考えて制作しましょう。 ■感想 実は勉強をあまりしていなかったというのもあり、私は何度か試験に落ちてしまいました。そのためスクーリングに行って、この教科を取得しました。 スクーリングではとても簡単に取得できました。ですから私のように取得に苦労されている方がいましたら、最後の手としてスクーリングをオススメします。 抑えておきたいところは、特別活動の種類、性質、留意点でしょう。 科目終了試験は、私のときの場合ですが毎回同じような内容でした。 ■過去の科目終了試験問題 道徳とは人としての常識にあたるものであり、課題に沿って自分の常識にあてはめてレポートを作成したほうがよいでしょう。 ■感想 問題内容としては、そこまで難しくはないと思います。自分の意見を結構入れました。勿論課題内容に沿ったものです。やはり自分の意見をしっかり記述できないと教師としての資質の部分ではじかれてしまうかもしれません。 道徳は、人としての常識のに近いものがあります。多くの文献を客観的に取り入れて、課題に取り組んでください。 ■過去の科目終了試験問題 ■感想 自分の意見をしっかり持って取り組んだほうがよいのではないでしょうか。 理由としては、生活科は学校のみの授業だけでなく、課外活動も含まれます。つまり地域住民と関わってきます。通信教育を受けている時点では私達は学校関係者ではなく地域住民です。 現在の立場からの学校への思いや、感想、子ども達が何について学んで欲しいか等を自分の意見としてレポートに盛り込むのも一つの方法かもしれません。 ■過去の科目終了試験問題 まず教科書をよく読むことが大切です。レポート作成のポイントがある程度指定されているので、そこをしっかり読んでいればすんなりできる教科です。 ■感想 レポートが4つと妥当なのですが、文字制限に悩まされた科目です。大事な点が多すぎてどこをどこまで書いてよいのか分らなくなってしまいました。 ■過去の科目終了試験問題 たとえば、器械体操の授業をする際にどんな目的を持って授業を行うのか。どのような効果があるのか。全員に対して同じ指導をしたほうがよいのか。 もしくは、違った指導方法をとったほうがよいのか。最後にそこからどのような結果が予想され、期待できるのか。といった感じで詳細にレポートにまとめたほうがよいと思います。 ■感想 とても難しい教科だと思います。教科書よりも、指導要領を見たほうが参考になると思います。 ■過去の科目終了試験問題 そのためスクーリングでこの教科を受講する人は沢山います。レポート制作の際には、教科書に記述されている参考資料を図書館等で探して取り組むことをオススメします。 単位が4単位ということもあり、レポートの数は8つになります。 ■感想 とても難しい教科です。独力でも可能かもしれませんが、意味不明な言葉が多く理解しにくいです。またレポートを8つも制作しなければいけなく、さらに課題は教科書の全範囲から出されます。 はっきり言って難しすぎです。スクーリングで受講しましたが、それでも理解を仕切れませんでした。 ただしスクーリングではテストは簡単なので(ほぼ持ち込み可)、スクーリングでテストを終了することを強くお勧めます。 音楽教科も例外ではありません。そのため各時代の学習指導要領を見ておいたほうがよいでしょう。 また、どのような点で変化があったのか、改訂されたのかを理解しておくことが大切です。 また、学習指導案を作成する課題が出る可能性があります。まずは例を見てみましょう。 その後色々なバージョンの指導案を集め、総合的に自分で解釈することが必要だと思います。自分で作成するときには、自分のオリジナルの考えを盛り込むのもよいと思います。 ■感想 そこまで難しい教科ではありません。しかし、学習指導案を制作することは慣れていない人だと苦戦する可能性もあります。 なるべく多くの参考資料を集め見て、指導案を制作するためにはどのようなことが大切なのかを理解することが作成への近道でしょう。 また、どうしても分らない場合は近隣の学校へ行き、音楽の先生に指導をしてもらうのもよいかもしれません。 ■過去の科目終了試験問題 レポートの課題内容は、「大意要約せよ」というものが多いため、よく教科書を読んでさえいれば無難にレポートを作成できると思います。 ■感想 比較的学習しやすい教科だと思います。 私の場合、スクーリングのときに空き時間があり、この教科を空き時間で受講しました。スクーリングの最後のテストも持ち込み出来たので、しっかりノートさえ取っておけば問題はないはずです。 スクーリングを受講しないでやる人は、図画工作に使う用具の名前を覚えておいたほうがよいでしょう。多くの道具や技法を使う教科のため、やはりスクーリングを受けていたほうがよいと思われます。 ■過去の科目終了試験問題 とくに横断的方法・発達的方法や児童の発達段階を理解しなければいけません。 つまり児童の成長過程の中で、心身ともにどのような影響が児童に与えるのかを十分に理解したほうがよいでしょう。 ■感想 そのためこの科目はスクーリングを受けました。しかし、スクーリングでも理解することは非常に困難でした。 分らないことがあったらスクーリングのときに先生に何でも質問したほうがよいと思います。 ■過去の科目終了試験問題 私は夏スクーリングで受講しました。期間は、月曜日から土曜日までの6日間。かなり多くの人が集まるため、約30人で一つのクラスに分かれて行われます。 そしてそのクラスによって授業の内容・スタイルが異なります。 ※現在は総合演習ではなく教職実践演習と名称を変えているようです。 ■感想 私のクラスは各教科別にグループで分かれて、模擬授業を行いました。それぞれのグループが授業計画を練り、最後の授業のときに実際に授業を行いました。非常に楽しかったです。詳しくは以下に掲載。 ⇒通信大学の教職実践演習 グループに分かれ模擬授業やロールプレイング 同じ目的を持った人が集まり、コミュニケーションをとりながら進める教科なので、色々情報交換をすることも可能です。 ■過去の科目終了試験問題 テストはありますが、それほど心配する内容ではありませんので心配しないでください。 総合演習の最後の時間、もしくはその前の時間にテストを行います。各クラスごとにテスト内容が異なるようです。ですが、しっかり授業に出てさえすれば何も問題はありません。 ただし教師論や教育課程論あたりと通ずるところがあるため、それらと同時期に勉強するとよいかもしれません。 ■感想 とても難しい教科だと思いました。そのため1人で勉強するのには自分としては限界を感じました。 その上、レポートを8つ作成しなければならなかったため、理解をしっかりとする上でもスクーリングに参加しました。 スクーリングに参加したのですが、それでも理解がなかなか追いつかなかったと記憶しています。 ■過去の科目終了試験問題 教員の歴史について学んだりする教科です。また教師とは何が求められ、子どもに対する愛が必要であるということを理解しレポートを作成する必要があります。 ■感想 通信教育をしてまで教員になりたい人は、すごい子どもに対する愛を持っていると思います。そんな人ならば苦労する教科ではありません。常識が問われるでしょう。勿論指示された内容をしっかり把握しレポートにまとめる必要があります。 また何かと他の教科のレポートをするにしても、教師論で学んだことが役に立つので、とくに力を入れて取り組むことをオススメします。 ■過去の科目終了試験問題 また、様々な器具を使って行う授業なので、その器具についても多少の知識を持っていたほうがよいと思います。論述内容としては体育教科の指導形態や、評価方法の観点をおさえておくほうがよいでしょう。 ■感想 そんなに苦労はしませんでした。指示されている所をしっかり読んで理解すればそこまで難しくはありません。 ■過去の科目終了試験問題 自分の意見を書くことが多くなるため、教科書は一通り読んでおき、図画工作科教育について知識を高めておく必要があります。 ■感想 教科書を一通り読んでおけばそこまで難しいということはありません。何か物を制作しなければいけないということではないので、取り組みやすい教科です。 ■過去の科目終了試験問題 ※ 私はスクーリングで受講しました。総合演習がスクーリング必修だったので、ついでに受講したのです。やはり、同じように考えている人は多く教室はいっぱいでした。 全く音楽経験のない人は、専門的な知識を持った人に聞きに行くのが一番早いと思います。 そして科目終了試験があるため、しっかりと基本的な部分は理解し覚える必要があると思います。 ■感想 私にとってはとても難しい教科でした。 私はピアノを小さい頃から弾いていましたが、この科目には苦労しました。音楽を専攻している知り合いに教わりながらやりましたが、その人でも「難しすぎる・・・」というほどでした。 テストを受ける際には、とくに「~長調、~短調」や「音階の詳細な読み方」等、さまざまなことまで理解していないと解けないと思います。 あと苦労したのは日本語の音階です。覚えておいたほうがよいでしょう。 ■過去の科目終了試験問題
4単位のためレポートを7つもしなければいけないのはかなり大変な作業です。しかし、比較的取り組みやすい教科といえます。指示された項目をしっかり読んでいればできるでしょう。
1)基本的生活習慣の指導について
2)非社会的な児童・生徒の指導について
3)反社会的な児童・生徒の指導について
4)学習困難な児童・生徒の指導について
科目終了試験がものすごく難しいと思います。そのためレポートがたとえ簡単に合格できたとしてもかなり気合を入れて勉強したほうがよいと思います。
とても難しい教科です。
以上紹介したのは、明星大学で小学校教員免許を取得する際に作成したレポートとなります。他の教員免許を取得する際には、共通する科目もあるかもしれませんが異なった科目を勉強することになるかと思います。
レポート作成は通信大学での勉強の基本 計画的にレポート作成を進める
レポート作成は通信大学で勉強を行う上では基本となります。
大量の教科書とレポート用紙が送られてくる
通信大学に入学すると、大学側から大量の教科書が送られてきます。そしてその他に、空白のレポート用紙と課題集が入っています。
取得を希望する免許や資格により、どの教科の単位を取得するのかが異なってきます。そのため、自分の希望する免許や資格を取得するためには、どの教科の単位を取らなければならないのかを始めにピックアップします。
その後、単位取得に向けた勉強の開始となります。
私の通っていた明星大学の場合、教科によって異なりますが、1教科の単位が2単位、もしくは4単位でした。その2単位や4単位を取得するために必要となるレポートが3~8個となります。レポートの数にかなり開きがあります。
つまり1つの科目の単位を取得するためには、複数のレポートを作成し合格する必要があるということです。これにさらに試験合格も必要となります。
参照 通信大学の科目認定方法
1つのレポートは約2000文字前後
1つのレポートは約2000文字前後書く必要があります。
つまり原稿用紙でいうところの5枚分に相当します。文章を書き慣れていない人であれば、初めのうちは苦労するかもしれません。
これは慣れるしかありません。レポートを書かずして通信大学での勉強は始まらないためです。初めのうちはこれだけの文章量を書くこと自体が苦痛になるかもしれません。しかし慣れとは怖いものでいつしかそれなりに書けるようになるものです。
下書きをパソコンに入力 それを手書きでレポート用紙へ
私の場合は下書きはパソコンに入力していました。
文字数制限があるのですが、パソコンに入力すれば文字数もすぐに把握することができます。そして完成した文章を、レポート用紙に手書きで書きこんでいきました。
後になって思うことですが、教育現場では何かとつけて書類を作成することになります。そのほとんどはパソコンで作成することになります。つまりタイプ打ちが得意であった方が仕事がはかどるのです。
私のタイプスピードはレポート作成経験のおかげか、周りの先生方と比べてもかなり早かったです。
※目安としてですが、2020年の段階ではパソコンで文章作成する際には約4000文字くらいであれば1時間以内で書くことができるようになりました。
レポートは手書き 最近ではタイプも可
レポートは手書きです。それもボールペンか万年筆を利用して書かなければなりません。
文字を書き間違えてしまったら修正ペンを使えば問題ありません。ただし文字数があまりにも足りないと提出資格を満たしませんし、長すぎると中途半端な文章となってしまいます。
そのため、あらかじめパソコンで文章を打ち、文字数をカウントしておくとよいでしょう。
追記 2019年7月
最近の通信大学ではレポートの作成を「ワープロ打ち可」としているところがあるようです。これによりかなり楽になったかと思います。