交換授業

学級担任が互いの合意に基づいて、それぞれの学級で1つ以上の教科等の授業を交換して行う、小学校における教授組織の一形態である。学級担任制を前提としながらも、各教師の得意教科等の活用によって指導の補強を行い、学級間の格差解消を図る。

交換授業は、戦後しばらく助教諭が多く置かれた時代や、昭和40年代以降の小学校教員不足の時代に盛んに活用されたが、学級担任の質が揃わない状況下における次善の策といった意識が強かった。しかし最近では、学級崩壊などの原因とされる学級の閉鎖性を回避するために、積極的に取り入れられる例が増えている。

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