結論から言いますと、「スクーリングは単位が取得しやすい」のです。理由は簡単。直接授業を受けることができるからです。
スクーリングは要点を教えてくれる
科目の中には、独学で勉強してもなかなか身に付かない科目があります。レポートを作成する際にも時間がかかり、その割りに覚えていなく科目終了試験もできず、単位が取得できないといった具合です。しかし、スクーリングは直接授業を受けることで、「要点」を教えてくれます。
スクーリングの最後の日には、試験があります。これは科目終了試験と同じ扱いとなります。その試験は、科目終了試験よりも簡単な印象を受けました。また、難しかったとしても、授業中に先生が言っていることを抑えておけば、まず問題なく試験は合格できます。
ですので、スクーリングでは非常に単位が取得しやすいといえます。
スクーリングに助けられた
私の場合、どうしても合格できない科目が2つありました。何度レポート出しても合格できず、科目修了試験も当然解けず・・・。
ところがスクーリングに参加したら悩んでいたことがすぐに解決でき、レポートも試験も合格することができました。お金をかけた価値は十分にあったと思います。
もし一人で勉強していたとしても、「何が分からないのか分からない状態」に陥り続けていたと思います。
そのため、時間短縮の意味も込めて、そして気晴らしの意味も込め、もし悩んでいる科目があるのなら、スクーリングに参加することは悪くないと思います。
欠席、遅刻には気を付けるべし!
スクーリングにおける唯一の問題は「出席」です。出席にはとても厳しいのです。
1度でも欠席をするとアウトです。そもそもスクーリングは短時間で一気に勉強するタイプです。そのため1度の欠席でアウトになってしまうというのもうなずけるのです。
またそもそも自分で申し込みをした授業です。別にスクーリングは受けなくてもよいと言えばよいのです。なので厳しくなるのは致し方ないことかもしれません。
また、遅刻(授業開始から10分前後)も2~3回するとアウトです。2回~3回と曖昧ですが、周りの人の話で聞きました。実際自分で試してみたわけではありませんが、欠席1回でアウトということであれば、遅刻に関しても厳しいのはうなずけます。
一般的な大学では、「代返」等といった方法を使って、実際に授業に出たことにしてしまうこともありますが、通信大学のスクーリングではそうは行きません。毎時間、出席カードが配られます。この出席カードが毎回色が異なるのです。スクーリングで単位を取得することは、比較的簡単な反面、出席だけは特に厳しいのです。
またそもそもの話ですが、通信大学の場合、周りの人は知らない人ばかりです。代返をお願いする人はいません。またそんなリスクを、わざわざお金を払って教員免許を取りに来ている人にお願いすることもできません。
自分のための勉強ですから、欠席も遅刻もせず、時間を守り休まないようにしましょう。