ここでは、『社会保険労務士』の資格を取得できる通信大学を紹介しています。
社会保険労務士は、労働保険や社会保険の知識を使って企業の人事や労務の諸問題を解決していきます。
また、複雑な年金問題について、適正なアドバイスを行う高齢化社会のコンサルタント的な仕事も行います。 さらに社会保険労務士は、高収入が期待でき、すぐにでも開業できることが魅力です。
地域 | 大学名 |
---|---|
千葉県 | 放送大学 |
東京都 | 自由が丘産能大学・短期大学 |
八洲学園大学 生涯学習学部 | |
大阪府 | 近畿大学 |
社会保険労務士の合格率はかなり低い
社会保険労務士の資格を取得するためには、かなり高いハードルを越える必要があります。
まず受験資格として定められた「学歴」「実務経験」「国家資格」を持ち合わせている必要があります。
さらに試験の合格率はその年によって異なりますが、10%前後であればよい方ではないでしょうか。
通信大学で社会保険労務士の資格を取れるわけではない
通信大学で社会保険労務士の資格が取れるわけではありません。
社会保険労務士の資格は国家資格であるためです。
通信大学ではあくまでも社会保険労務士に必要となる知識の勉強をすることができるということです。
学費で比べるなら民間の方が安い
あくまでも学費だけで比べてみますと、民間の資格会社の方が通信大学で社会保険労務士の勉強をするよりも安いです。
たとえばユーキャンであれば、一括払いで約8万円で学習をすることができます。標準学習期間は7カ月ということなので、1ヶ月当たり約1万円で勉強することができるということになります。
通信大学の場合、たとえば産業能率大学を例に挙げますと、1年間の学費が20万円となります。
このように学費のみを比べてみると、民間の資格会社の方が安上がりといえます。
どちらがよいとは言い切れない 結局どれだけ勉強をするのか
民間の資格会社と通信大学のどちらで勉強したほうがよいかというのは、何とも言えません。おそらくですが、この世の中で比べたことがある人はいないと思うためです。
さらに合格者の中には、独学で勉強をして合格する人もいます。そもそも勉強が得意、覚えることが得意という人が取得するような資格のような気がします。そのような人は、民間でも通信大学でも、どちらを選んだとしても合格してしまうことでしょう。
ある情報では、社会保険労務士の資格を取得するために必要となる時間は700時間~1000時間ほどとのことです。1日2時間を1年間毎日続けるレベルということです。
逆に言うと、これくらいは勉強しなければ合格することができないということでしょう。つまり、これだけの勉強をする覚悟があるのなら、挑戦してみるとよいかもしれません。