家庭連絡ノート

家庭連絡ノートは、学校ごとや学級ごとにより様々な名称で呼ばれているが、学校と家庭の間の連絡手段の一つとして一般的に広く使われている。保護者は、子どものことで担任の教師に知らせておきたいことを伝えるために、あるいは担任教師や学校への意見や要望などを伝えるためにこのノートを用いている。

また担任教師も、保護者からの連絡や意見・要望に関してコメントするほか、学校での生活や学習について保護者に連絡する必要があるときにこれを用いている。このように家庭連絡ノートは、学校と家庭が必要なときにじかに連絡を取りあい、それによって両者の間に連携と協力の関係を構築する上で重要な働きをするものである。

このノートには一定の形式はなく、市販の数種の「連絡帳」のほか、普通の大学ノートで代用される場合もある。中学・高校では生徒手帳に連絡欄が設けられていて、これがこのノートの役割を果たしていることが多い。

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