組織文化

組織構成員の間で共有・形成・保持され、組織内部における各自の判断や行動に重要な影響を及ぼしている価値・規範・思考・行動様式の体系を指して組織文化という。

たとえば同じような条件をもつ学校であっても、教職員と児童生徒の間で共有されている価値観や思考様式は異なる。同じような問題に直面したとしても、教員の判断や学校としての意思決定内容は、組織に応じて違ってくる。そうした学校による違いの背景には、成員間に共有された目に見えない「文化」があると説明される。

組織文化は、いくつかの層を成していると考えられる。もっとも表層にあって見えやすいものは「人工物」といわれ、施設設備や制服などがそれにあたる。次の層は「価値」といわれ、学校の教育方針や生徒指導指針など、教職員や生徒の判断と行動を規定する規範・価値基準である。そしてもっとも深層にあるのが、個々の成員が意識していないけれども学校に対して抱いている認識としての「基本的前提」である。たとえば、「教員はどうあるべきか」「この学校の生徒はどんな実態か」などに対する基本認識である。

共通目的があいまいで構成員の独立性が高いなどの特性をもつ学校組織がその活動に一定の統合性をもち、秩序を保持することは、組織文化という概念で説明できる。「よい学校」「よくない学校」の違いも、組織文化の違いとして語られる。だが学校経営にとって最も重要なことは、「組織文化は変えられる」と考えることである。

この記事を書いた人
通信教育で教師を目指す!

国内でも通信大学に関する情報サイトとしてはTOPクラスで長い運用歴を誇る当サイトを2007年より運営。
海外留学後、日本の大学を卒業。家庭教師や学習塾で講師をしながら通信大学で小学校教員免許を取得。
その後、小学校で複数年クラス担任として教壇に立つ経験を持つ元小学校教員。
2004年より前身となるサイトの運営を開始し、これらの経験を交えて現在のサイトとして確立し現在に至る。通算20年以上教育業界には携わり続け、2022年より小・中・高生向けの学習塾を開講。

保有資格:小学校教員免許(明星大学で取得)
運営:通信教育で教師を目指す
運営についてポリシー
監修: 編集長(元小学校教員/IT会社代表+学習塾経営)
監修範囲:全体構成・数値整合性
最終監修:各ページ上部に記載

他の監修:現役小学校教員T(公立小学校 教諭/教員歴20年・小学校教諭専修)・・・※実名非公開の理由:現職のため/編集部確認:教員免許・在職を確認済み

他の監修:大学教授T(私立大学 教授/専門:教職課程)・・・※実名非公開の理由:勤務先規程による/編集部確認:在籍と担当科目を確認済み

編集ポリシー:一次情報(編集者の実体験・各大学の学費ページ・文科省統計)に基づき年次更新。誤り報告は<問い合わせ>まで。

通信教育で教師を目指す!をフォローする
さ行
タイトルとURLをコピーしました