「通信大学のスクーリングは単位が取得しやすい」と思います。
これは実体験から言えることです。
理由は簡単。直接授業を受けることができるからです。
わからないことは直接質問できますし、授業後に試験が行われるため、授業に参加してしっかり話を聞いてさえいれば問題なくパスできます。
スクーリング(対面授業)は要点を教えてくれる
スクーリングに参加すると直接授業を受けることができ、さらに大事なポイントを教えてくれます。
科目の中には、独学で勉強してもなかなか身に付かない科目があります。
レポートを作成する際にも時間がかかり、時間がかかった割に内容を理解していなかったり覚えていないということもあります。
結果として科目終了試験も上手く解くことができず、単位が修得できない・・・といったことはよくある話です。
しかし、スクーリングは直接授業を受けると、何が大事なポイントなのかを授業の中で教えてくれます。
最終日に試験あり
スクーリングの最後の日には試験があります。これは科目終了試験と同じ扱いとなります。
私の経験から言うと、最終日の試験は普段受ける科目終了試験よりも簡単な印象を受けました。
その理由はシンプルで、それまでの授業の中で大事なポイントを先生が教えてくれていたためです。
よって、スクーリングに参加をするのであれば、授業中に先生が何を話しているのかをしっかりと聞く必要があるでしょう。そうすることで問題なく試験は合格できると思います。
スクーリングに助けられた
私の経験談ですが、どうしても合格できない科目が2つありました。
何度レポート出しても合格できず、科目修了試験も当然解けずといった具合でした。
ところがスクーリングに参加したら悩んでいたことがすぐに解決でき、レポートも試験も合格することができました。お金をかけた価値は十分にあったと思います。
もし一人で勉強していたとしても、「何が分からないのか分からない状態」に陥り続けていたと思います。
そのため、時間短縮の意味も込めて、そして気晴らしの意味も込め、もし悩んでいる科目があるのなら、スクーリングに参加することは悪くないと思います。
欠席、遅刻には気を付けるべし!
スクーリングにおける唯一の問題は「出席」です。出席にはとても厳しいです。
欠席には厳しい
1度でも欠席をするとアウトです。そもそもスクーリングは短時間で一気に勉強するタイプです。そのため1度の欠席でアウトになってしまうというのもうなずけるのです。
そもそもですが、スクーリングは自分で申し込みをした授業です。別にスクーリングは受けなくてもよいといえばよいのです。
そう考えると、出席に厳しくなるのは致し方ないことかもしれません。
遅刻にも厳しい
また遅刻に関してですが、これに関しても厳しいです。
授業開始から10分前後遅れてしまう、それを2回~3回するとアウトとなります。
代返は無理だと思ったほうがよい そもそもする価値がない
2回~3回と曖昧ですが、周りの人の話で聞きました。実際自分で試してみたわけではありませんが、欠席1回でアウトということであれば、遅刻に関しても厳しいのはうなずけます。
一般的な大学では、「代返」といった方法を使って、実際に授業に出たことにしてしまうことあるかもしれません。
しかし通信大学のスクーリングではそうは行きません。
毎時間、出席カードが一人に対し一枚配られます。この出席カードが毎回色が異なります。不正防止のためかと思います。
そのため誰かに代わりに出席をしてもらったり、誰かに複数の出席カードを出してもらうこと自体が難しいと思います。
そもそもの話ですが、通信大学の場合、周りの人は知らない人ばかりです。代返をお願いする人はいません。またそんなリスクを、わざわざお金を払って教員免許を取りに来ている人にお願いすることもできません。
自分のための勉強ですから、欠席も遅刻もせず、時間を守り休まないようにしましょう。
授業後の試験に対応できなくなる
代返ついでにお話ししますと、スクーリングの最後の時間は試験となります。
授業にまともに参加をし先生の話を聞いていれば、スラスラ解けます。
しかし欠席や遅刻をした状態では問題を解くのが難しくなってくるかと思います。
単位修得に悩んだらスクーリングがおススメ オンラインもあり
スクーリングで単位を修得することは、比較的簡単であると思います。
しかしその反面、出席や遅刻には厳しいということを覚えておいてください。
また最近では、オンライン上でのスクーリングも行われています。
会場まで直接行く必要がなくなってきた
スクーリングの方法も多様化してきています。
従来までは、大学、もしくは大学側が設置した会場でスクーリングが行われていました。
ところがインターネットの発達から、自宅のパソコンからでもスクーリングを受講できるようになりました。
生徒同士の交流といった面ではマイナスポイントかもしれませんが、時間の融通が難しい社会人にとっては便利になってきたといえます。
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