文化的リーダーシップ

教室内の教員と児童生徒との間で展開される教授・学習活動の質が、学校組織の文化的要因(組織文化)によって重要な影響を受けていると考える立場から、近年では校長のリーダーシップのあり方として、「文化的リーダーシップ」論が注目されている。

それは、学校の中で共有されている価値や規範に着目し、それを形成したり維持したりつくりかえたりするという側面での校長のリーダーシップを重視しようとする。単純な指示・命令や紙に書かれた目標・指針などが成員の行動を左右するのではなく、組織の深層にある価値や規範こそがそれらに影響を及ぼしているという前提認識が、そこにはある。

したがって文化的リーダーシップは、リーダー(行為者)とフォロアー(受け手)との関係を相互影響過程から捉え、非統制的なものと考える。そうした過程のなかで、各教職員が主体性に基づいて組織目標を共有し、その実現に努める態勢をつくろうとする。組織目標のあいまいさや成員の独立性の高さなどという学校組織の特性を踏まえるとき、学校としての教育ビジョンや信念の練り上げ過程そのものを重視しようとするこの種のリーダーシップ論は重要である。

この記事を書いた人
通信教育で教師を目指す!

国内でも通信大学に関する情報サイトとしてはTOPクラスで長い運用歴を誇る当サイトを2007年より運営。
海外留学後、日本の大学を卒業。家庭教師や学習塾で講師をしながら通信大学で小学校教員免許を取得。
その後、小学校で複数年クラス担任として教壇に立つ経験を持つ元小学校教員。
2004年より前身となるサイトの運営を開始し、これらの経験を交えて現在のサイトとして確立し現在に至る。通算20年以上教育業界には携わり続け、2022年より小・中・高生向けの学習塾を開講。

保有資格:小学校教員免許(明星大学で取得)
運営:通信教育で教師を目指す
運営についてポリシー
監修: 編集長(元小学校教員/IT会社代表+学習塾経営)
監修範囲:全体構成・数値整合性
最終監修:各ページ上部に記載

他の監修:現役小学校教員T(公立小学校 教諭/教員歴20年・小学校教諭専修)・・・※実名非公開の理由:現職のため/編集部確認:教員免許・在職を確認済み

他の監修:大学教授T(私立大学 教授/専門:教職課程)・・・※実名非公開の理由:勤務先規程による/編集部確認:在籍と担当科目を確認済み

編集ポリシー:一次情報(編集者の実体験・各大学の学費ページ・文科省統計)に基づき年次更新。誤り報告は<問い合わせ>まで。

通信教育で教師を目指す!をフォローする
は行
タイトルとURLをコピーしました