学級集団

学級担任および子ども達によって計画された学習および生活を営む場であり、教師および児童からなる準拠集団をさす。普通は、単に「学級」と呼ばれるが、「学級集団」という場合は、その集団性が重視され、集団の教育力が強調される。この学級の集団的側面に着目して、学級づくりとか学級集団づくりと称される営みが展開される。  

学級集団は、一般に、次のような特質を持っている。

(1)数10名の同年齢の児童・生徒によって編成され、その存続の期間は少なくとも1年以上と比較的長期にわたる。

(2)学級編成にあたって、各学級間の均質化に重点が置かれる。

(3)集団成員の相互の関係は対等とされる。

(4)学級担任が1年間あるいはそれ以上、継続的に児童・生徒を担任して指導する。

(5)児童・生徒には、学級担任や所属する学級を自ら選択する自由は認められない。

などである。  

学級担任には、このような学級を、児童・生徒の思考力、道徳性、人格などを育てる教育の場にすることが求められている。すなわち、学級集団成員相互の人間関係を深め、開かれた学級の雰囲気を醸成し、相互の存在を認め受容し合う集団構造をつくり、学級を集団成員にとって学習および生活の場にする、創意・工夫のある実践の展開が学級担任に期待されている。

 

 

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