教員免許は1種、2種、専修と3つに分かれています。一般的に多くの教員が持っている免許は1種です。
2種を取り終えた後、数単位取得することで1種を取得することができます。
結論から言いますと、教員採用試験においてはそこまで大きな差は出ません。しかし「どちらを選ぼう」となった際には1種が有利となるようです。
大きな差はないとされているが1種が有利
これは、ある情報筋から仕入れた情報です。
ある講師がいました。その講師は『教員免許2種』を持っていて、教壇に立っていました。毎年、正規の職員つまり教諭になりたくて、教員採用試験を受けていました。
しかし、ある日現場の上司である教諭がその講師に言いました。
『教員免許は1種でないと教員採用試験に合格しにくいよ』と。
簡単な話、教員採用試験で教員免許1種を持っている人と教員免許2種を持っている人が、同じ点数をとっていた場合、そしてそのうちどちらか一人を合格させたいと考えている場合、教員免許1種を持っている人を合格させるのは、ごく自然のことです。
2種で合格した場合も後に1種を取ることに
こんな話もあります。
教員免許2種で教員採用試験に合格した人が、学校側からの指示で講習を受け、1種をとったという話です。このような話はよく聞きます。つまり、いずれにせよ教員免許は1種でないと正規の教諭としては格好がつかないと言うことでしょう。
ですから、教員免許を2種で満足している方がいるとは思いますが、できることならば教員免許1種までとることを強くオススメします。