研修体系の基礎を成すもので、5年、10年、20年といった一定の教職経験を有する教員全員を対象として実施される研修。各都道府県・政令指定都市における実施状況は、平成12年度、小・中学校教諭の場合、59県市中、5年経験者研修は全県市で、10年経験者研修は49県市で、15年経験者研修は19県市で、20年経験者研修は9県市で実施されている。
内容的には、5年経験者研修では教科指導が、10年経験者研修では教科指導と情報教育が、15年経験者研修では生徒指導と教育相談が重視されている。また、20年経験者研修では、学校経営と情報教育に関する割合が高くなっている。また、実施平均日数は、5年経験者研修、10年経験者研修、15年経験者研修の場合、5~6日程度、20年経験者研修の場合、2~4日程度となっている。