教師が現職にありながら上級免許状を取得すること。一定の期間教師として勤務し、大学において必要な単位を修得することが必要である。1種免許状・2種免許状を取得する場合は、一定の最低在職年数を越える在職年数が、修得すべき単位数にふりかえられて、段階的に軽減されることになっている。
2種免許状から1種免許状への上進には、最低在職年数5年、大学において45単位を修得しなければならないことになっている。しかし、軽減措置により、5年以降12年までは、在職年数1年につき5単位を軽減し、最低10単位の修得で済む。1種免許状から専修免許状への上進の場合は、最低在職年数が3年、大学において15単位を修得しなければならない。ただし、専修免許状の取得についても同様の軽減措置がある。