通信大学の科目終了試験とは単位を取るための試験

通信大学の科目終了試験とは単位を取るための試験 通信大学で教員免許を取得 通信大学で人生を変えられる
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科目終了試験とは通信教育で単位を取るための試験です。

通信大学によって呼び方が異なります。

  • 科目修了試験
  • 科目修得試験
  • 科目最終試験

通信大学では各教科の「レポート作成」とそれに対する「試験」もしくは「スクーリング」2つが合格して初めて単位取得となります。

つまりレポート作成だけで単位を修得することはできないということです。

同じように試験に合格するだけで単位を修得することはできません。

両方の合格が必要となるのです。

参照 通信大学の科目認定方法

 

ここでは私が教員免許を取得した明星大学を例にとって話していきたいと思います。

科目修了試験とレポートの合格が必要

通信大学で単位を修得するためには、科目修了試験とレポートの2つの合格が必要となります。

この2つに合格することで、単位を修得することができます。そして必要単位をすべて修得することで、目的の免許であったり資格を得ることができるのです。

その他、スクーリングが科目試験の代わりとなることもあります。

いずれにせよ、「レポートだけ」とか「科目修了試験だけ」で単位を修得できるわけではありません。

試験会場は全国各地

科目修了試験会場は全国各地にあります。

ただし通信大学によっても場所が異なってきます。

たとえば東京福祉大学の場合は、伊勢崎・東京・名古屋キャンパスとそのほか全国7会場で行われます。

自宅での試験が可能になってきている

通信大学の試験といえば、大学のキャンパス、もしくは全国に設置された会場で行われるのが以前までの通例でした。

ところが近年では、自宅で受験をすることができる通信大学も増えてきました。

たとえば星槎大学の場合は、レポート方式による試験となっています。決まった試験日がなく、制限時間もありません。自宅で受験可能となります。

佛教大学の場合はオンラインで受験することが可能です。

どんどん通信大学で単位を修得することが容易になってきていると感じる一方、しっかりとした実力が付くのかが不安でもあります。

試験日程 毎月あるわけではないので注意

科目修了試験についてもう少し詳しくお話しします。

繰り返しになりますが、試験会場は大学のメインキャンパスだけではありません。全国に設置された会場でも行われます。

ただしこれは大学によって異なってきます。

試験は毎月行われるわけではない

通信大学にもよりますが、試験は決められた月に行われます。つまり毎月あるわけではありません。

たとえば明星大学の場合、試験の日程は、毎月大学から送られてくる「めいせい」に掲載されていました。

試験月 2月・4月・5月・6月・8月・10月・11月・12月
レポート提出期限 12/15・2/15・3/15・4/15・6/15・8/15・9/15・10/15
受験申し込み期限 1/15・3/15・4/15・5/15・7/15・9/15・10/15・11/15

試験の日程は第1土曜日か第2土曜日が多いです。

以前までは大学側が発行している「めいせい」という冊子に試験日程が掲載されていましたが、現在も発刊されているかは不明です。

もしかすると、在校生が利用できるWEBサービスで試験の情報を発信しているかもしれません。

試験を受けるためにはレポート提出が必須

試験を受けるためにはレポートを提出しておく必要があります。

意外と忘れがちとなるため気を付けるようにしてください。

試験は計画的に

科目修了試験は計画的に受験するようにしましょう。

たとえば4月に試験を受ける予定を立てたとします。

するとその試験科目のレポートの提出期限は2月15日となります。試験の申し込みはその1ヵ月後までとなります。つまり3月15日までということです。

その日程内にレポートを提出していないと、その対象となる試験を受験することができなくなってしまうのです。

またレポートを提出してから試験までに時間が空きます。その間も、他のレポートを仕上げるようにしてください。試験まで試験勉強をばっちりやり過ぎてしまうと、他のレポートを作成できなくなってしまいます。

上手く計画的にレポート作成や試験対策を行わないと、免許や資格が取れる時期も遅くなっていってしまいます。

また、実習(教育実習介護実習)は既定の単位数を取得、もしくは取得見込みでないと申し込むことができません。

このようなこともあり、早めに免許取得をしたいと考えている方は、レポートにまずは力を入れたほうが良いと思います。

3つのポイント

  • 1度に受けられる試験は4科目まで
  • 毎月試験があるわけではない
  • 既定の単位を取らなければ実習に行くことができない

このようになっているため、計画的に試験を受け、実習に参加していかないと免許が取れる時期も遅くなってしまうのです。

試験内容は毎月変わる

試験内容は毎月変わります。

また各地域ごとに違った問題が出るようです。試験範囲が指定されている科目もあれば指定されていない科目もあります。

科目試験の受け方

試験時間は1科目45分です。しかしはじめに全ての問題が配布されるので、1つの試験が終了したらどんどん次の問題に取り掛かっても構いません。

大抵の場合、1科目30分程度で終わると思います。

休憩時間はありません。遅刻は30分までOKです。45分たつとはじめの教科の答案用紙を試験監督が回収しに来ます。

試験はほとんどの教科が論述問題ばかりであり、一問一答ではありません。

そのため、自分の意見も交えしっかりと説明できないと答えられないと思います。

試験用紙はA4サイズで裏面まで解答可能です。私はほとんど裏面まで解答しました。他の受験生もかなり書いているようでした。

試験開始30分後であれば自分の試験が終了したら試験を提出して帰ることが出来ます。

もし問題が難しく答えられそうにないと判断したらその科目だけを棄権することも出来ます。その際には解答用紙に「キ」と大きく書けば棄権扱いになります。

1科目棄権したからといってその他の教科が全て棄権扱いになるというわけではないので安心してください。

難易度は試験によって大きく異なる

試験の難易度を表すのは正直難しいのですが、一律ではありません。

試験を受ける人のそれまでの知識や得意教科などによって大きく左右されるところはあるのですが、それでもとても簡単と感じるものと、全然手が出ないというものまでありました。

音楽で苦労した・・・

たとえば私の場合、ある程度ピアノを弾くことができます。楽譜も読むことができます。しかし「音楽科教育Ⅰ」は、1回目の試験で落ちてしまいました。

どのような試験が出るか分かったため、多少なりとも勉強をしたのですが、次の試験でも不合格・・・。

前回の内容とは違った内容が出題され、やはり手も足も出ませんでした。

とくに分からなかったのは「~長調」「~短調」といったものです。これは楽器が弾ける弾けないとかではなく、しっかりと勉強しないと身につかない知識です。

また教育相談研究という科目はそれほど苦労しませんでしたが、教育方法学には大変苦労しました。同じような教科と思い込んでいて、教育相談研究ではそれほど苦労しなかったためその調子で教育方法学の試験を受けたら、まったく手が出ませんでした。

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