通信大学では資格を取得することができます。ここでは「資格を取得することのできる通信大学」を一覧にして紹介しています。
実際働きながら非常に多くの社会人が通信大学で資格を取得するために勉強しています。
通信大学で取得できる『資格』 19の資格を紹介
通信大学では以下で紹介する19の資格を取得することができます。
現在、多くの通信大学で様々な資格が取得できるようになっています。
当サイトでは19種類の資格を紹介していますが、これらの資格以外も取得することが可能です。
取得できる資格は正規の資格
資格の取れる通信大学の数は、年々増えてきており、多くの人が通信大学で資格を取得し、キャリアアップや転職をしています。
通信大学で取得した資格は正式な資格ですので、心配しないでください。
今回ここで紹介しているのは通信大学で取得できる資格に関しての情報です。教員免許が取得できる通信大学については「通信大学への資料請求 教員免許の取れる通信大学一覧」で紹介していますので参考にしてみてください。
資格の取れる通信大学一覧
通信大学で資格を取得する学生のほとんどは社会人
通信大学で資格を取っている人のほとんどが社会人です。
働きながらキャリアアップのためや転職に向けて資格を取得しています。
社会人が通信大学で資格を取得する理由は主に3つです。
- キャリアアップができる
- 学費が安い
- 自由度が高い
働く社会人には大きなメリット
これらの3つは、忙しく働く社会人にとって非常に嬉しいメリットではないでしょうか。
たとえば取得する資格にもよりますが、学費は一般的な大学よりも断然安いです。
また勉強する時間や場所は問わず、自分のペースで進められるのも魅力です。そして取得した資格を利用して転職したり、昇給したりすることが可能となります。
学費が安くても立派な資格
社会人が何かしらの資格を取ろうと思うと、多くの場合、専門学校に通うことになるでしょう。しかし専門学校に通学するとなるとかなり学費が必要となってきます。
しかし通信大学の場合、専門学校よりも学費を低く抑えられることが多いといったメリットがあります。理由としては基本的に自宅学習であり大学に行くことがありません。よって施設を利用することもありません。さらに授業があるわけではないため人件費も低く抑えることができます。
このようなこともあり、学費が抑えられているのです。そして学費が安いのにも関わらず、資格が取得できるという点で通信大学は人気です。
※通信大学は自宅学習が基本ですが、直接授業を受けることのできるスクーリングというものもあります。
参照 通信大学の学費を比較
自由度の高さが特徴だがデメリットにも 2つの管理をしっかりと!
社会人が働きながら資格を取る場合には、仕事が終わってから専門学校の授業に出るスタイルになるかと思います。決まっている曜日、時間に専門学校へ行き、仲間と一緒に勉強をするといった感じでしょう。
通信大学の場合、基本は自宅学習のため大学に通う必要はありません。そのため自分で好きな時に学習を進められます。
これは非常に大きなメリットではあるのですが、デメリットともなり得るのです。
スケジュール管理は自分で
通信大学での学習で大事なことは「スケジュール管理を自分で行うこと」です。
大学であったり専門学校であれば、授業がどの時間にどの教室に行けば授業を受けられるといった具合でスケジュールが決められているため、少なくても授業にさえ出ていれば学習を進めることができますし、単位を取得することも可能です。
ところが通信大学の場合には、自宅学習がメインとなります。そのため学習スケジュールを管理するのは自分自身ということになります。ある程度計画的に学習を進めていかないと、全然前に進まなくなってしまいます。
モチベーションの維持は自分で管理
通信大学での勉強で必要なこととして「モチベーションの維持」が求められると感じました。
勉強を始めたての頃は勉強に対するモチベーションが高いままです。しかし時間が経つにつれ少しずつ低下していってしまいがちです。
一般的な学校であれば、周りに同じ境遇の仲間がいて毎日のように顔を合わせているので、互いに刺激しあいながら勉強することができます。ところが通信大学の場合は1人での勉強となります。周りからの刺激を得ることができません。
そのためどんどんモチベーションが低下していき、いつしか勉強をしなくなってしまうことも。
スケジュール管理もモチベーションの維持も、自分で強い意志を持たないと途中で投げ出してしまうことがあるのです。
通信大学で取得できる資格一覧 19の資格を取得可能
ここでは資格が取得できる通信大学と、取得できる19の資格を紹介します。
目的の資格が取れるならどの通信大学を選んでも問題ない!?
目的の資格が取れるのであれば、どの通信大学を選んでも良いと思います。
大学の名前で選んでもいいと思いますし、学費で選んでも良いと思います。結果的にどの通信大学を選んだとしても、取得できる資格は同じであり優劣があるわけではないためです。
有名大学を選ぶ必要はない
通信大学を選ぶ際に、大学の名前を気にする必要はないと思います。
早稲田大学や慶応大学のように、知名度の高い有名な大学も通信課程を設置しています。ただしそれらの大学で目的の免許や資格が取れるとは限りません。
通信大学によって取り扱っている資格は異なるためです。
個人的な意見ではありますが、同じ資格が取れるのであればできるだけ学費の安いところを選べばよいかと思います。
通信大学での勉強に距離はあまり関係ない
通信大学は通学の必要性がないため、メインキャンパスが住んでいる地域より離れていてもあまり問題とはなりません。
たとえば「北海道に住んでいるが、宮崎県の九州保健福祉大学の通信教育課程で勉強したい」というのも全然問題ありません。
ただしそれはスクーリングを無視した場合です。取得しようしている資格を取るためにスクーリングが必要なのかどうなのか。それを必ずチェックしたいところです。取得しようとしている資格によっては、メインキャンパスでのスクーリングが必須になるケースもあるかもしれません。
インターネット(WEB)でさらに距離が関係なくなる
インターネットが普及しているため、WEBで録画授業を受講することができます。さらにオンラインで科目試験を受けられるようにもなってきました。
スクーリングに行く際に気を付けたい2つのこと
基本的には通学することのない通信大学ですが、気を付けなければならないことがあります。それは「スクーリング」です。
何度かスクーリングについてはお話ししてきましたが、もう一度詳しく説明したいと思います。
参照 スクーリングとは
まずスクーリングとは、直接授業を受けることです。取得する資格によっては、スクーリング参加が必須となるケースがあります。
スクーリングは一般的にはメインキャンパスに行って授業を受けます。
しかし地方スクーリングといった地方都市で授業が開催している通信大学が最近増えてきました。そのような場合には、メインキャンパスまで行く必要はありません。
よって確認しておきたいこととしては以下の2点です。
- 取ろうと思っている資格はスクーリングを必要とするか?
- スクーリングが必要な場合、どこで受講することができるか?
スクーリングの日程や会場は大学側で決定しています。そのため、もしスクーリングに参加しなければならない場合、日程の確保をする必要が出てきます。働いている社会人にとっては、まとまった日程を確保をするのが難しいことでしょう。
そのためあらかじめ日程を確認し、早めに休暇を取る手続きを行なうとよいでしょう。もしくはどこでスクーリングを受講しても良いため、休みの取れる日程に合わせて遠方のスクーリング会場で参加してみてもよいでしょう。
通信大学で取得できる19の資格
ここからはそれぞれの資格の概要とそれらを取得することのできる通信大学を紹介していきます。
当サイトでは通信大学で取得することのできる19の資格を紹介したいと思います。
学士(大学卒業資格)
学士とは大学卒業資格のことです。4年制大学を卒業した証となります。社会人として働きながら学士取得を目指しキャリアアップに活かす人は非常に多いです。
幼稚園教諭
幼稚園教諭とは3歳~小学校入学前の未就学児への教育を行なう仕事です。小学校や中学校の先生と同じ「教諭」という扱いです。そのため資格ではなく免許という扱いとなります。
社会教育主事
都道府県や市町村の教育委員会の事務局勤務となり、社会教育についての専門的、技術的な指導や助言を行います。
社会保険労務士
労働保険や社会保険の知識を使って企業の人事や労務の諸問題を解決していきます。
心身健康アドバイザー
心身健康アドバイザーのことです。生活習慣の見直しや心の安定といった生活の質の向上を目的としアドバイスをおこないます。
認定心理士
心理学の基礎資格とも言われています。将来的に臨床心理士の資格を取るために大学院に入る場合、取得しておくことが望ましいと規定をされていることがあります。
学校図書館司書教諭
学校図書館が主な活動の場となります。多くの場合、学校の先生の中でその役割を担うことが多いです。先生のみならず事務職で採用された人が学校司書として活動することもあります。
保育士
0歳~小学校入学前の未就学児の生活面での補助や、生活習慣を身に付けるための手伝いを主な目的としています。保育所での活動のみならず、児童福祉施設や民間の保育施設で活動することができる資格です。
博物館学芸員
一般的に学芸員と呼ばれ「美術館」「科学館」「植物園」「動物園」等で働くための国家資格です。
ファイナンシャルプランナー
将来的な資金面に関しての計画を立てアドバイスをします。将来どのくらいの資産があればよいのか、そのためには今からどうすればよいのかといったことを客観的に分析しアドバイスしてくれます。
建築士
法律に基づき、建物の設計や工事管理を行なうのが主な仕事内容です。一級建築士と二級建築士があります。
精神保健福祉士
「こころ」に抱える問題に対応する福祉系の資格です。精神的な悩みを抱えた人の支援を行なうのが主な仕事内容です。近年では医療機関や生活支援施設など、活動の場が広がっています。
通信大学で資格を取るときに誰もが感じる不安
通信大学で資格を取るときに注意したいことは、「自分のことをしっかりと管理する必要がある」ということです。
つまりスケジュール管理とモチベーションの維持です。これらに関してはすでにお話ししてきました。
そして通信制大学に入学するためには「入試や面接が必要なのか」、さらには「実際の仕事で使えるのか?」などが気になることでしょう。
入試も面接もなし 書類審査のみ
通信大学では入試も面接もありません。必要書類を提出するのみです。
基本的に不合格となることはありません。
※某通信大学スタッフに聞きました。
大学に提出する書類は、無料で資料請求することで取り寄せることができます。当サイトからも無料資料請求は可能です。
通信大学で取得した資格は仕事で武器となる
通信大学で取得した資格は、間違いなく武器となることでしょう。
もちろん取得した資格を活かせる職場、活かせる立場にいる場合の話ではあります
通信大学で資格取得を検討している人の中には、「就職や転職をしたいから資格が欲しい」と思っている人もいます。就職や転職に取得した資格が役に立つのかどうかは本人の能力、そして雇用する側の判断によるところがあるため何とも言えません。しかし武器になるのは間違いありません。
私の場合は通信大学で教員免許を取得しました。先生の資格です。これを持ったことにより、学校で働くための条件を満たすことができました。そして実際に小学校で教員として働くことができました。教員免許を持っていなければありえない話でした。
そういった面からすると、通信大学で資格を取得することで就職や転職の助けにはなるかと思います。
通信大学へ入学・編入条件は人それぞれ異なる
通信大学へ入学や編入するために必要な資格や条件は、人それぞれ異なります。
誰でも通信大学で勉強することができます。ただし「最終学歴」によってその入学方法や編入方法が変わってきます。
たとえば以下を見てください。
- 最終学歴が「4年制大学卒業」の人は最短2年で教員免許が取れます
- 最終学歴が「2年制大学卒業」の人は最短3年で教員免許が取れます。
- 最終学歴が「高卒」の人は最短4年で教員免許が取れます。
最終学歴が4年制大学卒業の場合、免許取得までに必要な期間は最短2年です。これはつまり、大学で言う所の3年生から始めるといった表現をすることがあります。そのようなことから「3年次編入」と言ったりします。もしくは「〇〇コース入学」と言ったりします。
これは通信大学により表現の仕方が変わってくるのです。そのためややこしくなりがちですが、一応自分が行きたいと考えている通信大学に連絡し「〇〇の資格を取りたいです。最終学歴は〇〇です。どうすればよいですか?」といった質問をすることで適切な回答をしてくれます。
通信大学では最終学歴が高卒でも資格が取得できる
通信大学では最終学歴が高卒の人でも資格を取得することができます。
言い方を変えますと、資格を取得できるというよりも大学に入学するといった感じです。
ピンポイントで「特定の資格だけを取る」というのは難しいと思います。通信大学で勉強をしながら、「特定の資格を取りつつ卒業を目指す」ということになります。そのため1年生からの入学になります。
それなら一般的な大学に入学するのと同じではないか?と思うかもしれませんがそのようなことはありません。通信大学を選ぶ大きなメリットが2つあります。
- 入学が書類審査
- 学費が安い
そのため試験勉強をする必要がありません。また大学に直接通うわけではないため、授業料が通学に比べ格段に安く設定されています。
ただ入学試験がないからと言って勘違いしてほしくないのは、レポートや試験に合格していかなければ単位を取得することができません。単位を取れなければ資格を取得することもできません。
全て自分で管理して勉強を進める必要があります。自分で自分のことをしっかり管理できないと苦労することになると思います。
私個人の感想では、一般的な大学で勉強するよりも大変かと思います。
スクーリングは全国で開講
通信大学で資格を取るときに、場合によっては直接授業を受けなければならなこともあります。それをスクーリングといいます。
しかしそれも多くの場合は直接大学へ行く必要はありません。日本各地でスクーリングが開講されています。
卒業率は低いが問題ではない
通信大学で大学卒業資格を得る場合の話ですが、実際のところ卒業率は低目とされています。
それはモチベーションが維持できなかったり、学生の多くが仕事をしながらということが原因でしょう。レポートや試験が特別難しいということはありません。
持っている単位は認められる
すでに大学を卒業している場合には、卒業した大学で取得した単位は基本的には認められます。単位互換という制度です。つまりゼロの状態からスタートするわけではありません。
たとえば教員免許を取得する場合ですが、卒業した大学の学部や学科で小学校・幼稚園の課程認定があった場合、教員免許状を取得するために必要な不足単位を修得するだけで免許を取得することができたりします。
選ぶ学科やコースは直接聞く
通信大学で資格を取るときに、どの学科や専攻・コースに入学、もしくは編入学したらよいか分からなくなってしまうことでしょう。
一般的な大学には教育学部や法学部、経済学部や心理学部といったものが設置されています。通信大学でも「通信教育課程○○学科」といった形で設置されています。
しかしよくわからないと思います。
そのようなときには、直接大学に連絡してみて下さい。スタッフが親切に教えてくれます。
その他、レポートや学費に関してなども教えてくれます。※私は何度も質問しました・・・。
通信大学では資格のほかにも教員免許状も取ることができる
通信大学では資格のほかにも、教員免許状を取得することができます。
資格と同じように、通信大学で取得できる教員免許は一般的な大学で取得できるものと全く同じものです。優劣はありません。そして私が実際に取得しました。
通信大学で教員免許を取得し、その後教壇に立った人は数多くいます。そして当サイトの管理人もその一人です。
通信大学によって学費の違いがあった
私が体験した話ですが、教員免許の場合、取得する通信大学によって学費に大きな開きがありました。そのため大学の問い合わせた中で一番学費の安い通信大学を私は選びました。
後日調べてみると、以下の表のような違いがあることが分かりました。
大学名 | 初年度の学費 | 免許取得までに必要な学費 |
---|---|---|
東京未来大学 | 約22万円 | 約60万円 |
明星大学 | 約17万円 | 約35万円 |
星槎大学 | 約40万円 | 約80万円 |
聖徳大学 | 約40万円 | 約52万円 |
玉川大学 | 約22万円 | 約40万円 |
創価大学 | 約30万円 | 約40万円 |
東京福祉大学 | 約26万円 | 約80万円 |
佛教大学 | 約21万円 | 約51万円 |
これは小学校の教員免許を取得する際に必要となる学費です。そのほかの資格においても、同じように大学によって学費の違いがあると推測されます。
学費と大学の質は比例しない
学費の金額と大学の質であったり、取得する資格の質が変わるといったことはないと思います。
思う・・・というのはすべての大学に通ったことがあるわけではないため、あくまでも推測となってしまいますが、私の場合は問題なく免許を取得することができました。さらに小学校の教壇に立つこともできました。
当サイトを作る中で感じたことですが、比較的大規模で学生数を抱えている通信大学の学費は安く設定されているように思えます。
たとえば明星大学、佛教大学あたりは通信大学の中でも非常に多くの学生を抱えています。そのような影響もあるのかもしれません。
私の経験談 2年半で教員免許を取得
たとえばですが、私の場合であれば通信大学で教員免許を取得しました。かかった時間は2年半です。その時は社会人として働きながら、時間を見つけては勉強をするようにしていました。
最短であれば2年で取得できるようですが、自分のペースで進めていたので2年半かかってしまいました。自分のペースで勉強をしたため、全体を通して言うと、あまり苦痛に感じたことはありませんでした。
もちろん苦手な教科を勉強するときには多少なりとも苦痛を感じることはありましたし、大変な思いはありました。しかし苦労してでも取得留守価値があると思いました。
もしこれから資格や免許を取得したいと考えているのであれば、是非第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。私のように大きく人生が変わるかもしれませんよ。
よくある質問
通信大学ではどのような資格を取ることができますか?
通信大学では数多くの資格を取ることができます。学費も比較的安く設定されていますし、自分のペースで勉強できるためおススメです。当サイトでは19の資格を紹介しています。
どの通信大学で資格を取得しても、資格に違いはありませんか?
通信大学のみならず、資格取得の方法はさまざまありますが、どこで資格を取得しても同じものです。資格自体に優劣はありません。
通信大学で資格を取る秘訣は何ですか?
通信大学での勉強は基本は自宅学習です。一人で勉強をしていくためモチベーションを保つことが難しいと考える人が多いようです。あまり焦らず、自分のペースで勉強を行なっていくとよいと思います。また、時にはスクーリングに参加し、同じ境遇の人たちとコミュニケーションを取るとよいと思います。