学年経営

同一学年を構成する教員および児童生徒集団を単位組織とみなし、そこでの共通課題を踏まえて教育目標を設定し、その効果的な達成をめざして教授・学習活動を展開すべく協働することである。最終的には学校教育目標の達成へと連なっている。  

教育活動は基本的には個々の教員の専門的自律性を尊重してなされるべきである。だが、「学校」は公教育を担う社会的組織として教育結果責任を負っており、学校としての共通課題を踏まえた学校教育目標の設定とその実現にむけたカリキュラムの編成・実施が重要である。その場合、学年経営は教員個人や個別学級レベルでの諸課題と学校全体のそれとの調整を図る意味で重要である。  

最近では小学校の「学級崩壊」にみられるように、教員の過度の独立性がマイナスにはたらくケースが目立っている。また学習集団の弾力的編成の普及など、学年による協力指導組織の活用とその有効性が注目されている。中・高校の場合、教員免許状は「教科」別の制度をとっているが、教育実践場面では教科の授業を超えて生徒理解と生徒指導に取り組むうえで「学年」教員集団の意味は重要である。学級担任がほとんどの教科指導を担当する小学校でも、個々の教員が多様な視点や手法を共有しながらそれぞれの学級経営や授業に取り組むうえで、「学年」単位の協力が欠かせない。

 

 

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