教員採用試験の申込方法 出願書類は教育委員会で配布されている

教員採用試験 出願書類は教育委員会で配布 配布期間と出願期間には注意 通信大学で教員免許を取り教員採用試験に挑戦!教採に合格すると正規教諭になれる

教員採用試験に申しむためには、教育委員会の窓口で配布されている出願書類を受け取るところからはじまります。

近年では電子申請を行うこともできるようになっています。

※原則電子申請というケースも増えています。

教員採用試験に合格することができれば正規教諭として働くこと、つまり地方公務員になることができます。

教員採用試験は毎年行われる

毎年7月から8月頃にかけて教員採用試験が各都道府県や政令指定都市で行われます。

近年では5月や6月に前倒して行われるようにもなってきました。

教員採用試験を受験するためには、まず受験申し込みをしなければいけません。

受験申し込みをするためには、教員採用試験の出願書類を手に入れる必要があります。そして出願書類は教育委員会の窓口に足を運ぶ必要があります。

志望する都道府県の教育委員会からもらう

教員採用試験は各都道府県や政令指定都市で行われています。そのため志望する都道府県の教育委員会から取り寄せる必要があります。

たとえば愛知県の採用試験を受けるのであれば、愛知県内の教育委員会から取り寄せる必要があります。

静岡県の採用試験を受けるのであれば、静岡県内の教育委員会から取り寄せる必要があります。

出願書類は以下の方法で得ることができます。

  • 直接足を運び書類をもらう
  • 電子申請

「郵送」「インターネットからダウンロード」が可能な都道府県もあるようです。

教員採用試験の募集要項は教育委員会で配布

教員採用試験を受験するためには、受験申し込みをする必要があります。

受験申し込みをするための募集要項は各都道府県の市役所、区役所の中に設置されている教育委員会にて配布されています。

そのため教育委員会に足を運び、「教員採用試験の募集要項をください」といえばもらうことができます。もちろん無料です。

もし、住んでいる地域以外の教員採用試験を受験する場合には、取り寄せることも可能です。

最近では「電子申請」をすることもできます。電子申請を希望される方は、各都道府県の教育委員会のホームページにアクセスすると、申請方法が掲載されています。

必要な情報を入力・必要書類を送付

出願書類を手に入れたら必要な情報を入力します。また必要な提出書類も集めます。

出願に必要となる書類は、出願する都道府県によっても異なります。

  • 教員免許状のコピー
  • 大学の卒業証明書・成績証明書
  • 健康診断書
  • 写真
  • 推薦状

※講師経験を活かして受験する際に、講師として勤務している学校の校長先生から推薦状をもらって受験することも可能です。

配布期間が決められている

気を付けたいこととしては、出願書類の配布期間が決められていることです。

配布期間が過ぎてしまうと、次は1年後ということになってしまいます。

また出願期間が非常に短く設定されている都道府県もあるようなので注意してください。

講師登録を促されることも

教育委員会に募集要項をもらいに行くと、教育委員会の方から「講師登録をしていただけませんか?」とお願いをしてくる場合があります。

もし希望するのであれば登録してみてもよいでしょう。

講師とは「教員採用試験に合格していない学校の先生」とでも考えてくれるとよいと思います。

詳しくは「講師とは」や以下の「正規教諭と講師の違い」を参照してください。

正規教諭と講師の違い

正規教諭と講師の違いは、教員採用試験に合格しているかどうかです。

仕事内容は同じだが待遇が異なる

実は学校で働く先生の中にも大きく分けて2種類存在します。正規教諭と講師です。ほとんどの先生は「正規教諭」です。

基本的に仕事内容は同じです。

どちらでもクラス担任になることはできます。しかし細かな部分で異なり、長く先生として働く上で大きな違いとなります。わかりやすく言うと給与の面で大きな開きが出てきてしまいます。

正規教諭であれば毎年昇給していくのですが、講師であればある一定の給料額で止まってしまいます。そのため一生涯の仕事として学校で働くということであれば、正規教諭になっておいた方がよいのです。

まとめ

教員採用試験を受験するためには、必要書類を得てからの申請、もしくは電子申請となります。

出願書類を得るのなら、志望する都道府県内の教育委員会で得ることができます。

電子申請は、指導する都道府県の教育委員会のホームページにあんないがあります。

どちらで申請するにしても、提出するべき必要書類があるためそれらを添付するようにしましょう。

また出願期間が短いこともあるため、常に情報収集をするようにした方がよいでしょう。

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