授業作りは生徒作りから 学校では子どもとの関係性づくりが最重要

良い授業をするためには、いくつかの条件があると思います。

長い年月、教師を続けていると授業の展開、進め方は年々上達してくるものです。

しかしそれは「無難」になってくるだけなのです。

無難な授業はなかなか失敗しません。しかし大きく成功するわけでもありません。

授業テクニックと生徒の成績は比例するわけではない

私が某塾で働いていたときに強く感じました。

長年働いている先生は、テクニックがあり淡々と授業を進めていきます。生徒の成績もある程度であり、特に大きな問題はありませんでした。

しかしそれ止まりです。

ある一定のラインまでは行っても、それ以上の上へ行くことはなかなかできませんでした。

それはなぜか?

生徒とのコミュニケーションが上手く取れていなかったのです。

教師と生徒との間に強く濃い線を引いてしまうのです。

生徒があっての教師

生徒があってこそ、教師がいます。生徒と教師が揃ってこそ、授業が成り立ちます。

教師が完全に子どもの上位に立ち、天狗状態になってしまっては子どもが言うことを聞いてくれなくなってしまいます。

まずは生徒と仲良くなりましょう。物凄く大切なことです。

しかし生徒と仲良くなると一言で言っても、実はこれが大変なことなのです。優しくしながら、厳しくする。怒るときは本気で怒る。褒めるときには徹底的に褒める。

怒るときには、なぜ自分が怒られているのかしっかりと理解させる

生徒を怒るときには本気で怒りましょう。教師が真剣にその生徒のことを心配しているのなら怒るときには本気になるはずです。子どもはそんな教師を見破ります。

最近の子どもはあまり真剣に怒られる機会がありません。そんな時、真剣に怒ってくれる人間の存在は彼らにとっても貴重なのです。

彼らは、怒られるのが嫌いというわけではないのです。むしろ期待していることすらあります。

また、悪いことをするときには、悪いことだと気づいていながらしていることがほとんどです。

その証拠に、悪いことをしそうなとき、その子をじっと見ていると、必ずこちらを確認します。見られていると気づくと『見つかった、まずい!』というような顔をします。

褒めるときは徹底的に褒める

怒る時と同様、褒めるときにも徹底的に褒めてください。というよりも怒る時よりも褒める機会を増やしてください。

褒める:怒る=9:1

この割合が良いとされています。こうすることにより1回の怒るが、より強力となってきます。

しかし、私は9:1ではありません。1回だと強力になりすぎるのです。

褒める:半切れ:マジ切れ=7:2:1

このくらいです。

この『半切れ』が案外有効なのです。『マジ切れ』を1度でもされている生徒は、教師が半切れ状態になると、その表情、雰囲気ですぐ分かるものなのです。

すると、『半切れ』状態になるだけ(そう見せかけるだけ)で、その場が静まるものなのです。

以上のように、上手くその場の雰囲気に合わせて、生徒と付き合いコミュニケーションを取り合うことで、学級運営は上手くいきます。そしてそれが授業にも大きく響いてくるのです。

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