学校の先生同様、塾の講師にも様々な人がいます。
塾は基本的に成績を上げる場所です。ということは、塾の講師にとくに必要なのは、生徒の疑問点をしっかりと把握し、問題をその生徒に合った方法で解決しなければいけません。
しかし、それが出来ない先生が数多くいるのが現状です。
なぜでしょう?
自分が勉強ができてしまったがゆえに
先生や講師は、基本勉強が得意です。しかしだからこそ、教えるのが下手であるケースがあります。
塾に行ったからといって成績が上がるわけではありません。
なぜなら、なぜ生徒が問題に悩んでいるかを理解できない講師がいるためです。これは学校の先生にも通じるところです。
多くの先生は、自分が学生の時にはある程度勉強ができています。とくに勉強に悩んだ経験を持っていない人もいることでしょう。
そのため、なぜ教える生徒が問題が解けないのか、どの部分を理解できないのかを理解できないことがあるのです。
ですから、何度説明しても間違えてしまう生徒を目の前にすると感情を出してしまう先生も少なくありません。
怒る人。戸惑う人。無視する人。
これでは駄目です。どんな状況においても冷静に対処しなければいけません。
わからないところを理解する
どこで生徒が悩み、どうすれば解決できるのかを一緒に考える必要があります。
- 何に悩んでいるのか。
- なぜ悩んでいるのか。
- どうしたら理解できるようになるのか。
- どうしたら通じるのか。
これらを教える側は理解する必要があるでしょう。
そして一緒に同じ問題に取り組むことで、教師と生徒の間の関係も深くなります。
教え方が上手くなくても人気の先生もいる
勉強の教え方が上手くなくても、人気のある先生を見たことはないでしょうか。
実はよくある話です。
正直、教師の教える力があまりなくても、何かしらの魅力があれば生徒は付いてくるものです。
また、教師の魅力が生徒のやる気を引き出すこともあります。
「あの先生好きだから、その先生の教科も好きになる」
中学生あたりだとよくあることです。
そもそも勉強というものは自分自身で行うものです。自分で行うことのきっかけがあればよく、それが好きな先生ということでもよいのです。
最後に「先生」という肩書きを持った人に一言いいたいことがあります。
生徒との信頼関係を築くことが何よりも一番大切なことです。
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