スクーリングに行く前にしておきたい準備を紹介しています。
通信大学では一人で勉強をしていくのが基本となります。しかし直接授業を受けることができる機会があります。それが「スクーリング」です。
スクーリングでは普通の大学の授業のように教授から直接授業を受けることができます。
そんなスクーリングに参加するまでのお話をここではしたいと思います。
お話しする内容は私が実際に体験した「明星大学のスクーリングに参加するまでのお話し」です。他の通信大学のスクーリングでも大きくは違わないと思いますので参考にしてみてください。
スクーリングに行くための準備をしよう
スクーリングに参加するためには事前に行うことがあります。
まず前提としてですが、スクーリングは必ず参加しなければならないものではありません。
ただし科目によってはスクーリングの受講が必須となっているケースがあります。そういった科目はスクーリングでなければ単位を取ることはできないため参加する必要があります。
スクーリングの開校時期のチェック
スクーリングの開校時期をチェックしましょう。
たとえば2024年の場合ですが、2月、5月、6月、7月、10月、11月、12月にスクーリングが行われます。
一番長いスクーリングは「夏季スクーリング」です。期間は7月下旬から8月下旬の月曜日から土曜日まで（お盆を除く）の4週間スクーリングが開校されることになります。
この夏季スクーリングの時に、明星大学で教員免許を取る場合には必修科目である「教職実践演習」が行われます。
社会人がスクーリングで必修科目を受ける場合や何かしらの授業を受ける場合には、必ずスクーリングの日程を確認し、時間を確保するようにしましょう。
スクーリングが開校される場所
スクーリングはさまざまな場所で行われます。
たとえば明星大学の場合、主に行われるのはメインキャンパスである明星大学日野校舎です。その他、仙台、名古屋、福岡で行われる場合もあります。ただしその年によって開催場所が異なるケースもあります。以前には「いわき」で開催されたこともありました。
また現在では、オンライン（ZOOM・eラーニング・YouTube）などでスクーリングを行うこともあります。
授業内容を確認しよう
スクーリングは1年間で複数回開講されています。しかし自分が取りたい授業が常に開講されているとは限りません。
そのため、どの時期にどの授業が開催されるのかをチェックしておいた方がよいでしょう。
スクーリング申し込み
スクーリングに参加するためには申し込みを行う必要があります。
申し込みをしなければ参加することはできません。
申し込みは学生用ポータルサイトから行うことができます。支払いはクレジット決済や銀行振り込み、コンビニ払いに対応しています。
申し込み締切日を確認
スクーリングの申し込みの締切日をしっかり確認しましょう。
また多めに履修申し込みをしておくという方法もあります。多めに履修申し込みをしても後日取り消すことが可能です。
しかしその逆の「少なく申し込みをしておいて実際には多く受ける」ということはできませんのでよく考えて申し込みをしましょう。
費用
受講する科目により費用が異なります。
私のときの話ですが、夏季スクーリングは1科目6500円のものもあったり、13000円～19000円の科目もありました。
そして夏季スクーリング以外の春季・秋季・冬季は1教科10,000円でした。
なるべく学費を抑えたい場合には、スクーリングが必須の科目以外は自力で突破するしかないと思います。
総額を確認すればよい
たとえば明星大学の場合、卒業まで、免許取得まで、資格取得までの学費の総額を公式サイトで示しています。
総額ですのでスクーリング費用も含まれています。
参照 学費（明星大学）
その他の通信大学も学費が総額で示しているところもあれば、スクーリング費用は別途と示している場合もあります。
大体1科目あたり10000円前後であるケースが多いです。
スクーリングで宿泊する方へ
通信大学へスクーリングで行く時に困るのが宿泊先を探すことです。
スクーリング場所の近くに住んでいる場合でしたらよいのですが、そうではない場合には宿泊したほうがよいと思います。授業や授業の取り方によっては朝早くから1日中授業を受けるということもあり得ます。
そしてスクーリングで最も気を付けたいことは、遅刻、欠席は厳禁であることです。かなり厳しいです。
遅刻、欠席しないためにもスクーリング場所の近くに宿泊することをおススメします。
また私が通信大学に在籍していたのは2年半ですが、その中でスクーリングに参加したのは2回だけです。このような機会は滅多にないためせっかくですから宿泊を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
準備を進めながらも日々の勉強を
スクーリングに行く準備を整えながらも、日々の勉強を忘れないようにしましょう。
スクーリングに参加をすれば、そしてしっかり授業を受けていれば不合格になることはほとんどないと思います。
しかしスクーリングに参加しているということは、移動時間や授業時間で結構時間を費やしてしまいます。つまりその間勉強をいつものようにすることができません。
たまには気分転換という気持ちも大切ではありますが、スクーリングの前にある程度レポート作成を進めておくと気持ちが楽になるかと思います。
直接事務局で話を聞けた
私の場合ですが、わからないことがあったら電話で事務局に直接質問をするようにしていました。
変に自己理解をするよりも、直接質問したほうが間違えがなくてよいと思います。
しかし電話越しでいつも話を聞くため、本当に問題が解決できたのかどうかあやふやになってしまうこともありました。
単位互換では何度も問い合わせした
通信大学に入学した当時は、単位互換の件で何度も問い合わせをしました。
単位互換とは、既に取得した単位を再利用するといったシステムです。
ただそのシステムの意味をうまく理解できず、何度も電話で確認しようやく理解するに至りました。おそらく理解していなかったら、取らなくてもよい単位まで取っていたと思います。
あとは介護実習の申し込みについてです。まさか実習予定の1年前までに申し込みをしなければいけないなんて思いもしませんでした。
このようなこともあり、スクーリングでは直接大学に行き授業を受けるため、事務局にも直接行くことができます。直接顔を見て話せる機会があるため、これだけでも価値があると思いました。
※ちなみに私は明星大学のメインキャンパスに行ったから事務局がありましたが、サテライトキャンパスの場合は、事務局の人がいるかは不明です。
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