ここでは、「税理士」の資格取得を目指す勉強をすることのできる通信大学を紹介しています。
地域 | 大学名 |
---|---|
東京都 | 法政大学 |
自由が丘産能大学・短期大学 |
通信大学で税理士の資格が取れるわけではない 関連の勉強ができる
税理士資格は国家資格です。国家試験に合格することで得ることができます。
通信大学に行ったからといって取れるものではありません。ただし通信大学で税理士の国家試験を受けるための要件を満たすことは可能です。
2023年に受験資格要件が緩和された
2023年に受験資格要件が緩和されました。その結果、税理士国家試験を受験するための要件に変更がありました。
要件は以下の通りです。
- 会計学・・・受験資格要件なし
- 税法・・・学識、資格、職歴のいずれか1つを満たす
参照 税理士への道のり
参照 税理士の資格取得
この「税法の学識」の部分に、「大学または短大の卒業」が含まれているのです。
そのため通信大学を利用し、大学、もしくは短期大学を卒業することで、税理士国家試験を受験することができるというわけなのです。
それでいうと、ほぼすべての通信大学で大学卒業資格が取れるため、税理士を目指すための大学と表現できるのかもしれません。
もちろん国家試験の勉強は別でしなければなりませんが、かなり税理士を目指すはじめのハードルは下がったといえます。
税理士の仕事
税理士の仕事は、税に関する相談や税務書類の作成を行う税務分野のエキスパートです。具体的には、税務代理、税務書類の作成、税務相談などといった仕事がメインとなります。もしくは、決算業務、元帳記帳、試算表の作成、会計関係の指導及び、相談なども仕事の一部です。更に、経営関係の指導や相談なども含まれます。
つまり、税務を通して、会社の経営指導や会計の顧問を行う仕事なのです。また、個人経営の人が確定申告や相続税などを依頼する場合もあります。
これからの税務関係の仕事は、ほとんどが税理士の独占市場です。企業は合理的な納税をし、少しでも節税したいと考えており、税務の専門家として税理士の需要はますます増えてくるでしょう。
開業するには、資格取得後しばらく税理事務所や会計事務所に勤務し、顧客を作ってからが望ましいです。企業内では税理士の資格を持っている人が、重要なポストについていることが多いとされています。