通信教育で先生になるって?通信大学で先生の免許を取ることができる

通信教育で先生になるって?通信大学で先生の免許を取ることができる 通信教育で教員免許を取得 通信大学で人生を変えられる

まず結論から言いますと、通信教育を利用することで、教員免許や資格を取得することができます。実際に私自身も、通信大学で小学校の教員免許を取得しました。

ここでいう「通信教育」とは、「通信制の大学で勉強をすること」のことを言います。通信制の大学というのは一般的な大学と同じです。通信教育制度を導入している大学を通信大学といったり通信制大学と言ったりします。

まずこれを前提としてください。

通信大学で免許取得に必要な単位を取得していく

日本には通信大学が複数あり、そこで様々な教員免許や資格を取得するための勉強をすることができます。単位を取得することができれば、教員免許や資格をもらうことができます。

単位の取得の方法としては、科目ごとのレポートを作成し、大学に送ります。さらに科目ごとの試験を受けます。レポートと試験の両方に合格することで、その科目の単位を取得することができます。これを繰り返していくのです。

社会人になってから教員免許を取ることができないと思っている人もいるようですが、そのようなことはありません。いつでも教員免許を取るチャンスはあるのです。

通信教育とは通信制の大学で勉強すること

「通信教育」とは一般によく知られた言葉です。知られた言葉ではあるものの、その内容を詳細に知る機会はあまりありません。

「通信」といえば、通信教育と通信講座の2つをよく耳にするかと思います。しかしこの2つは全く違ったものといえます。

ここでいう「通信教育」とは「通信大学」のことです。

通信大学で通信教育が始まったのは1947年のことです。年々受講者数は増加しています。人気の秘密は仕事をしながら自分のペースで勉強が出来るということです。年齢層も幅広く社会人・主婦・その他、定年退職をした人などから支持されています。

通信教育は学校教育法(第54条の二および第69条の二)に定められた正規の高等教育課程です。文部科学省の認可した大学・短期大学にのみ設置されています。

つまり普通の大学と変わりありません。ほとんどの通信大学はメインキャンパスを設置しています。そして昼間の間は普通に学生が通い授業を受けています。

取得できる免許や資格は同じもの

「通信大学の通信教育で取得した免許や資格は、一般の大学で取得したものと一緒?」

よくこのような質問を受けますが全く同じものです。さらに優劣はありません。

たとえばこれにより教員採用試験の合否に影響が出るかというとそういったこともありません。これは実際に試験管をしていた先生に聞きました。

さらに教育現場では、通信教育で教員免許を取得した先生が何人も働いていますし、中には学年主任を務めている先生もいます。

取得できる教員免許一覧

通信大学ではさまざまな教員免許や資格を取ることができます。たとえば以下の教員免許を取得することが可能です。

 

見てわかる通り、ほぼすべての教員免許を取ることが可能となっています。

通信教育の勉強は自宅で学習が基本 単位を取得していくことが大事

単位習得方法としては、配布されたテキストに沿って自宅で学習をします。各教科ごとに課題があり、課題に沿ってレポートを作成し、郵送で提出します。その後テストを受け、合格すると単位習得となります。

利点としては自分の好きな時間に学習できることでしょう。

大学卒業資格も取ることができる

一般的な4年制大学を卒業すると「学士」、そして短期大学を卒業すると「短期大学士(過去の准学士)」を取得することができます。

俗にいう「大卒資格」というものです。

参照 大卒資格の取れる通信大学

 

これも通信大学で取得することができます。もっと言うと通信大学の中には大学院もあります。そのため「修士」も取ることが可能となっています。

通信大学の弱点 対面授業ではないため難しさもある

良い点が多い通信教育ですが、欠点もあります。

通信大学の2つの弱点

  • 対面授業でないため分らない点をすぐに先生に聞くことができない。
  • 人で学習をし続けるため強い意志がないと続かない。

自分で問題解決をしていく必要がある

小学校や中学校に通っていた時には、先生が授業をしてくれました。分からないことはすぐに先生に聞くことができました。

ところが通信大学はそうではありません。送られてくる教科書を読み、さらに参考となる本を図書館などで見つけて読み、そこから理解したことをレポート用紙にまとめ大学に送ります。それを繰り返していきます。

そのため分からないことをリアルタイムで解決することができないことが欠点に挙げられます。基本的に自分で解決していかなければなりません。

自己管理をしなければならない

また基本的には一人で勉強をしていきます。自分自身をしっかりと管理できる人でないと、途中で投げ出してしまいやすいかもしれません。

「通信大学の卒業率はあまり高くない」という話を耳にすることもありますが、これは内容が難しいというよりも、自分自身をしっかり管理できなくて続けていけない人が多いのではないかと思うのです。

またモチベーションを保ち続けるというのも、難しさの1つです。普通に学校に通っていれば周りに生徒がいます。同じような行動をしていればついていけたことでしょう。しかし通信大学の場合は、自分一人で勉強をし続けることになります。周りに誰かいるわけではありません。

そのためいつしかやる気が無くなってしまうということも・・・。このようなこともあり、モチベーションの維持が大変かもしれません。

ただし「スクーリング」を利用すると、夏休みや冬休み、週末などに大学に行き授業を受けることができます。つまり通常の大学生と同じように「対面授業」を受けることができるのです。その際には、他の通信大学性が集まってきます。ここで情報交換をすることもできますし、何より他にも自分と同じ境遇の人間がいるということが認識でき、モチベーションを保つことができます。

E-ラーニングの導入が増加

最近の通信大学では「e-ラーニング」が導入が広まってきました。E-ラーニングとはインターネットを利用して学習することです。

例えばこのサイト内でも紹介している「東京未来大学」では、全てとは言いませんが、一部試験もパソコンから行うことができます。質問を行うこともできますし、専用の掲示板が用意されていて、情報交換もできます。

さらに成績確認もできます。また一部ではありますが、パソコンからスクーリングを受講することもできます。

このようにe-ラーニングを導入する通信大学は年々増加しています。

参照 スクーリングのない通信大学一覧

 

※追記 2014年3月11日

通信大学で教員免許を取った先生はかなり多い

通信大学で教員免許を取得した人はかなり多いです。学校現場でも何人も通信大学で教員免許を取得した人に出会いました。

学校の先生の多くは、教育学部のある大学を卒業と同時に教員免許を取得しています。しかし中には、一度社会人となり、その後、教員を目指した先生もいます。そういった人の多くは、通信大学で教員免許を取得しています。

実際に何人もあったことがある

ある学年主任の先生も、通信大学で教員免許を取得した人でした。

その他にも、元々中学の教員免許しか持っていない人が、小学校の教員を目指すことがあります。小学校の教員免許を持っていないため、通信大学で小学校の教員免許を取るといったケースもあるのです。

共通して言えることは、ほとんどの人が働きながら免許を取得しているということです。そしてそれは決して珍しいことではありません。たとえば明星大学には5000人以上の通信大学生が在籍しています。その他の佛教大学には8000人の生徒が在籍しています。

免許の取得方法よりもどのように活かすか

学校で働いていると「あなたはどこで教員免許取ったの?」なんて話にはなりません。なったとしても「ああ、そうなんだ」程度で終わります。

私の場合は「専門教科は何?」と何度か聞かれたことはあります。その度に「通信大学で教員免許取ったので、専門ってないんですよ。」と答えていました。すると「通信大学って専門ないんだね。」で会話は終わります。

つまり教員免許の取得方法は、教育現場においてはどうでもよい話なのです。そもそもきちんと認められた資格であるため、一般の先生が否定するものでもありません。

問題は、「持っている教員免許を活かし、どのように子どもたちに指導をすることができるか。」ということです。何よりもこれが一番大切なことです。

個人的な意見ですが、一度社会人経験のある教員は、生徒を指導する面では非常に強いと思います。多くの先生は社会人経験がないためです。ですから正直、一般的な会社のルールをあまり知らない先生もいます。そういった面でも、社会人経験のある人が教員となるのは、ある意味貴重なことなのです。

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