通信大学のレポートの書き方 流れ・下書き・手書き提出の注意点を経験者が解説

通信大学のレポートの書き方|流れ・下書き・手書き提出の注意点を経験者が解説 通信大学で教員免許を取得 通信大学で人生を変えられる
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通信大学のレポートは、科目ごとに出された課題に対して、教科書や参考文献をもとに自分の考えをまとめて提出する学習課題です。

通信大学では、レポートに合格することが単位修得の大きな条件になります。ただし、文字数、設題数、提出方法、再提出のルール、科目修了試験との関係は大学や科目によって異なります。

私自身は、明星大学の通信教育で小学校教員免許を取得するまでに、多くのレポートを作成しました。その経験から言うと、最初に大切なのは「いきなり本文を書かないこと」です。

まず課題文を読み、何を答えるレポートなのかを整理します。次に教科書や参考文献で必要な部分を確認し、序論・本論・結論の流れを作ってから本文を書きます。パソコンで下書きを作っておくと、文字数調整や修正がしやすくなります。

経験者からの感想

  • 通信大学での勉強の中心はレポート作成でした。
  • 科目ごとに課題があり、提出したレポートに合格する必要がありました。
  • レポートには文字数、提出方法、使用する筆記具などのルールがあります。
  • 手書き提出でも、先にパソコンで下書きを作ると文字数調整がしやすくなります。
  • 教科書だけで書きにくいときは、類似文献や同じ著者の本を図書館で探すと書きやすくなりました。
  • レポート作成は、科目修了試験の準備にもつながりました。

通信大学のレポートの書き方と流れ

通信大学のレポートは、課題確認、資料確認、構成作成、下書き、見直し、提出の順で進めると書きやすくなります。

通信大学に入学すると、教科書、学習要項、シラバス、レポート課題集などが届きます。最初に見るべきなのは、「どの科目で何単位が必要なのか」、そして「どの課題に答える必要があるのか」です。

先に全体の流れを決めておくことで、方向性を見失わずに済むことでしょう。

  1. 必要な科目とレポート課題を確認する
  2. 課題文から答えるべき内容を抜き出す
  3. 教科書や参考文献で必要な部分を読む
  4. 序論・本論・結論の構成を作る
  5. パソコンで下書きを作る
  6. 文字数、誤字、引用、提出形式を確認する
  7. 大学の指定方法に従って提出する

最初にシラバスで必要な科目を確認する

たとえば小学校教員免許を取得するとしましょう。

小学校教員免許を取得するために必要な科目(単位)は通信大学から送られてくるシラバスをチェックすることでわかります。「教育課程論」であったり「生徒指導」という科目などです。

取得する教員免許によって課題が異なるので注意が必要です。

次にそれらの科目の課題(テーマ)をチェックします。その課題に沿ったレポートを作成していきます。

参照 通信大学のレポート

 

課題文から答えるべき条件を抜き出す

レポートを書く前に課題文を細かく読みましょう。

たとえば「説明しなさい」、「比較しなさい」、「自分の考えを述べなさい」と書かれている場合、それぞれ求められている内容が違います。

説明を求められているのに感想だけを書くと課題への答えになりません。比較を求められているのに一方の意見だけで終わると内容が薄く見えます。自分の考えを求められているのに教科書の要約だけで終わると評価されにくくなる可能性があります。

課題文を読むときの確認ポイント
  • 何について書く課題なのか
  • 説明、比較、考察のどれが求められているのか
  • 自分の考えを書く必要があるのか
  • 文字数や提出形式の指定があるか
  • 参考文献や教科書の範囲が指定されているか

通信大学へ入学してからレポート作成までのイメージ

通信大学に入学してから、レポート作成までの流れは以下のようなイメージとなります。

通信大学のレポート作成のイメージ

レポートは大学から送られてきた教科書や、類似の本を参考にして書き進めていきます。

序論・本論・結論の流れを作ってから書く

通信大学のレポートが書きにくいと感じる場合は、本文を書き始める前に序論・本論・結論の流れを作ると進めやすくなります。

  • 序論:このレポートで何について書くのかを示す
  • 本論:教科書や参考文献をもとに説明する
  • 結論:課題に対する自分の考えをまとめる

この流れを先に決めておくと途中で話が横にそれにくくなります。文字数が足りないときにもどこに説明や具体例を足せばよいか判断しやすくなります。

参考文献を増やすとレポートが書きやすくなる

レポート作成にはコツがあります。

教科書で勉強するだけでもレポートを書くことはできると思いますが、類似の本を読むとさらに理解度が高まります。

理解度を深めることで、内容が充実したレポートを作成することができます。

類似の本は最寄りの図書館で探すとよいでしょう。

そして各教科の学習指導要領を持っていると便利でしょう。学習指導要領とは文部科学省が定めている教育の基準が書かれた本です。

レポートの内容が乏しいと不合格となってしまい、再び作成し直しとなってしまいます。

また内容をしっかりと理解していないと、たとえレポートが合格できたとしても試験に合格することができません。レポートと試験の2つに合格することで単位を取ることができるため、内容の理解は必要となってきます。

完成したら大学の指定方法で提出する

完成したレポートは大学に送ります。

しばらくすると大学からレポートの合否が届きます。

不合格の場合は、添削内容を確認して再提出する流れになります。再提出の回数や条件は大学によって異なるため、自分の大学の学習要項を確認してください。

不合格を繰り返してしまうと時間のロスとなってしまうため、早く教員免許を取りたいと考えるのならば、内容の濃いレポートを作成することが近道といえます。

すべてのレポートに合格する必要がある

単位を修得するためにはレポートに合格する必要があります。

ある程度の単位はそれほど難しくなく修得することができることでしょう。

しかし私自身もあったのですが、テーマによってはレポートが書きにくいといったケースも出てくるものです。何度かレポートを書き直したのですが、なかなか合格をもらうことができませんでした。

しかし単位修得のためには、どんなに苦手な科目であったりテーマであっても合格する必要があります。「このレポート、難しいからパス!」ということはできないのです。

そのような場合には「スクーリング」を利用することをおすすめします。

参照 通信大学の科目認定方法

 

レポートと試験は同時に進めていく

通信大学の勉強の基本はレポート作成ですが、科目修了試験にも合格しなければなりません。

参照 科目修了試験とは

 

通信大学で単位を修得するためには「レポートと試験の2つに合格すること」が必要となります。

科目修了試験は通信大学によってですが毎月開催されるわけではありません。1度の試験で4科目まで受験できますが、毎月開催されるわけではありません。

そのため、どんどん試験を受けていかないと単位修得が後ろに伸びてしまうのです。

大学によっては、レポートが合格していない段階でも科目修了試験を受けられる場合があります。ただし受験条件は大学や科目によって異なるため、必ず自分の大学のルールを確認してください。

もし少しでも早く免許や資格を取りたいと考えているのなら、できることはどんどん終わらせていったほうがよいでしょう。

参照 科目修了試験とは

 

参照 働きながら教員免許を取得できるか
 

イメージとしては以下のような感じです。

  • Aという科目のレポートを作成して大学に提出。
  • 結果を待つ間にBという科目のレポートを作成。
  • AとBの科目の試験勉強を行う。

つまりAのレポートの結果を待たずに試験を受けてしまうということです。レポートの結果を待ってから試験を受ける・・・といったことをしてしまうと、時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。

複数のレポートをまとめて提出し結果を待たず次の作成へ進む

私の場合はですが、複数のレポートをまとめて送っていました。

たとえば1週間のうちに3つのレポートを作成し週末にまとめて提出。提出し終えたら次のレポート作成に取り掛かっていました。

絶対に避けたいのは、レポートを出してその合否が来るまで何もせずに待つことです。

レポートの合否が出るまで結構時間がかかるため、待っている時間が無駄となってしまうためです。

通信大学のレポートはパソコンで下書きすると書きやすい

通信大学のレポートはパソコンで下書きすると書きやすい

私の場合は、手書き提出のレポートでも先にパソコンで下書きを作ってからレポート用紙に清書していました。

パソコンで下書きを作ると、文字数の調整、文章の入れ替え、誤字の修正がしやすくなります。通信大学のレポートは一度で完成させるよりも、下書きを作り、見直し、提出形式に合わせて整える流れにした方が進めやすくなります。

教科書全部を読むことはほとんどしなかった 重要箇所をピックアップ

まず課題報告集を読みました。課題報告集には各科目のレポートを書くためのお題(テーマ)が掲載されています。

課題をチェックした後、教科書を広げて大切だと思うところをチェックしていきます。そして自分なりに理解をしていきます。

1つ言えることは、まともに全部読んだ教科書はありません。あくまでも私の場合はです。

お題を見て、その後に教科書の目次を見ます。そこから重要なことが書いてありそうな部分を見つけ、流し読みします。

よく理解できなかった場合や比較検討したい場合には、同じような内容の書籍であったり、同じ著者の書籍を図書館で探し出し理解を深めるようにしました。

教科書を丸々全部読んだ方が理解度が増すかもしれません。しかしそこまでしなくてもある程度理解はすることはできます。また通信大学での勉強の目的は免許や資格を取ることです。

各教科を深く理解することではありません。

それであれば効率よく進めていった方がよいと思うのです。

レポート作成だけでは試験対策として足りない場合がある

レポートに合格できたとしても、科目修了試験に合格できなければ単位を修得することはできません。

私の方法はあくまでもレポートに合格する方法としてはよいとは思います。

しかしポイントを絞り流し読みしているため、そのままでは科目修了試験で苦労する可能性もあります。

そのため科目修了試験が近くなると、教科書に簡単にではありますが目を通すようにはしていました。

参照 通信大学の科目認定方法
 

参照 科目修了試験とは

 

パソコンで下書きするとよい

教科書や参考資料を一通り理解したら、それらの本を机に広げレポートのテーマに沿って文章を書いていきます。

その際、まずパソコンに打ち込むようにしていました。

パソコンに打ち込んだほうが修正しやすいのが大きなメリットでしょう。またレポートは文字制限があります。少なすぎても多すぎてもいけません。そのため一目で何文字書かれているのか分かるパソコンのほうがやり易いのです。

パソコンで一通り文章を作成したら、パソコンの画面を見ながらレポート用紙に写していきます。

レポートを書く上で厄介だと思ったことは、レポート用紙にはボールペンか万年筆のようなインクのペンでなければいけないことです。字を間違ってしまった場合には、修正ペンで修正するしかないためです。

文字数が足りないときは説明と根拠を増やす

レポートの文字数は大学や科目によって異なります。目安として法政大学通信教育部では1設題2,000字程度、星槎大学では1〜2単位の科目で1回1,600字程度と案内されています。

原稿用紙でいえば4枚~5枚ほどです。原稿用紙で例えると結構な枚数ですよね。

ただし空白を入れてもよいため、もの凄く大変ということはありません。ただし教科によっては書きづらく、文字数がどうしても足りなくなってしまう場合もあるかと思います。

そのようなときには通信大学から送られてきた教科書以外に、図書館などで似たような文献を見つけてきます。そしてそれぞれに書かれていることを比較し、自分の意見を交えながら書き進めていました。

個人的な意見ですが、自分の意見というところがポイントだと思います。

たとえば以下のような感じです。

  • ここにはこう書かれていたが、私だったらこう考える。なぜなら〜
  • 教科書にはこう書かれており、参考書にはああ書かれている。そのような考え方もあるかと思うが私であればこう考える。それは~

このようにするとレポートの内容を広げやすくなります。文字数を増やすためだけではなく自分の考えを整理する方法としても使いやすいです。

参照 通信大学で作成したレポート例
 

レポートの質を落とさないようにする方法

レポートは書けばよいというわけではありません。合格するためには、それなりの質のものを書き上げる必要があります。

そこで気を付けるべき点としては、あまりにも文字数を意識しないことです。

文字数をあまり意識してしまうと必要のない言葉を大量に入れがちになってしまいます。するとレポートとして読みづらくなりますし、質が落ちてしまいます。

レポート添削する人が読みやすい、そしてある程度の質を担保する必要があります。

そのためパソコンに打ち込んだレポートの下書きを一度自分で音読してみるとよいでしょう。

重要なのは黙読ではなく「音読」です。

その方がおかしなところがあったら気づきやすいです。

通信大学のレポートが書けないときの対処法

通信大学のレポートが書けないときは文章力だけが原因とは限りません。

課題文の読み取り、教科書の確認範囲、参考文献の数、構成の作り方のどこかで止まっていることが多いです。まずは「何を書くか」を小さく分けると手が止まりにくくなります。

教科書だけで書けないときは参考文献を増やす

教科書だけで内容が理解しにくい場合は、同じテーマを扱っている本や同じ著者の別の本を探すと書きやすくなることがあります。

私の場合も、図書館で類似文献を探し教科書と比べながら理解を深めることがありました。別の本では違う表現で説明されているため、課題の意味がつかみやすくなることがあります。

序論・本論・結論の型に当てはめる

何から書けばよいか分からないときは、まず以下のように分けてみます。

  • 序論:この課題で何を説明するのかを書く
  • 本論:教科書や参考文献をもとに理由や具体例を書く
  • 結論:最後に自分の考えをまとめる

最初からきれいな文章にしようとすると止まりやすくなります。まずは箇条書きで材料を並べ、その後で文章につなげていく方が進めやすいです。

不合格を避けるために提出前チェックを行う

提出前には、内容だけでなく形式も確認します。

提出前チェック
  • 課題文に対する答えになっているか
  • 文字数が指定範囲に入っているか
  • 教科書や参考文献を使って説明しているか
  • 自分の考えが入っているか
  • 誤字脱字がないか
  • 引用や参考文献の扱いが曖昧になっていないか
  • 大学指定の提出方法に合っているか

通信大学のレポートで注意すべきこと

通信大学のレポートで注意すべきこと

通信大学のレポートでは、内容だけでなく、文字数、提出方法、使用する筆記具、引用の扱いなどのルールを守る必要があります。

私は始め鉛筆書きで提出してしまいました。結果としてすぐに返送されてきてしまいました。ボールペンで書いていなかったためです。

レポートの文字数も少ないとすぐに返信されてきてしまいます。レポート作成上のルールはしっかりと守るようにしましょう。

文字数が足りないからといって意味のない言葉を繰り返して文字数を稼ぐ方法はおすすめできません。読みづらくなり課題に対する説明も弱くなります。

レポートはボールペンや万年筆で書くため、もし間違ってしまった場合には修正ペンで修正しても大丈夫です。

単純に移す作業でもミスが出ることがある

パソコンに打ち込んだ文章を、レポート用紙に写すときにも意外と注意が必要です。

慎重に移す作業を行わないと、パソコンに書いてある文章を1行もしくは2行抜かして書いてしまうことがありました。

こうなってしまうと大量に修正ペンを使うことになり、見た目も汚くなってしまいます。結局書き直した方が早いということになってしまったりするのです。

すると修正作業に時間もかかりますし、何よりもモチベーションが落ちてしまいます。

大量にレポートを作成していると、そのうちのいくつかではどうしてもミスが発生してしまいます。その点に気を付けたほうがよいでしょう。

大学によって提出方法や文字数は異なる

通信大学のレポートは、大学や科目によって提出方法や文字数が異なります。

たとえば法政大学通信教育部ではレポート作成形式としてパソコンの使用が基本的に可能とされ、1設題2,000字程度、4単位科目は通常2設題、2単位科目は通常1設題と案内されています。

また、星槎大学では、レポートはパソコンで作成してオンライン提出でき、手書きで作成したレポートを郵送で提出することも可能と案内されています。1〜2単位の科目は1回1,600字程度、3〜4単位の科目は2回とされています。

公式情報の確認先

このように、同じ通信大学でも提出方法や分量は一律ではありません。入学後は、自分の大学の学習要項、シラバス、レポート課題集を必ず確認してください。

各種レポート(明星大学編)

私は明星大学の通信を受講していました、その際にどのようなことをレポート作成していたのかを簡単に紹介したいと思います。

※ここに掲載されている各種レポートは、「レポートを作成したときの感想」「過去の科目修了試験の課題」です。私が作成したレポートが掲載されているわけではありません。

通信大学のレポートは自力で作成した方がよい

通信大学のレポートは自力で作成した方がよい

通信大学のレポートは、自分で課題を読み教科書や参考文献を確認し自分の言葉でまとめた方がよいです。

他人のレポートを写したりAIが作った文章をそのまま提出したりすると、学習にならないだけでなく不正行為と判断される可能性があります。

AIやネット文章の丸写しは避ける

AIやインターネットの情報を調べものの入口として使う人もいるかもしれません。

しかしAIが作った文章やネット上の文章をそのまま提出するのは避けるべきです。内容が間違っている可能性があるだけでなく、自分で学んだ成果にならず、とくに科目修了試験のときに問題を解けない状況に陥ってしまいます。

武蔵野大学通信教育部では、参考文献や資料、Webサイト上の資料や文章などを明示せず転用する行為、他人のレポートやAIが生成した情報等を自分が書いたものとして提出・使用する行為を不正行為例に含めています。

公式情報の確認先

インターネットで売買されていた過去がある

実は以前、インターネットオークションでどこかの通信大学のレポートを販売している人がいたようです。

それを購入し、写し、提出すればレポートは確かに合格できるかもしれません。

しかし自分で勉強したわけではないため、科目修了試験に合格することが難しくなることでしょう。

単位を取得するためには「レポート」と「科目修了試験」の2つに合格しなければならないというお話はしてきました。

レポートを作成する行為自体が、科目修了試験の勉強にもつながります。

よってレポート作成は自分で行ったほうがよいと思うのです。

レポート作成が試験対策になる

レポートを作成するということは、少なからずその科目の知識が身に付きます。

そのため科目修了試験の対策にあまり時間をかけることなく、試験に合格することもありました。

もしインターネット上で誰かが作成したレポートを購入できたら楽だとは思います。しかしそのようなことをしても知識は身に付きません。

さらに購入したことが万が一判明してしまったら問題になってしまうでしょう。そんな危険を冒すような行為をお金を払ってまでする必要はないと思います。

レポート作成は大変ですが、自分で取り組んだ方がその後の科目修了試験にもつながります。

通信大学で教員免許を目指す場合、レポートは単位を取るためだけの作業ではありません。教科書を読み、課題に答え、自分の考えを整理する練習にもなります。

早く終わらせたい気持ちが出てくるかとは思うのですが、将来教員として働くことまで考えるならレポート作成を通して自分で考える力を身につけておいた方がよいでしょう。

教員免許取得の勉強と採用試験の勉強は別物

上記で教員採用試験の話に触れたため、少しそのあたりを深堀してみます。

通信大学での勉強はレポート作成がメインとなります。しかしそれは、教員採用試験の勉強にはほとんどなりません。

あくまでも教員免許を取るための勉強であり、採用試験に合格するための勉強ではないのです。

「レポートの勉強と採用試験の勉強は別物」ということです。

もしかしたら多くの人はわかっているかもしれませんが、実は私自身が勘違いしていたのでした。

教員免許取得の勉強と採用試験の勉強は別物

通信大学のレポートは、あくまでも教員免許を取得するためのものです。正規の教諭として学校で働く場合には、「教員採用試験に合格する必要」があります。

そして、教員採用試験に出題される問題は、レポートを作成するときに学習した内容とは大きく異なることが多いです。

教員採用試験で痛い目を見た 免許取得の知識が役に立たない

私の場合、数科目レポートで再提出があったり、科目修了試験で何度か不合格があったものの、そこまで時間をかけずに教員免許を取得することができました。

そのため、教員免許を取るまでにはそれほど大変な思いをしませんでした。そして自分の中では勝手に、教員採用試験でもそれなりの点数が取れると思っていました。

そこで大した勉強もせずに採用試験に臨みました。結果は「全く歯が立ちませんでした」。全然問題の意味が理解できなかったのです。

そして採用試験専用の参考書を購入し勉強を行い気づきました。

「レポートを作成するときに勉強したことが全く役に立たない」ということをです。

一般的な4年制大学の教育学部では、3年生までに教員免許取得のための単位をほとんど修め、4年制になると採用試験対策を行うようです。つまり1年間みっちりと採用試験の勉強をしてきます。そういった人たちがライバルとなるのです。

このようなこともあり採用試験合格を狙っているのであれば、レポート作成の勉強とは別に、採用試験対策を行う必要があることでしょう。

参照 教員採用試験について
 
参照 教員採用試験の勉強方法
 
関連 教員採用試験に関する質問
 

通信大学のレポートの書き方と作成方法 まとめ

通信大学でのレポートの書き方と作成方法をまとめておきます。

あくまでも私の方法ですが、通信大学でレポートを書くときは最初に課題文を読み、必要な資料を確認し、パソコンで下書きを作ってから提出形式に合わせる流れが進めやすいです。

  • 大学から送られてきた教科書を基にする
  • 課題文を読み、何を答えるレポートなのかを確認する
  • 教科書の目次を見て、課題に関係しそうな部分を読む
  • 教科書だけで分かりにくいときは、参考書籍を図書館で探す
  • 序論・本論・結論の流れを先に作る
  • パソコンで下書きを作り、文字数を確認しながら修正する
  • 手書き提出の場合は、下書きを見ながらレポート用紙に清書する
  • 提出前に、文字数、誤字、引用、提出方法を確認する

通信大学のレポート作成にかかる時間は、科目の難しさ、課題の内容、文章を書くことへの慣れによって変わります。

私の場合は、書きやすいテーマであれば1つのレポートが1時間〜2時間前後で形になることもありました。一方で内容を理解しにくい科目や参考文献を探す必要がある科目では、もっと時間がかかりました。

そのため通信大学のレポートは「短時間で終わる」と考えるよりも、仕事や家庭の予定の中で少しずつ進める勉強だと考えた方が続けやすくなります。

参照 社会人が通信大学で学ぶ場合の注意点
 
参照 通信大学の勉強時間に関する質問
 

よくある質問

通信大学のレポートは何を書けばよいですか?

通信大学のレポートでは、科目ごとに出された課題に対して教科書や参考文献をもとに説明し自分の考えをまとめます。感想だけではなく課題に答える文章にすることが大切です。

通信大学のレポートの書き方はどのような流れですか?

まず課題文を読み何を答えるレポートなのかを確認します。次に教科書や参考文献を読み、序論・本論・結論の流れを作ってから本文を書きます。最後に文字数、誤字、引用、提出方法を確認します。

通信大学のレポートは何文字くらいですか?

文字数は大学や科目によって異なります。2,000字程度の大学もあれば、1,600字程度を目安にしている大学もあります。入学後に配布される学習要項や課題集で確認してください。

通信大学のレポートは手書きですか?パソコンですか?

大学や科目によって異なります。手書きで郵送する場合もあれば、パソコンで作成してオンライン提出する場合もあります。どちらの場合でも最初に下書きを作ると修正しやすくなります。

通信大学のレポートが書けないときはどうすればよいですか?

課題文を細かく分け、説明すること、比較すること、自分の考えを書くことを整理します。教科書だけで書きにくい場合は、図書館で参考文献を探すと内容を広げやすくなります。

レポートが不合格になったらどうなりますか?

不合格の場合は、添削内容を確認して再提出する流れになります。ただし再提出の回数や条件は大学によって異なります。自分の大学の学習要項を確認してください。

AIで作ったレポートを提出してもよいですか?

AIが作った文章をそのまま提出するのは避けるべきです。大学によっては不正行為と判断される可能性があります。調べものの入口として使う場合でも、最終的には教科書や参考文献を確認し自分の言葉でまとめる必要があります。


この記事を書いた人
通信教育で教師を目指す!

国内でも通信大学に関する情報サイトとしてはTOPクラスで長い運用歴を誇る当サイトを2007年より運営。
海外留学後、日本の大学を卒業。家庭教師や学習塾で講師をしながら通信大学で小学校教員免許を取得。
その後、小学校で複数年クラス担任として教壇に立つ経験を持つ元小学校教員。
2004年より前身となるサイトの運営を開始し、これらの経験を交えて現在のサイトとして確立し現在に至る。通算20年以上教育業界には携わり続け、2022年より小・中・高生向けの学習塾を開講。

保有資格:小学校教員免許(明星大学で取得)
運営:通信教育で教師を目指す
運営についてポリシー
監修: 編集長(元小学校教員/IT会社代表+学習塾経営)
監修範囲:全体構成・数値整合性
最終監修:各ページ上部に記載

他の監修:現役小学校教員T(公立小学校 教諭/教員歴20年・小学校教諭専修)・・・※実名非公開の理由:現職のため/編集部確認:教員免許・在職を確認済み

他の監修:大学教授T(私立大学 教授/専門:教職課程)・・・※実名非公開の理由:勤務先規程による/編集部確認:在籍と担当科目を確認済み

編集ポリシー:一次情報(編集者の実体験・各大学の学費ページ・文科省統計)に基づき年次更新。誤り報告は<問い合わせ>まで。

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