教員の待遇について掲載しています。教員は地方公務員です。
正規の教員ではない講師であっても、その扱いに大きな違いはありません。公務員であるため給与や休暇、手当てにおいてはかなり優遇されています。
そんな実際にはあまり知られていない「教員の待遇」について掲載しています。
生活で困ることはないくらいはもらえる
教員は地方公務員ですので、その生活は保証されています。保証されているというのは「生活に困るほどの給与ではない」ということです。人それぞれ生活の仕方が異なるものですが、普通に生活するほどのお給料はもらえます。
また毎年9000円ずつ昇給していきますし賞与もあります。残業代も給与の一律4%ですが出ます。さらに各種手当も付きます。
世の中では「昇給がない。賞与がない。残業代がない。」という職場もあると耳にしますが、そのようなことはありません。
このように考えると、全然悪くはない環境だと思います。
複数の手当てで手取りが増える
教員は基本給のほかにさまざまな「手当て」が付きます。人によって異なってはきますが、手当だけでかなりまとまった金額となります。
一般的な手当てとして「教職員手当」「配偶者手当」「扶養手当」「住居手当」「通勤手当」あたりです。その他、管理職には「管理職手当」、主任には「主任手当」などが付きます。
そのため1人の先生に対して、数多くの手当てが付くことも珍しくはありません。
子育て世代にも複数の恩恵がある
教員の待遇が良いと思う理由として「子育て世代への複数の恩恵」があります。「出産休暇」「育児休暇」といった「特別休暇」です。
特別休暇中は給与が出ます。お断りとしてですが、支払われる給与の金額は地域によって異なる可能性がありますが、特別休暇に入る前にもらっていた給与額の何割かを一定の期間もらうことができるのです。
年齢=給与額に近い数字はあり得る
「年齢分の給与をもらえたらいい」
このような言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。教員の待遇として言うと、これは案外現実的な数字です。数人の30代の教員に話を聞いたところ、大体年齢分くらいの給与はもらっていました。
基本給はそれほどでもないのですが(といっても一般的にみると悪くはない)、やはり各種手当を合算すると、年齢分くらいにはなるのです。