ゲスト・ティーチャー

教師と児童・生徒からなる学校という小さな完結した社会に、保護者や住んでいる人々を指導者として招く実践が、「総合的な学習の時間」の導入を機に活発化した。ゲスト・ティーチャーとは、指導者として特別に学校に招いた一般の人々のことを指し、公式的ではないが広く定着した用語である。

各種の職業人やボランティア活動に取り組む人、様々な知識や趣味をもつ人など、その道の専門家が語る言葉は、「生きた」「本物の」体験や情報として児童・生徒に受けとめられる。そのため、同じことを教師が教えるときよりも児童・生徒の取組みが意欲的であると評価されている。

もちろんゲスト・ティーチャーは教えるプロではないから、難解な用語を用いたり、児童・生徒の理解度を配慮しなかったりすることもあり、教育活動の中で十分に生かすためには、事前に児童・生徒の実態やカリキュラム上の位置づけなどをきめ細かく説明しておく必要がある。

外部からの人材招聘が普及するにつれて、大阪府箕面市の「ゲストティーチャーズバンク」のように、自治体が人材確保に組織的に取り組む例も各地で見られるようになった。

 

 

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