大学中退から通信大学で「大卒資格」を取る最短ルート!編入のメリットと卒業までの流れ

  • 「経済的な事情で大学を中退してしまったが、生活が安定した今、改めて卒業したい」
  • 「若気の至りで辞めてしまったが、社会に出て大卒資格の重みを知った」

このページにたどり着いたということは、過去の大学中退という事実に少しの後悔、あるいは未来への再挑戦の意欲をお持ちではないでしょうか。

結論から言うと、大学中退は「失敗」ではありません。通信大学への編入を使えば、最短ルートで「大卒資格(学士)」を取り戻すことができます。

実は当サイトの管理人は、4年制大学を卒業後に通信大学を活用した一人です。

目的は小学校教員免許の取得でしたが、その際も「卒業した大学で取得した単位を合算」することで、必要な科目だけを履修し短期間で目標を達成しました。

大学中退からの卒業(学士取得)も仕組みはこれと全く同じです。

参照 他の大学で取得した単位を通信大学へ「単位互換」

 

もし今でも大学卒業資格を手に入れたいと考えているのであれば、大学中退者こそ、通信大学(通信制大学)を活用すべきです。

最終学歴が高校卒業のままか、通信制であっても大学卒業になるかで、生涯賃金や選べる求人の幅は劇的に変わる可能性が高まることでしょう。

私の場合は通信大学で教員免許を取りましたが、教員免許を取ったからこそ小学校でクラス担任として働くことができました。人生が変わったのです。

「中退」というステータスを「大卒」に上書きできる最も現実的で賢い方法が通信大学への編入だと思います。

そして過去に大学で取得した単位は決して無駄にはなりません。日本の大学制度においては、卒業に必要な条件さえ満たせばゼロから4年間通い直す必要はないのです。

このページでは、働きながら大卒資格(学士)を目指す社会人のために中退前の単位を活かして最短ルートで卒業する方法を解説します。

  • 結論:中退前の単位が「既修得単位」として認定されれば、編入(2年次/3年次)で卒業までの年数と取得単位を大きく減らせます。
  • 最短ルートは「あなたの条件」で決まる:在籍年数・修得単位・編入先の認定上限(大学ごと)で確定します。

最短ルート早見表

中退時点の目安 狙うべき入学区分 卒業までの最短イメージ 最初にやること
大学に2年以上在学+62単位以上 3年次編入 制度上は最短2年を狙える(大学ごとの要件次第) 成績証明書を取り寄せ → 編入要件と認定上限を確認
大学に1年以上在学+31単位以上 2年次編入 制度上は最短3年が基本(大学ごとの要件次第) 成績証明書を取り寄せ → 2年次編入の可否を確認
上記未満(単位が少ない/在籍が短い) 1年次入学(単位認定が通れば短縮) 4年が基本(ただし認定次第で短縮) 単位認定の可否を確認 → 通学不要/学費を比較

根拠 例)東京通信大学

編入要件(年数・単位)の基準例は、大学公式の募集要項に明記されています。

たとえば東京通信大学は、3年次編入の要件(2年以上在学+62単位以上)・2年次編入の要件(1年以上在学+31単位以上)と単位認定の上限(3年次61単位、2年次30単位)を公開しています。

参照 編入学の要件と単位認定(東京通信大学・公式)

 

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過去の単位は「資産」になる!編入の仕組み

大学卒業には通常「124単位以上 ※参照1」が必要ですが、中退前の大学で取得した単位は、新しい通信大学でも「既修得単位」として引き継げる(単位認定される)可能性があります。

例えば、前の大学で「60単位」取っていた場合、認定されれば残り「64単位」を取るだけで卒業できる計算になります。これにより、1年生からやり直す必要がなくなり、2年次や3年次からスタート(編入学)できるのです。

「どの単位が認められる?」、「手続きはどうする?」といった詳細は、以下の専門記事で徹底解説しています。

参照 単位認定の仕組みと注意点を見る

 

なぜ「通信大学」が社会人の中退者に選ばれるのか

中退からの復学や、別の通学制大学への編入も選択肢にはありますが、社会人には現実的ではありません。そこで最強の選択肢となるのが「通信大学」です。

1. 2年次・3年次への「編入学」が可能

通信大学の多くは「編入学(へんにゅうがく)」という制度を設けています。持っている単位数や在籍期間に応じて、1年生からではなく2年生や3年生(あるいは4年生)として途中から入学できる制度です。

これにより卒業までの期間を大幅に短縮できます。たとえば3年次編入+単位認定+在学年限要件を満たせば、最短2年で卒業を目指せるケースがあります

2. 通学不要で働きながら単位が取れる

かつての通信大学はスクーリング(対面授業)が必須な場合も多かったですが、現在はインターネット環境が整備されています。

  • 動画講義を自宅で視聴
  • レポート提出もWeb上で完結
  • 単位認定試験もオンライン受験

このように、一度もキャンパスに行かずに卒業できる大学も増えています。そのため日中仕事をしている社会人でも無理なく単位を積み上げることができます。

3. 学費が圧倒的に安い

一般的な私立大学に通うと年間100万円以上の学費がかかりますが、通信大学の場合は年間20万〜40万円程度で済むケースが多いです。

入学金も数万円程度と安価で、「経済的な理由で中退した」という方でも、現在の給与の範囲内で十分に卒業を目指せる金額設定になっています。

中退後の進路比較 再入学 vs 通信大学編入

項目 一般的な私立大学(再入学) 通信大学(3年次編入)
卒業までの期間 1年生から4年間 最短2年間〜
学費目安(卒業まで) 400万〜500万円 40万〜80万円程度
学習スタイル 平日の日中に通学 働きながら自宅学習
過去の単位 無駄になることが多い 認定されれば引き継ぎ可

※学費や単位認定数は大学やコースにより異なります。

大学中退から大卒資格を取るまでの具体的ステップ

では、実際にどのような手順で進めればよいのでしょうか。具体的なフローを解説します。

STEP1:中退した大学から「成績証明書」などを取り寄せる

まず最初にやるべきことは、自分が「何単位持っているか」の正確な把握です。中退した大学の教務課などに連絡し、以下の書類を取り寄せましょう。

  • 成績証明書(取得単位が記載されたもの)
  • 在籍期間証明書

※退学証明書だけでは単位数がわからないため注意してください。

STEP2:編入可能な通信大学を探す

次に、自分の目的に合った通信大学を探します。選ぶ基準は以下の通りです。

  • 既修得単位の認定数:自分の持っている単位をどれだけ認めてくれるか(上限は大学で異なります。例:3年次編入で既修得単位の認定上限が「62単位」の大学もあります)。
  • スクーリングの有無:完全オンラインで卒業したいか、たまにはキャンパスに行きたいか。
  • 取得できる学位:経営学、心理学、法学など、興味のある分野やキャリアに役立つ学部があるか。

参照 通信大学で取得できる資格

 

参照 通信大学で取得できる教員免許

 

STEP3:出願・単位認定の申請を行う

出願時にSTEP1で取り寄せた証明書を提出します。

大学側が審査を行い、「あなたの持っている単位のうち、〇〇単位を本学の卒業単位として認めます」という認定が行われます。

これによりあと何単位取れば卒業できるかが確定します。

注意点:すべての単位が認められるわけではない

非常に便利な制度ですが注意点もあります。

以前の大学で取得した単位が「すべて」認められるとは限りません。

一般教養科目は認められやすい

英語、体育、人文科学などの「一般教養科目」は、多くの大学で共通しているため、認定されやすい傾向にあります。

専門科目は内容による

たとえば「工学部」を中退して「経済学部」の通信大学に編入する場合、工学系の専門科目は経済学部の卒業単位として認められない(または自由選択枠として一部のみ認定)ケースがあります。

しかしそれでも、1からスタートするよりは遥かに有利なスタート地点に立てることは間違いありません。

まとめ:過去の時間を「資産」に変えよう

大学中退は決して「失敗」ではありません。

過去に大学に通い、講義を受け、試験に合格して得た単位は消えることのないあなたの資産です。

社会に出た今だからこそ、大学卒業資格の価値や学ぶことの面白さを実感できるはずです。

  • 不足している単位だけを補えばいい
  • 働きながら自宅で学習できる
  • 費用も安く抑えられる

この条件が揃っている通信大学は、キャリアアップを目指す社会人にとって最高の環境と言えます。まずは中退した大学に連絡をし成績証明書を発行してもらうとよいでしょう。自分の持っている「単位数」を確認することができます。

参照・出典

よくある質問

大学中退から何年経っていても単位は有効ですか?
成績証明書などで修得済み単位を証明できれば、編入先(通信大学)が「既修得単位」として審査する対象になります。認定される単位数・科目区分は大学ごとの規程次第なので、「何単位が認定されるか」は出願後の審査で確定するのが一般的です。
成績が悪くて退学(除籍)になった場合でも編入できますか?
編入できるかどうかは大学・学部の募集要項次第です。ポイントは「出願資格(在籍期間・修得単位など)」を満たすかどうかと、修得済み単位を証明できるかどうかです。なお、不合格科目は単位として計算されないため、手元の単位数は成績証明書で確認してください。
通信大学への編入試験は難しいですか?
大学によります。書類選考中心のところもあれば、面接・小論文・適性確認などがある場合もあります。難易度よりも「出願資格を満たすか」「単位認定の上限と卒業要件(必修・区分)」を先に確認するほうが、最短で卒業に近づけます。
どの通信大学でも編入を受け入れていますか?
編入制度がある通信大学は多いですが、すべての大学・学部で同条件とは限りません。さらに、認定される単位には上限があるのが一般的です。たとえば放送大学では、3年次編入学の認定単位数上限が示されています。
卒業までにかかる費用はどのくらいですか?
大学・学部・「残り何単位か」で大きく変わります。目安は「1単位あたり授業料×必要単位数+入学金等」です。例として、放送大学は授業料が1単位あたりの金額で示され、サイバー大学も1単位あたりの金額と卒業までの試算例を公開しています。学費比較は
通信大学の学費比較
もあわせて確認してください。

この記事を書いた人
通信教育で教師を目指す編集者

国内でも通信大学に関する情報サイトとしてはTOPクラスで長い運用歴を誇る当サイトを2007年より運営。
海外留学後、日本の大学を卒業。家庭教師や学習塾で講師をしながら通信大学で小学校教員免許を取得。
その後、小学校で複数年クラス担任として教壇に立つ経験を持つ元小学校教員。
2004年より前身となるサイトの運営を開始し、これらの経験を交えて現在のサイトとして確立し現在に至る。通算20年以上教育業界には携わり続け、2022年より小・中・高生向けの学習塾を開講。

保有資格:小学校教員免許(明星大学で取得)
運営:通信教育で教師を目指す
運営についてポリシー
監修: 編集長(元小学校教員/IT会社代表+学習塾経営)
監修範囲:全体構成・数値整合性/最終監修:2026-1-2

現役小学校教員T(公立小学校 教諭/教員歴20年・小学校教諭専修)・・・※実名非公開の理由:現職のため/編集部確認:教員免許・在職を確認済み

大学教授T(私立大学 教授/専門:教職課程)・・・※実名非公開の理由:勤務先規程による/編集部確認:在籍と担当科目を確認済み

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