危機管理

危機管理には、社会・国家全体にかかわる政治的・軍事的・経済的危機の問題から、個々の組織内部における問題までさまざまなレベルがある。学校の危機管理という場合は、1つの組織にかかわる重大な危機的状況を回避または軽減するための方策を講じることを指す。それは、事前に事件・事故などの危機を予測して予防策をとることと、危機に遭遇した後の対応や処理に大別される。  

学校の危機管理にとっての最重要課題は児童生徒の生命を守ることである。地震・風水害といった自然災害や火災などをはじめ、日常的な教育活動の中で生じうる事件・事故や傷病など、学校は絶えずさまざまな危機に直面する可能性をもっている。

阪神・淡路大震災以降、自然災害に備えた危機管理に対する関心は高まりをみせ、2001年に起きた大阪教育大学附属池田小学校での児童殺傷事件は、外部からの侵入者を想定した管理の見直しを学校に迫ることになった。このような重大事件・事故にかかわらず、総合的な学習をはじめとして、教育活動において外部との関係は広がっており、そうした活動の充実はいろいろな「危機」と隣り合わせでもある。  

様々な危機を想定して、行動のための指針を明確にし、日頃から組織体制を整えておく必要がある。

 

 

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