通信大学の定期試験を自宅で受験 e-ラーニングの導入が増加傾向

通信大学の定期試験を自宅で受験 e-ラーニングの導入が増加傾向 通信大学で教員免許を取得 通信大学で人生を変えられる
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※断っておきますが、この制度が導入されている通信大学はまだ少ないです。今回は東京未来大学の話を例にして話していきたいと思います。

一般的に「科目修了試験」または、「定期試験」は通信教育を受講している大学や、地方試験会場に行って受験をすることとなります。

通信教育では、レポートと試験の両方を合格することで、単位を取得できるようになっています。

しかし最近では、試験会場に行かなくても、自宅で試験を受けることのできる通信大学が登場しました。それが、「東京未来大学」です。

東京未来大学は2007年に開校されたとても新しい大学です。そのため、今までの通信大学にはない新しいシステムを次々に導入しています。

自宅のパソコンで試験が受けられる

これは「CoLS受験」というもので、パソコンを利用し、24時間受験可能という方法です。これにより、試験会場に行かなくてもよいので、交通費が必要なくなります。

また、試験は大抵、週末に行われていたのですが、週末に時間を取れないという方もいました。しかし、この方法であれば、自分の好きなときに試験を受けることができるので、大変便利になりました。

その他にできること

e-ラーニングを導入している通信大学では、試験を受ける以外にも便利なシステムが導入されています。たとえば東京未来大学の場合は次の事が可能です。

便利なシステム一覧

  • 交流掲示板活用
  • 成績確認
  • メディア授業
  • 履修登録
  • 教材注文
  • シラバス閲覧
  • 副教材ダウンロード
  • 手続き書類ダウンロード
  • 申込書ダウンロード

この中で特に便利だと思うのは「交流掲示板」「メディア授業」だと思います。

交流掲示板

交流掲示板では分からないことを担当の教員に質問することができます。

私が通信教育をしていた時には分からないことがあったら質問内容をレポート用紙に書き、通信大学に郵送していました。その後しばらくして回答が返ってくるわけです。

つまり質問から回答までもの凄くタイムラグありとても嫌でした。

また担当教員によっては読めないような文字で回答をしてくる方がいて、困ってしまったことがありました。読めないような文字というのは字のクセが凄くて読めないといったものです。

そういった点においても交流掲示板を利用することで、幅広い意見を聞くことができますし、文字が読めないと言ったこともありません。

メディア授業

通信大学は一人での学習が基本となります。気楽で良いのですがレポートや試験のポイントとなる部分が見つけづらいことが多々あります。

授業を受ける機会はスクーリング位のものです。スクーリングを受けたほうがポイントを押さえて教えてくれるので、教科に対する理解度は高くなります。

同じようにメディア授業もポイントを押さえて教えてくれるので、理解度は高くなりレポートや科目試験の合格率は高くなることでしょう。

e-ラーニング

e-ラーニングをおこなうためには条件を整える必要があります。東京未来大学と人間総合大学を比べてみてみましょう。

東京未来大学 人間総合大学
推奨OS Windouws Vista/7/8 Windouws Vista/7/8
対応ブラウザ Internet Explorer 8.0以上/FireFox 3.6以上
※Safari、Chromeはサポートなし
Internet Explorer 8.0以上
ソフトウェア Microsoft Word
Microsoft Excel
※オープンオフィス(無料ソフト)は基本的に使用不可
Adobe Reader最新版
Adobe Flash Player最新版
Flash Player 11.1.102.62以上
Windows Media Player 9.0以上
解像度 1024×768以上 1024×768以上
通信回線 ADSL、光回線等

これを見ても分からない方もいるとは思いますが、普通に販売店で売られているパソコンなら大抵対応しています。

インターネット回線も光やADSLであり、安定して接続できるものであれば問題ありません。ただし途中で中断されるような回線を使用するのは避けたほうが良いです。

またブラウザですが、最近ではChromeやSafariを利用される方も多いと思いますが、Internet Explorerの最新版を常に使い続ければ良いと思います。

パソコンの機種なのですが、Macが対応していない場合があるので、もしe-ラーニング専用に購入されるという方は、Windowsのパソコンを購入した方が良いでしょう。

これらの条件を満たすパソコンは、5万円前後で購入可能ですので、そこまで高いものを購入する必要はありません。

自宅受験はカンニング可能 問題はそこではない

「自宅受験はカンニングが可能なのでは?」

このような意見をネット上で見ました。

何をカンニングというのかにもよりますが、可能といえば可能でしょう。

しかしスクーリング終了時に行われる試験は持ち込み可能です。ではそれはカンニングなのか?というとそのようなことはないと思います。

スクーリング終了時の試験

通信大学で行われる「スクーリング」ですが、スクーリング終了後に試験があります。

すべてのスクーリングにおいて言えるかわかりませんが、私が受けたスクーリング終了後の試験は「持ち込み可能」でした。

つまりスクーリング中に勉強で使用したノートを見ながら試験に挑んでよいということです。

参照 通信大学の科目修了試験についての質問

 

一般的な大学でも持ち込み可能な試験はあります。何かしらの持ち込みが許可されている試験は、世の中にはたくさんあります。

「では全員が高得点を取れるのか?」

というとそんなことはありません。

スクーリング終了時の試験は、スクーリング中の授業をしっかり聞いていれば問題なく解くことができます。

しかししっかり聞いていなければ、何を持ち込んだとしてもしっかりとした回答を導き出すことは難しいでしょう。

そのためスクーリングには参加する必要があります。そして授業内容を把握する必要があります。持ち込み可の試験は言うほど楽ではありません。

結局実力は身に付かない

楽して免許や資格を取ろうとする気持ちはわかります。

しかしそれでは、もしそれらの免許や資格を活かして現場に出たときには全く役に立ちません。

知識があるのかないのかは、現場で何年も働いている人からはするとすぐにわかってしまいます。

そして「使えない」というレッテルが貼られてしまうだけです。

よって、もしネットで通信大学の試験を受験する際には変に楽を使用とは考えず、実力で臨んだ方がよいと思います。

e-ラーニングを導入している他の通信大学(2018年加筆)

e-ラーニングは最近では多くの通信大学が導入しています。e-ラーニングの導入により、持っているインターネットデバイス、つまりパソコンやスマホなどで授業を受けることができるようになりました。授業は録画されており、自分の空いている時間で見ることができるといった仕組みです。

これにより大学にもより取得する資格にもよるのですが、大学に行かなくても大学を卒業できるようになりました。

たとえばサイバー大学はその分野では有名で、一度も通学せずとも大学卒業資格を取ることができるとして有名です。

参照 ネットだけで卒業できる大学 通信大学なら大学に行かずに大学卒業資格が取得できる

 

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