生徒と先生の接し方 接し方1つで変わる習熟度

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生徒との接し方は塾の先生にとって、とても悩む問題のひとつです。

なぜならば、塾というのは学校のように非営利団体ではありません。営利団体なのです。お客さんがいて成り立つものです。ですから、お客さんが求める商品を提供してこそ成り立つのです。

では、塾にとって商品とは何を指すのでしょうか?大きく分けて、「学力」「コミュニケーション」に分けられるでしょう。

「学力」とは、当然塾ですから成績を上げてなんぼの世界です。塾に来て成績を伸ばせなかったら塾に来る意味がありません。

しかし、実は成績を上げているだけでは塾の先生としては半人前です。それは次に挙げる「コミュニケーション」に関わってきます。

生徒との「コミュニケーション」は塾の先生にとってとても大切なものです。もしかしたら「学力」よりも大切なものかもしれません。

いくら「学力」が上がっても、「あの先生は嫌いだ」となってしまうと、先生を交代せざるをえません。なぜなら先にも述べたように塾は営利団体です。学校では先生を選ぶことはできません。多少なりとも問題のある先生でも先生の交代は普通無いものです。

しかし、塾ではそうはいきません。問題がある先生はどんどん授業が外されます。そして授業のなくなった先生は塾で働いている意味がなくなります。そうなると辞めていく先生が中にはいます。

ですから、生徒との「コミュニケーション」が取れないと、生徒も塾に集まってきませんし、それは塾の経営が成り立たないことを意味します。

以上に挙げたことは、普通の塾を意味します。進学塾では「学力」にウェートを強く置くとは思いますが、中堅クラスの塾では「コミュニケーション」が重要視されます。

最近になり、問題の多い生徒が増えています。中堅の塾にはとくにそんな子が集まってきます。ですからただ授業をしているだけでは到底、塾の先生としては成り立ちません。バンバン授業をしたいのなら大手の塾に行くべきです。

この記事を書いた人
渡邉友啓(株式会社デキタ代表/元小学校教員)

国内でも通信大学に関する情報サイトとしてはTOPクラスで長い運用歴を誇る当サイトを運営。
海外留学後、日本の大学を卒業。家庭教師や学習塾で講師をしながら通信大学で小学校教員免許を取得。
その後、小学校で複数年クラス担任として教壇に立つ経験を持つ元小学校教員。
2004年より前進となるサイトの運営を開始し、これらの経験を交えて現在のサイトとして確立し現在に至る。通算20年以上教育業界には携わり続け、2022年より小・中・高生向けの学習塾を開講。

保有資格:小学校教員免許(明星大学で取得)
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渡邉友啓(株式会社デキタ代表/元小学校教員/学習塾経営)・・・監修範囲:全体構成・数値整合性/最終監修:2025-09-07
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