先生になりたい人必見!学校の先生になるために必要な2つこと

「学校の先生になりたい」。そう思う人は少なくないと思います。

動機は様々だと思います。

  • 昔から漠然と考えていたがチャンスがなかった。
  • 子供に勉強を教えたいと思っている。
  • 公務員は安定していて魅力。

しかし、学校の先生になる方法は案外知られていません。特に一度社会人になってから転職して先生になる方法はほとんど知られていません。実は私も以前は知りませんでした。

ここでは、大学を卒業してから先生になるための方法先生になるために必要な2つのこと、さらには、先生になった後必要なことを紹介したいと思います。

【必要なこと その1】 教員免許

学校の先生になるためには、大前提として必ず「教員免許」が必要となってきます。

教員免許にはいくつか種類があります。

  • 「小学校教員免許」
  • 「中学教員免許(各教科)」
  • 「高校教員免許(各教科)」

といった具合に、まず学校別に分かれており、その中で各教科ごとに教員免許状があります。

また細かい話で言うと、教員免許にも「1種」「2種」「専修」といった具合に分かれています。

教育現場で働く教員の多くが、このいずれかの教員免許を必ず持っています。なので、先生を目指すのであれば、まずは教員免許を取るところから始めなければなりません。

教員免許の取得方法

教員免許を取得する方法は実はいくつかあります。そのうち以下の3つがメジャーな方法と言えます。

  1. 教育学部のある大学で免許を取得し卒業
  2. 大学で教員免許取得のための単位取得
  3. 通信大学で教員免許取得に必要な単位を取得(私はコレ)

以下で詳しくお話しします。

① 教育学部のある大学で免許を取得し卒業

一番オーソドックスな方法としては、「教育学部のある大学に行き、教員免許を取得すること」です。

この方法がで教員免許を取っている人が一番多いです。

高校生の時、大学の進路を考える際に、教育学部のある大学に進むといった具合です。

② 大学で教員免許取得のための単位取得

教育学部のある大学でなくても教員免許を取ることは可能です。

大学卒業に必要な単位以外で、教員免許を取るための単位を取得すれば教員免許を取ることができます。

ただし大学によって、教員免許が取れなかったり、取れる教員免許が限られていたりします。

※例えば社会の教員免許は取れるけど、数学の教員免許は取れないなど

そのため、もし教員免許が欲しいと大学入学前から分かっているのであれば、自分の欲しい教員免許が取れる大学を調べ進学する必要があります。

また、一般的に教育学部のある大学でなければ小学校の教員免許を取ることはできません。

③ 通信大学で教員免許取得に必要な単位を取得

「大学生の時に教員免許を取らなかった人」や、「教員免許は持っているけど他の教員免許が欲しい」といった人が、教員免許を取る方法として「通信大学」があります。

ちなみに私はこの方法で教員免許を取得しました。また、私だけではなく、かなり多くの人がこの方法で教員免許を取得しています。

「教員免許に必要な勉強だけして単位を取るシステム」です。

通信大学ですので、通学の必要はありません。また学費がとにかく安いという点が最大のポイントです。

参照⇒なぜ通信教育なのか

あまり知られていませんが、かなり多くの社会人の人たちが、通信大学で教員免許を取得しています。

一般的な4年制大学を卒業している人が、通信大学で教員免許を取得する場合には、大抵2年ほどの時間を要するでしょう。

このように、教員免許を取得する方法は主に3つです。どの方法で取得しても全く違いはなく同じ免許です。

【必要なこと その2】 採用試験合格or講師登録

次に教員免許を取得した後のことをお話しします。

「教員免許を取ったら先生になれるのか?」

これは「Yes」でもあり「No」でもあります。

教員免許を取ったら、もしくは取得見込みの状態で「教員採用試験」を受験します。この教員採用試験に合格することで、正規の先生(教諭)になれます。これは主に、各都道府県や各政令指定都市で毎年行われています。

参照⇒東京都教員採用試験
参照⇒静岡県教員採用試験

ただし、この教員採用試験に合格しなくても先生として働くことはできます。それが「講師」です。

講師は、「教員採用試験に合格していないけど教員免許を持っている人」という感じです。そのため、教員採用試験にチャレンジし続けている人や、年齢的に採用試験を受けられない人、もともと教諭にはなりたくない人などが講師として働いています。

教諭も講師も基本的には仕事内容は同じです。ですが、重要な学校の仕事は任されにくいです。そのようなこともあり、扱いは多少なりとも異なります。給与や休暇、役職等でどうしても差が出てきます。

参照⇒東京都公立学校臨時的任用教職員(産休育休代替)特別認定候補者を希望される方へ
参照⇒小・中学校の臨時的任用教職員(臨時講師等)の登録について(静岡県)

講師になるために必要なこと

講師になるために必要なことは、「教育委員会に登録に行くだけ」です。

通常、各市町村には教育委員会が設置されています。そこまで足を運び「講師をしたいのですが」と担当者に告げ個人情報を書き込む程度で登録は完了します。

※場合によっては教員免許状の提出を求められるかもしれません。

そして、学校に「空き」がでたら名簿の中の登録者に連絡が来ます。

講師は人手不足の状態が続いている

講師登録をすると、かなりの確率で声がかかると思います。

もし心配であれば、また、勤務先の場所を問わないようであれば、様々な都道府県や市町村の教育委員会に講師登録をしに行くと良いでしょう。

私の場合、自分の住んでいる街と、周辺の2つの市町村に講師登録に行きました。

結果、2日後に連絡が来て早速働くことになりました。それが夏のことです。私と同じ時期に採用された講師はさらにもう一人いました。

参照⇒通信教育を受講する理由

講師は、教諭の代わりとなる存在であり、必ず各学校では数名確保しておく必要があります。病休や産休などで教諭が長期に渡り学校を離れることがあります。その代わりとして勤務するのです。学校は数多くあるため、必ずどこかで講師が常に必要となっているのです。

普通に学級担任にもなりますし、職員会議にも出席します。勿論授業参観や懇談会も行います。本当に普通の学校の先生です。周りの保護者から見ると、違いは分かりません。

一旦まとめ

話が長くなってきたので、まとめてみたいと思います。

  • 学校の先生になるためには「教員免許」が必要。
  • 大学か通信大学で教員免許は取れる。
  • 教員採用試験に合格するか、教育委員会に登録することで学校で働くチャンスを得られる。

つまり、教諭や講師、どちらかを問わないのであれば、教員免許さえ取れれば先生になることは可能なのです。

ただし、長く、一生涯の仕事にしようと考えているのであれば、やはり教員採用試験に合格したほうが良いと思います。

先生になるために必要な+α

ここまでで紹介してきたのは、「先生になるまでに必要なこと」でした。

ここからは、「先生になってから必要なもの」を簡単に紹介したいと思います。

先生の仕事内容は多岐にわたります。実際に先生になってみて、「思っていた仕事内容と違う」と思う人も少なくないかもしれません。

基本的には以下の5つが主な仕事内容となります。

  1. 授業
  2. クラス活動
  3. 保護者対応
  4. 校務分掌
  5. 研修

1つずつ紹介していきます。

授業・掲示物・成績

毎日の授業です。必要ならば予習をする必要があります。また、授業で使用する教材を作ることもあります。

また子供たちの制作物を掲示することもあります。クラスの人数分掲示するため、案外時間がかかります。

また、テストの採点、成績付け、成績表作成などもあります。成績を付けること自体、日ごろから行っていけばそれほど大した作業にはなりませんが、子供一人一人の行動に対する言葉を考え成績表に書く作業があります。これがかなり大変な仕事となります。

クラス活動

「クラス活動」としましたが、要するに授業以外の生活指導です。

これが上手くいかないと授業をまともにできなかったり、ひどい場合には学級崩壊を起こすことがあります。

逆にこれが上手くいくと、授業は円滑に進めることができますし、それにより子供たちの成績を伸ばすこともできます。何より、先生自身が楽しく仕事をすることができるようになります。

なので個人的な意見としてはここが一番の重要ポイントだと思います。

保護者対応

クラスの子供たちの後ろには保護者がいます。常日頃より、しっかりとコミュニケーションを取っていかないと、万が一の時に自分が苦しむことになります。

校務分掌

簡単に言うと、学校運営するために必要とされる業務です。

大抵1人1つの何かしらの分掌を担当することになると思います。学校規模にもよりますが、小さい学校の場合、複数の分掌を1人で担当することは普通にあります。

研修

授業の質、教師の質を上げるために行う研修です。放課後に行われることもありますし、他の学校や施設に行き、研修を行うこともあります。

平均的な能力は必要

これら5つの仕事は、それぞれ必要とされる能力が異なります。そのためすべてを完ぺきにこなす先生は非常に数が少ないです。

経験によるところが多いのですが、どれもそつなくこなせるレベルがないと先生の仕事は難しいかもしれません。

とはいえ誰も初めからできるわけではありません。努力して1つ1つの仕事ができるように成長していっています。分からないことは周りの先生が教えてくれますし助けてくれます。

なので、周りの先生を敵に回すことだけは避けた方が良いです。特にベテランの先生は敵に回さないようにしたいです。

一番重要なこと 同僚との付き合い

学校でうまく仕事をする上で重要だと思うことが、「周りの先生との付き合い方」だと思います。これは本当に重要です。

学校は縦社会です。基本、上司の言うことは絶対といったスタイルです。上司というのが校長、教頭、教務、主任などです。

こういった役職に就く先生は、それなりの経験のある人たちです。そのため、彼らに嫌われてしまうと非常に仕事がしにくくなります。

また、何か分からない時には、自己解決せず同僚の先生に質問します。先生という職業柄、質問をすると答えてくれる先生が多いのですが、全員がそうとは限りません。

なので、同僚の先生に嫌われてしまうと、自分の仕事を円滑に進ませることができず、それが授業や保護者対応へも影響が出てしまうことがあるのです。

そのため、コミュニケーション能力の高い先生ほど、楽しそうに仕事をしていますし、その割に仕事が早いです。上手く周りに助けてもらいながら仕事をしているのです。

このようなこともあるため、できるだけ同僚の先生とは仲良くできるよう、日頃から気を付けていたほうが良いと思います。

まとめ

学校の先生には、教員免許を取ればだれでもなることができます。その教員免許も通信大学で必要な単位数取得すれば取ることができます。

その後、教員採用試験に合格するか、市町村に講師登録することで教壇に立つことはできます。

教員としての仕事内容は多岐にわたり、業務内容によっては得意不得意がどうしても出てくるかと思いますが、非常にやりがいのある仕事だと思います。


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