授業参観は、自分の子どもの学校での様子、同じ学級・学年の他の子どもたちの実態、そして担任教師の教育指導や学級の教育活動の状況などを、保護者に知らせることを目的としている。各学期に1回ずつ行われるところが多い。
一般的に、授業参観の後には学級懇談会が開催され、そこで授業参観で見た学級の様子を踏まえて意見交換をすることが図られている。平日に学校に来ることが難しい保護者のために「日曜参観」なども、かなり以前から行われてきた。
最近では、通常の教室での参観だけではなく、「プール参観」や、学校を1日中開放して保護者が自由に学校内の様子を見て回ることができる「生活参観」を開催している学校もある。さらに「開かれた学校づくり」推進の中で、地域の人々にも学校の様子を知ってもらうために、学校公開日や公開週間などをはじめた学校も多い。