学校を基礎単位とした教育経営

1980年代後半以降のアメリカで普及した、学校裁量権限の拡大を指向する教育委員会と学校との権限関係の制度的再編施策(School-Based Management)を指す。頭文字をとってエス・ビー・エム(SBM)とも呼ばれる。州や地域によって多様なあり方があるが、少なくとも2つの共通要素がある。

1つは、学校の予算、人事、カリキュラムにかかわる権限と責任を教育委員会から各学校へ大幅に委譲することである。これによって公教育の結果に対する責任(アカウンタビリティ)は教育委員会から学校へと大きくシフトする。

そしてもう1つは、各学校における意思決定の、教職員・保護者・地域住民による共同化である。具体的には学校審議会などの会議体を設置して、そこで学校の改善計画・カリキュラム・予算、さらには人事などに関する審議や協議を行うことである。ただし、それを最高議決機関とするか校長の諮問機関的性格にとどめるかは地域によって異なる。

日本で進行している「学校の自主性・自律性の確立」に向けた改革のあり方を考える際にも、こうした外国での先行例は参考になる部分を含むものと思われる。

この記事を書いた人
通信教育で教師を目指す!

国内でも通信大学に関する情報サイトとしてはTOPクラスで長い運用歴を誇る当サイトを2007年より運営。
海外留学後、日本の大学を卒業。家庭教師や学習塾で講師をしながら通信大学で小学校教員免許を取得。
その後、小学校で複数年クラス担任として教壇に立つ経験を持つ元小学校教員。
2004年より前身となるサイトの運営を開始し、これらの経験を交えて現在のサイトとして確立し現在に至る。通算20年以上教育業界には携わり続け、2022年より小・中・高生向けの学習塾を開講。

保有資格:小学校教員免許(明星大学で取得)
運営:通信教育で教師を目指す
運営についてポリシー
監修: 編集長(元小学校教員/IT会社代表+学習塾経営)
監修範囲:全体構成・数値整合性
最終監修:各ページ上部に記載

他の監修:現役小学校教員T(公立小学校 教諭/教員歴20年・小学校教諭専修)・・・※実名非公開の理由:現職のため/編集部確認:教員免許・在職を確認済み

他の監修:大学教授T(私立大学 教授/専門:教職課程)・・・※実名非公開の理由:勤務先規程による/編集部確認:在籍と担当科目を確認済み

編集ポリシー:一次情報(編集者の実体験・各大学の学費ページ・文科省統計)に基づき年次更新。誤り報告は<問い合わせ>まで。

通信教育で教師を目指す!をフォローする
か行
タイトルとURLをコピーしました