学級経営

学級担任の教員が、学級の教育目標を設定し、その達成をめざして学級の児童生徒個人および集団に対する指導を計画的に展開することである。その営みは常に学年教育目標および学校教育目標の達成へと連なっている。 「学級」は明治期半ばに就学率の上昇に対応した経済効率的な指導組織として考案されたが、大正期には、子ども集団がもつ人間形成作用の重要性が注目されるところとなった。

学級経営の概念には、授業効果を高めるための条件整備とする見方や、教員の活動のうち授業を除いたもの全てとする捉え方などがある。しかし、学級担任がほとんどの授業を担当する小学校の場合、教員の意識と実践において、授業のプロセスと学級経営とは相互に結合していると考えるべきであろう。また教科ごとに授業担当者が異なる中学校でも、同じ教科内容の指導をしても相手の学級によって雰囲気や成否の違いが大きいことは明らかである。

このことは、学級担任による学級経営が授業の成否にとっていかに重要であるかを示している。と同時に、教科の授業担当教員にとって、当該授業を成功させるための基礎的力量として、対象学級の生徒集団を理解し、「学習集団」として機能させるという意味での学級経営の力量が重要であることを物語っている。

 

 

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