家庭科の教員免許状取得可能な通信大学の詳細を紹介しています。
家庭科の教員免許は通信大学で取得することができます。しかし2024年時点では日本に1校しかありません。
それは日本女子大学です。
家庭科の教員免許が取れる通信大学
家庭科の教員免許を取ることのできる通信大学は以下の通りです。
日本女子大学
教員免許 | 幼稚園、小学校、家庭、保健、学校図書館司書教諭 |
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資格 | フードスペシャリスト、二級建築士・木造建築士、繊維製品品質管理士 |
学費 | 16万1,140円 |
家庭科の教員免許を通信大学で取るなら日本女子大学
家庭科の教員免許が取れる通信大学は日本女子大学しかありません。
そのため、他の通信大学を選択するという選択肢がないのです。
最短2年で取得可能
家庭科の教員免許は最短2年で取得することが可能です。
最短2年で取得するためには「最終学歴が4年制大学卒業である」必要があります。そして3年次に編入することで最短2年となるのです。
もし最終学歴が4年制大学卒業ではなく、大学中退であったり、高校卒業である場合には、2年次編入であったり1年次入学となります。その場合には最短3年~4年となります。
中学と高校の免許を取得
家庭科の教員免許を取得することができるのは、「食物学科」となります。
このどちらかの学科で、中学と高校の家庭科の教員免許を取得することができます。
食物学科
- 基礎科目
- 食品学系
- 調理学系
- 栄養学系
- その他
以前は「生活芸術学科」があり、こちらでも家庭科の教員免許が取れたのですが、2024年の4月より募集が停止されました。
家庭科の教員免許の取り方 2年で取得可能
家庭科の教員免許は、通信大学を利用することで2年で取得することが可能です。
イメージとしては以下のようになります。
以上の流れは家庭科の教員免許だけではありません。他の教員免許も同じような流れとなります。
勉強の流れ
通信大学での勉強の流れを紹介します。
- テキスト科目
- スクーリング科目
テキスト科目
主にこの2つで単位を修得していきます。
テキスト科目については1年度あたり最大20科目まで登録可能です。テキストを基に勉強をしていきレポートを作成し提出。そして合格を目指すといった形となります。
レポートに合格しただけでは単位は修得できません。その科目に関する試験にも合格する必要があります。
スクーリング科目
大学やインターネット上で直接授業を受けるのがスクーリングとなります。
スクーリングでしか習得できない単位は、必ず参加し合格する必要があります。
教員免許は通信大学では取れない 免許を取るための単位を取る
通信大学で教員免許が取れるわけではありません。通信大学では、「免許を取るための単位を取る」のです。
そしてその単位は、レポートや試験、スクーリングに合格することで修得することができます。
そのため通信大学で勉強している間は、とにかくレポート作成と試験をどんどんこなしていく必要があります。
最終的に家庭科の教員免許を取るために必要な単位が揃ったら、教育委員会に申請することで教員免許状が発行されることになります。
どんどん勉強しないと進まない
通信大学での勉強は自分次第です。
単位を取らなければ先に進めません。時間が経てば単位が取れるというものではないのです。
そのためかなりのペースで勉強を進めないと、最短2年で必要単位を修得することは難しいでしょう。
よくある質問
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