二兎追うものは一兎も得ず 1つ1つ弱点を克服していく

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受験が近くなると、教えるほうの教師も、教えられるほうの生徒も必死になってきます。実際、教師側としては常日頃から必死なのですが、生徒は案外必死ではないのです。しかし、受験を目の前に向かえるとさすがに危機感を感じるのか、本気になる生徒が多いです。

しかし、数ヶ月まじめに勉強したところで、成績が一気に上がるのは至難の業です。教師側としても生徒が必死になってくれているのでチャンスなのですが、今までの基礎が充実していないと、基礎からの復習と応用問題を一緒に教えていかなければならなくなります。

するとやはり、二兎追うものは一兎も得ずで上手く成績を上げることが出来ません。そこで私としては、基礎に重点を置いた教え方を実行しています。応用はなるべく宿題にし、その次の授業のときに解説をします。

全てにおいて基礎は大切です。こんな生徒がいます。常に英語ではよい点数を取ってくる生徒。しかし、1~20まで英語で書かせたところ書けないところがある。実際問題として出てはこないにしても、そのくらいは書けていたい。そのため、受験のような全ての範囲から出題される問題になると、基本的なミスを犯してしまう。生徒自身は、毎回定期テストではよい点数を取っているため、全範囲から出題されるテストで点数が取れないといじけてしまう。そしてやる気を失くす。

本当はそこで私たちもやる気を出させなければいけないのですが、それがなかなか難しいのです。そんな時私は、なるべく励まし、時に現実をつきつけ、その中にも笑いを入れ話すようにしています。どんな職業でも同じことが言えると思うのですが、まじめな話をしていても、話の腰を折るほどではない笑いを入れると、相手の注意をひけるものです。

私のやり方が正しいとは言いませんが、今のところはこの方法で上手くいっています。学校の先生はどのような形で、そのような状況のとき指導されているのか知りたいです。

この記事を書いた人
通信教育で教師を目指す編集者

国内でも通信大学に関する情報サイトとしてはTOPクラスで長い運用歴を誇る当サイトを運営。
海外留学後、日本の大学を卒業。家庭教師や学習塾で講師をしながら通信大学で小学校教員免許を取得。
その後、小学校で複数年クラス担任として教壇に立つ経験を持つ元小学校教員。
2004年より前進となるサイトの運営を開始し、これらの経験を交えて現在のサイトとして確立し現在に至る。通算20年以上教育業界には携わり続け、2022年より小・中・高生向けの学習塾を開講。

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