教員採用試験は、各都道府県で毎年行われています。それに伴い、各都道府県での試験のスタイルは似て非なるものです。
大抵の都道府県では、1次試験と2次試験があります。
1次試験は、一般教養、教職教養、専門教養といった物の中から出題されます。この全てから出題してくる都道府県もあります。更に面接があります。面接も各都道府県により異なり、一回だけのところと複数回行うところがあります。
2次試験は、かなり各都道府県で試験スタイルが異なってきます。1次試験のように筆記試験を課すところもあれば、筆記試験はなく面接と実技だけといったところもあります。
試験の難易度もそれぞれです。
1次試験での筆記試験がとても難しく、2次試験がとても難しい場合や、その逆の場合があります。各都道府県により、何次試験を重要視するのかが異なってくるのです。
【A県】
1次試験は簡単で、8割方合格する。2次試験でも筆記試験があり、1次試験の筆記試験よりも難易度が上がる。集団討論と個人面接が1回ある。典型的な2次試験型の県である。
【B県】
1次試験は広範囲から試験が出題される。難易度も多少高めである。面接は3対1形式である。2次試験では、集団面接1回、個人面接2回、実技があり、面接重視型の県と言える。
このように、各都道府県により、かなり試験のスタイルが異なってきます。教員採用試験を受ける際には、受験する県の試験内容をしっかりと調べた上で勉強してください。
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