室外という意味において、教室を取り巻く周囲の環境をさす一方、室内という意味において、教室内部の環境をさす。教室環境は、物的要因と人的要因によって構成され、一般には内部環境として用いられ、学級経営においては教室内の物的環境として理解されている。
教室環境の整備にあたって、
(1)快適な環境を整備して学習活動の効果を上げる
(2)安全管理を徹底し危険な条件を取り除き安全な活動を保障する
(3)子どもの自発性や創造性を尊重する
(4)教師や子どもの心身に物的環境が及ぼす潜在的効果を重視する
(5)通風や採光など自然の条件を可能な限り生かす
などがあげられる。