現在教員免許を取得するためには、「介護実習」に行かなければ行けません。
介護実習とは、「老人ホーム等の介護施設に行き、体の不自由な人のお世話をしながら、人間として必要な知識、経験を得る」という体験です。
この実習には色々な制約があり、1年前から実習の申し込みをしなければなりませんでした。
実はこの実習は言葉は悪いのですが、非常に厄介な科目であると私は思いました。
介護実習が厄介な理由 申込期限を忘れない
実習自体は全く問題ありません。問題となるのは申し込みのタイミングです。
明星大学のサイトには以下のように書かれています。
「介護等体験」実施にあたっては年1回、大学が一括して申請手続きを行ないます。体験先・体験期間の自己開拓、個人交渉は一切できません。
大学側が一括で介護実習先に申請をしてくれるのですが、それが1年に1回だけなのです
私の時は、介護実習へ行く予定の約1年前までに、介護実習に参加するという申し込みをする必要がありました。つまり申込期限を過ぎてしまうと、さらに在学年数が1年延びてしまうということです。注意が必要です。
良い点としては教育実習のように自分で実習先を探す必要がないという点です。その点は楽ではあるのですが、逆に言うと、実習先がどこになるのかが分からないということです。
実習地は住まい周辺
明星大学は東京にあり、私の住まいは静岡県でした。そして実習先は車で行ける範囲内でした。住んでいる地域周辺にある実習先に申請を出してくれるようです。
※もし実習先が住んでいる地域以外や遠隔地になってしまったという人は情報提供していただけたら幸いです。
実は・・・の話
他の実習生に話を聞いたのですが、実習先で辛い目に合うこともあったそうです。
これは介護実習での話です。地域でもあまり評判のよくない社会福祉施設がありました。そこが実習先となってしまったのです。
案の定、実習期間中、そこで働くスタッフから嫌な態度をされたとのことでした。そのようなこともありますので、地域の情報を集めておいて「ここだけは嫌だ」という実習先があるようなら、早めに大学側に伝えておくのもよいかもしれません。意見が受け入れられるかはわかりませんが、試してみる価値はあるかもしれません。
期日は絶対に守ろう!
繰り返しますが、介護実習の申し込みには気を付けてください。
通信大学で勉強をしていると、レポート作成や試験対策のため、ついついそれ以外の申し込みが忘れがちになってしまいます。学校に通っていれば学校側から案内があるため、忘れることはないのですが、自分ですべて管理していると忘れがちになってしまうのです。
申込期間を逃してしまうと、その年は実習に行くことができないため、繰り返しですが注意するようにしてください。