国際化時代をむかえ、ネイティブ・スピーカーを招致してわが国の英語教育の向上に役立てようとの考え方から、1977年に文部省が「米国人英語指導主事助手制度(MEF)」を開始したのがはじまり。その翌年、文部省および外務省によって「英国人英語指導教員(ETS)招致事業」が発足した。
その後、ネイティブと英語科教諭とが協力して行う授業方法が様々なかたちで工夫・開発され、ティーム・ティーチングを学校現場に普及させる大きな要因ともなった。最近では、「総合的な学習の時間」の国際理解や英語活動などの授業に、指導・助言者として活用する例も増えている。