通信大学へ入学し勉強開始まで 資料請求をし必要書類を揃え提出

通信大学へ入学し勉強開始まで 資料請求をし必要書類を揃え提出 通信大学で教員免許を取得 通信大学で人生を変えられる

ここでは通信大学で勉強を開始する前、そして開始した後に注意したいことを紹介しています。

通信大学へ入学するためにはまず大学から資料を取り寄せ、必要書類を提出する必要があります。また入学後には必要な単位をどんどん修得していく必要があります。

今回は「明星大学」の出願関係書類を例として紹介するとともに、入学後の勉強の仕方について簡単に触れていきたいと思います。

通信大学から資料を取り寄せる

通信制の大学に申し込みをする際には、まず大学から資料を取り寄せる必要があります。

資料請求は無料となります。

取り寄せた資料の中には、入学関連の書類が同封されています。それらの書類に必要事項を書き込んでいき、さらに別途揃えるべき資料を集めていきます。

当サイトからも各通信大学の資料請求ができるため、ぜひ活用してみて下さい。

参照 教員免許の資料請求
 
参照 資格の資料請求
 

資料は2日~3日程度で届く

通信大学へ資料請求すると、2日から3日程度で資料が送られてきます。

たとえば明星大学から届いた資料は以下のとおりです。

 大学から届いた資料

  1. 入学願書
  2. 入学志願者登録票
  3. 出願書類受付通知ハガキ
  4. 入学選考結果通知送付用封筒
  5. 入学諸費用銀行振込用紙
  6. 人物に関する推薦書
  7. 健康診断書
  8. 基礎資格及び単位習得証明書
  9. 科目等履修生科目登録票
  10. 入学前事前審査用紙
  11. 専修学校専門課程修了基礎資格証明書
  12. 学業成績・単位習得証明書(専修学校専門課程事前審査用)

実物としては以下のような様式です。

通信大学の入学書類 通信大学の入学書類 通信大学の入学書類

 

事前に断っておきますが、これら全ての書類を提出するわけではありません。自分の入学するコースによって提出書類が異なってきます。

また今回紹介しているのは明星大学の書類です。通信大学によって書類の形式は異なってくることでしょう。

そのため、自分が提出するべき書類がよくわからない場合には、直接大学側に聞いてみるとよいでしょう。

揃える書類が多い どんどん行動しよう

通信大学から送られてくる書類の種類はかなり多いです。送られてきた書類に必要なことを記入していく必要があります。

その他、自分の方でも用意しなければいけない書類もあります。

自分で用意する書類

自分で用意する書類は以下のものとなります。

 出願書類一覧

  • 入学案内書に同封の出願書類
  • カラー写真(証明写真)
  • 健康診断書(3か月以内)
  • 住民票(3か月以内)
  • 卒業した大学の成績証明書・卒業証明書
  • 教員免許状のコピー(持っている人だけ)

成績証明書は、卒業した大学から取り寄せてください。電話で問い合わせれば、少しの手数料ですぐに発行し郵送で送ってくれます。

住民票は、最寄りの役所で発行してもらってください。

証明写真は、指定のサイズで撮影してきてください。通信大学の学生になるということで学生証を発行してもらいます。そこに利用されます。

健康診断書は病院に健康診断を受けたいと言えば受けさせてくれます。健康診断書の項目は基本的な検査だけで問題ありません。

成績証明書で最終学歴や既習単位を証明する

成績証明書は最終学歴や既習単位を証明する書類となります。

大学を卒業している人や中退した人は、これを卒業した大学、または中退した大学から取り寄せる必要があります。

私は実は、成績証明書で少し戸惑ってしまいました。どのように取得したらよいかがよくわからなかったのです。

私の場合、過去に4年制大学を卒業しています。そのため自分が卒業した大学から成績証明書を取り寄せることができるのです。

成績証明書を得る方法は単純です。卒業した大学に電話をかけ、個人情報を照合するだけでした。手数料が少しかかりましたが郵送で送ってくれました。

この成績証明書が卒業証明書であり、「私の最終学歴は大学卒業です」と通信大学への証明となるわけです。

通信大学は入学試験がない 基本的には全員合格

通信大学には入学試験がありません。誰でも入学できます。

誰でもというのは、最終学歴が高校卒業以上の方の場合です。

といいながらも、やはり入学試験がないことが心配になり、直接通信大学へ電話で聞いたことがありました。

「入学試験がないって話なのですが、落ちてしまうことってあるのですか?」

すると

「細かくお応えすることはできませんが、余程のことがない限り落ちるといったことはありません。今まで普通に生活してこられた人であれば。」

と言った回答をいただきました。

ということで入学を拒否されることは余程のことがない限りないということです。

何年生で入学できるかは大学側の判断 3年次編入・科目等履修生

通信大学の何年生として入学できるのかは、学歴や入学する通信大学のシステムによります。

たとえば4年制大学を既に卒業していて、教員になるための単位だけ取得したいと考えている場合であれば、「3年次編入」「科目等履修生」といった形で入学することができます。

  • 3年次編入とは、通信大学の3年生からの入学ということになります。
  • 科目等履修生とは、好きな科目のみ勉強していくということになります。

また最終学歴が高校卒業の場合には、1年次入学、つまり最初から勉強することになります。

何年生で入学、編入できるのか、もしくは特定の単位だけを勉強すればよいのかなどは、どの通信大学を選ぶのか、そして何の勉強をしたいのか、何の資格や免許を取りたいのかによって変わってくるかと思います。さらにすでに卒業した大学で取得している単位によっても変わってきます。

よってこれから通う予定の通信大学に事情を説明し、どのようにすればよいのかを聞いてみるとよいでしょう。

通信大学での勉強開始 足りない単位を補っていくスタイル

すべての必要書類を提出してからしばらくすると、教材が届きます。勉強開始です。

通信大学で教員免許を取るということは「教員免許に必要な単位を取る」ということになります。

そのため、これまで大学に通っていた、もしくは卒業した経験を持っている人は、すでに何かしらの単位を持っている状態となります。

その分の単位は互換されますので勉強する必要はありません。ただし数単位は単位互換ができない可能性があります。(私の場合も数単位、もう一度取り直すことになりました。)

参照 単位互換について

 

単位互換のイメージを説明

単位互換のイメージを図解したいと思います。

以下の図のようなイメージとなります。

通信大学での単位互換のイメージ

たとえばこれまでに大学を卒業しているとしましょう。最終学歴は「大卒」ということになります。卒業するためにA、B、Cという単位を修得していたとします。

通信大学で教員免許を取得するためには、A、D、Eという単位が必要だったとします。

その際、通信大学でA、D、Eをすべて修得する必要はありません。なぜならAはすでに卒業した大学で修得しているためです。単位互換をすることで、Aを再び勉強する必要がないということです。

よってD、Eだけを修得すればよいのです。

単位互換、つまり「単位の再利用」というイメージでよいかと思います。

そして通信大学での勉強は、互換されなかった単位と、必要な単位を取得していくといった感じとなります。

得意教科から開始し流れを掴む

どの教科から勉強してもよいかとは思いますが、まずは好きな教科、もしくは得意そうな教科から勉強しレポート作成の流れを掴むとよいと思います。

勉強をしていくと次第に「あれ?これレポート提出したかな?」というように分からなくなることがあります。私も1度あり、同じレポートを2度提出してしまったことがありました。

このような事態にならないようにも、自分なりに「表」を作成しておくとよいと思います。

そしてレポート提出が終わった教科や試験が終わった教科にチェックを付けていった方がよいでしょう。

試験を受けるためにもレポートはどんどん作成する

レポートに関してアドバイスをするとすれば「とにかくどんどん作成していった方がよい」ということです。

提出したレポートの結果が出るまで次にレポートに移らないとか、提出したレポートの試験まで次のレポートに移らないとかは絶対に避けたほうがよいです。

どんどん時間が過ぎていってしまい、目的を達成するまでにかなりの時間を要してしまうためです。

試験を受けるためにレポート提出

レポートと試験の2つが合格すると単位修得が基本となります。

試験を受けるためには、対象のレポートを試験の1ヶ月半前までに提出しなければいけません。

試験を受けようと思っていたのに、レポートの提出を忘れていたとか、提出期限に間に合わなかったということが私はありました。

また試験は毎月行われるわけではなく、2ヶ月、もしくは3ヶ月に1度です。

受験できる教科数は4教科が上限となります。まとめて10科目も20科目も受験をすることはできません。

そのような面からもどんどんレポートを仕上げ、どんどん試験に合格していかないと、免許や資格を取るまでの期間が伸びてしまうのです。

最短期間は2年だが私は2年半かかった

たとえば最終学歴が4年制大学卒業の人が、通信大学で教員免許を取得するための最短期間は2年です。

私の最終学歴も4年制大学卒業であるため、最短期間は2年でした。しかし実際には小学校の教員免許を取得するまでに2年半かかってしまいました。

別に怠けていたという感覚はなく、自分のペースで仕上げていきました。しかしペース的には最速ではなかったということでしょう。

つまり通信大学に2年在籍していたら教員免許が取れる・・・というわけではなく、単位を取って行かないと、3年、4年、5年と時間がかかってしまうということです。

そのうち・・・なんて考えているとどんどん時間は経っていく

通信大学への入学、そして入学後の勉強はできる限り素早く対応したほうがよいでしょう。

新しいことをはじめるというのは、なかなか大変なことです。

まして通信大学の場合、誰かがオペレーションしてくれるわけではありません。すべて自分で動く必要があります。

ただでさえ通信大学に入学する際に用意しなければならない書類は大量にあります。自分で動いて取得しなければならない書類もいくつかあります。

「そのうち揃えればいいか・・・」

と思っているとなかなか集まりません。できるときに一気に集めるようにした方がよいでしょう。

必要なのは継続的なモチベーション

通信大学で勉強する場合、一番必要なものは「モチベーションの維持」だと私は思います。はじめに抱いたやる気をいかに継続できるかということです。

一人で勉強を行う通信教育は、時にモチベーションが低下し勉強が全然はかどらないことがあります。

入学前の書類をモチベーションが高いうちにどんどん揃えていかないと、スタートラインにさえつくことができません。

書類を揃えることは確かに面倒ですが、通信大学は書類審査のみです。入学試験があるわけではありません。それに比べれば大したことはありませんよね。

是非「通信大学で教員免許を取ろう!」と思った時の強い思いのまま、駆け抜けてください。

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