第4の領域

「第4の領域」とは、中教審第一次答申「二一世紀を展望した我が国の教育の在り方について」(1996年7月)の中で提言された言葉で、それは「従来の学校・家庭・地縁的な地域社会とは違」って、「同じ目的や興味・関心に応じて、大人たちを結びつけ、そうした活動の中で子供たちを育てていく」諸々の活動を指す。

その例としては、青少年団体の中ではスポーツやキャンプ、ボランティアの活動、青年の家、少年自然の家、民間教育事業者が提供する体験学習プログラムなど、「従来の地縁的な活動」とは異なる「目的指向的な活動」が挙げられている。

そして同答申では、この「第4の領域」を育成していくべきであるとし、行政に対してその育成に積極的に取り組むよう求めている。また、2000年4月の中教審答申「少子化と教育について」でも「第4の領域」の育成が提唱されている。  子どもたちにとって地域とは日常の生活の場であり、子どもたちの活動の場は、本来、学校と家庭を含めた身近な地域社会で行われるべきである。

「第4の領域」はこれを否定するものでは決してないが、「第4の領域」を育成していく中で、同時に、学校・家庭・地縁的な地域の機能の底上げをも図っていくような展望を持つことが望まれる。

 

 

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