学校経営の近代化

1960年ごろ以降、それまでほとんど組織的発想をもたず経験と勘とコツに頼っていた学校経営を、合理性・能率性の観点から捉えなおすことが主張され、その取り組みが行われた。それは、テーラーの科学的管理法を中心とした合理化の考え方に依拠して、学校経営組織を、校長・教頭の経営層、主任の管理層、教員の作業層という三層構造で捉える「重層構造論」を唱えた。こうした主張と試みが学校経営の近代化と呼ばれる。  

これは中央集権的な教育管理体制を志向する当時の政策的ニーズに合致する側面をもっていたが、学校経営を「科学的」に捉えなおそうとした試みとして重要である。しかし、後にそれは合理性・能率性の偏重によって民主性を軽視した点などで強い批判をあびた。

 

 

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