通信教育で教員免許状を取得するためには、教員免許取得に必要な「単位の習得」が必要となってきます。その中でも通信教育で教員免許を取得する人の多くは、既に大学を卒業している人です。では、このような人の単位はどのようになっているのでしょうか。
既に持っている単位を使うことができる
結論から言いますと、初めから単位を取得する必要はありません。既に卒業した大学の単位は認められます。これを単位互換と言います。
この制度を利用することで、たとえば教員免許を取る時にも教員免許に必要な単位だけを取れば良くなるのです。資格の場合でも同じことが言えます。
教員免許取得に必要な単位だけを取得
もう少し詳しくお話しします。
全ての大学において一般教養があります。一般教養はどの大学でも必修単位とされています。それは教員免許を取得する際にも同じことが言えます。ですから一般教養は既に卒業している大学で取得しているので、改めて教員免許を取得する際に取り直す必要はありません。
そのため大学を卒業している人に関しては、一般教養の単位は既に持っているため教員免許専用の単位だけを取ればよいのです。
このようにするためには「単位互換」をしなければなりません。つまり「既に単位を持っていますからその分を認めてください。」とすることです。
既に卒業している大学の単位がどこまで単位互換可能なのかは、通信教育を受ける大学に申請をしてみないと分かりません。
数単位認められなかった
私の場合は数単位だけ認められませんでした。
つまり数単位だけ単位互換ができませんでした。そのため教員免許に必要な単位のほかに2科目~3科目は余計に取りました。こういった人はどうやら結構いるようです。
とはいっても2科目~3科目程度なので大した量ではありませんでした。
私のように少し余分に単位を取る人もいれば、すべて認められる人もいるようです。しかしこれは卒業した大学の成績証明書を通信大学に提出してみなければ分からないことです。