家族システム論

家族は個々の家族メンバー同士の相互関係により成り立っている生きたシステムであるとみなすもの。特定の子どもに何らかの問題行動が生じた場合、たまたまその特定の個人において問題が表面化したけれども、その問題の根はその個人ではなく家族という全体としてのシステムにあるとみなす。

母子関係、父子関係、夫婦関係、兄弟関係、祖父母との関係、祖母と母親との関係など個々の家族メンバー同士の関係性を検討し、それをもとに家族システム全体を変えることで解決しようとするのである。

また、母親の養育態度が子どもに影響するというような一方向の因果の流れを想定せず、双方向の因果の流れ、円環的な因果の流れを想定する。たとえば、子どもの個性が母親の養育態度に影響するといった方向も想定する。

さらには、目的論的な見方もとる。たとえば、子どもに生じた問題行動の背後には夫婦関係の希薄さや父親役割の欠如があり、子どもの問題行動の出現によって夫婦が密なコミュニケーションをとったり、父親が父親らしく振る舞うようになったりした場合、その問題行動には歪んだ家族システムを健全な方向に向けて変革する意味があったとみなすのである。

この記事を書いた人
通信教育で教師を目指す!

国内でも通信大学に関する情報サイトとしてはTOPクラスで長い運用歴を誇る当サイトを2007年より運営。
海外留学後、日本の大学を卒業。家庭教師や学習塾で講師をしながら通信大学で小学校教員免許を取得。
その後、小学校で複数年クラス担任として教壇に立つ経験を持つ元小学校教員。
2004年より前身となるサイトの運営を開始し、これらの経験を交えて現在のサイトとして確立し現在に至る。通算20年以上教育業界には携わり続け、2022年より小・中・高生向けの学習塾を開講。

保有資格:小学校教員免許(明星大学で取得)
運営:通信教育で教師を目指す
運営についてポリシー
監修: 編集長(元小学校教員/IT会社代表+学習塾経営)
監修範囲:全体構成・数値整合性
最終監修:各ページ上部に記載

他の監修:現役小学校教員T(公立小学校 教諭/教員歴20年・小学校教諭専修)・・・※実名非公開の理由:現職のため/編集部確認:教員免許・在職を確認済み

他の監修:大学教授T(私立大学 教授/専門:教職課程)・・・※実名非公開の理由:勤務先規程による/編集部確認:在籍と担当科目を確認済み

編集ポリシー:一次情報(編集者の実体験・各大学の学費ページ・文科省統計)に基づき年次更新。誤り報告は<問い合わせ>まで。

通信教育で教師を目指す!をフォローする
か行
タイトルとURLをコピーしました