座席

教室における子どもたちの座る机や椅子の場所をいう。席替えや学習形態に応じた座席配置のあり方は、教育のねらいとも関わる重要な観点である。

7メートル×9メートルの固定壁で囲まれた「標準設計」の教室では、座席は教壇を中心として固定的に設定される場合が多いが、これは教師中心の一斉授業方式を象徴する設定のあり方であり、狭い教室面積によって座席の移動が制約されてきたことにも由来する。

しかし、最近ではオープン・スペースが取り入れられたり、教授・学習組織が弾力化されるなかで、学習形態にあわせた座席の移動や、カーペットの活用による座席の撤廃なども検討されるようになった。

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